先日調べものをしたくて蒜山図書館に行ったところ
目的のものはなかったものの、館内を廻っていると
とても興味深い本に出逢いました。
「岡山のむかし話101選」
ただのむかし話ではなく「語り」と言うところに強くひかれ
胸をときめかせながら手にし、パラパラとめくっていくと
蒜山のむかし話も載っていました。
興味深く読んでいくと自然に笑みながら読んでいました。
私たちが普段使わない、知らないような方言がとても愉快で
ええっー???わからん・・・・と言うような方言もありました。
またその方言がとても臨場感あふれ、実際に語りを聞いているような
錯覚にもなり地方ならではの「語りのむかし話」は
どことなく温かで人のぬくもりを感じさせてくれるものでした。
と同時に・・・・・
実際に聞いてみたい!!と思う気持ちも強く沸いてきました。
最近では蒜山のちびっ子や、若者たちも日常の生活の中で
標準語をしゃべる子が多くなりました。
それはそれでいいことなんかなぁ・・と思いながらこの本を読んで
いるとアスピ自身も知らない言葉も多く大事な蒜山の言葉や伝統、
文化が薄れていくような気にもなります。
1冊の本との出逢いで小さくて大きなヒントをもらった感じです。