岡山のむかし話101選

2007-12-04 10:24:27 | Weblog

  先日調べものをしたくて蒜山図書館に行ったところ
  目的のものはなかったものの、館内を廻っていると
  とても興味深い本に出逢いました。

  「岡山のむかし話101選」
  
  ただのむかし話ではなく「語り」と言うところに強くひかれ
  胸をときめかせながら手にし、パラパラとめくっていくと
  蒜山のむかし話も載っていました。
  興味深く読んでいくと自然に笑みながら読んでいました。
  私たちが普段使わない、知らないような方言がとても愉快で
  ええっー???わからん・・・・と言うような方言もありました。
  またその方言がとても臨場感あふれ、実際に語りを聞いているような
  錯覚にもなり地方ならではの「語りのむかし話」は
  どことなく温かで人のぬくもりを感じさせてくれるものでした。
  と同時に・・・・・
  実際に聞いてみたい!!と思う気持ちも強く沸いてきました。
  
  最近では蒜山のちびっ子や、若者たちも日常の生活の中で
  標準語をしゃべる子が多くなりました。
  それはそれでいいことなんかなぁ・・と思いながらこの本を読んで
  いるとアスピ自身も知らない言葉も多く大事な蒜山の言葉や伝統、
  文化が薄れていくような気にもなります。

  1冊の本との出逢いで小さくて大きなヒントをもらった感じです。