ただただ
めんどくさそうだった
涙が出てきたり
辛いと口にすると
こう返ってくるのでした
『だったら 産まなきゃよかったじゃん』
そうゆう
ことを何の悪気もなく
当たり前のように言う人でした
お弁当を作ったところで
ありがとう
そんな言葉を 夫からかけてもらうことはなかった
最大のコミュニケーションである
ありがとう
ごめんなさい
自分にとって大切な
この言葉を
10年間 なかなか 使えない人を
パートナーに選んだのだ
そんな感覚で、日々を過ごしていた
育児で 寝不足だけど
毎朝 静かに お弁当を作るようにした
子供が寝たタイミングだから
四時に作ったり
三時に作ることもあった
なるべく音をたてずに
静かな静かなお弁当作りに
何もかも必死だった
色んなものをつなぎ止めるため
何かを守るため
ただ必死だった
これから 何も改善されないなんて
夢だと思ってた
私は 夫が好きだった
だから 修復したかった
そんなマスク（私にとっては）のことで
険悪なのが 嫌だった
今 思えば 話し合いができない夫が
普通ではないことに 気づかなかったし
気づけなかった
喜んでもらいたい
精神的に参ってる私が
初めての育児に向き合いながら
夫に1番気を使うようになった
使い方は 空回りだった
何も届かず 何も変わらなかった
『そんな つもりじゃないよ』
『初めての子育てで ちょっと神経質になっちゃってるんだ』
『言い方悪かったかな ごめんね』
話せば 誤解だって
わかってもらえると思ってた
それに対して 夫は心を開くことはなかった
話し合いができなかったのだ
何も解決しなかった
モヤモヤだけが残ることになるなんて