2人目が欲しかった私はまた一つ壁にぶつかっていた。
そう 夫婦の関係は 決して良好では
なかった
連絡事項ですら
反応が薄くて
何も会話が広がらず
たわいもない会話など
皆無だった
そんな中 2人目をどうしたら
授かれるのか それもまた悩みの種だった
とりあえず排卵検査薬は使っていた
タイミングを見て お願いするしかなかった…
それがまた苦痛だった
3人産むことに使命を感じていた私には
プライドとか 恥じらいとか
虚しさとか 寂しさとか
そんなの どうでも良くなっていた
いい意味で開き直れていた
もう愛とか そんな感覚は
とっくに見失っていた。