こんにちは、アスシア不動産です。
住宅の建材としてアスベストが使用されていた時代。
その特性を活かして多くの家や建物に取り入れられていました。
しかし、健康への影響が明らかになり、使用が禁止されるに至りました。
アスベストとはどのようなものだったのか、そしてなぜ禁止されたのかをご紹介します。
いってみよー\( 'ω')/
アスベストとは?
天然の鉱物で、耐熱・絶縁性に優れているため、建材として使われていました。
どこで使われていたか:
特に断熱材、吸音材、屋根材、瓦など、住宅のさまざまな部分に使用されていました。
アスベストの名前の由来は、古代ギリシャ語の"ἄσβεστος"からきており、「不消滅の」という意味があります。
耐熱性を持つことからこの名が付けられました。
健康リスク:
アスベスト繊維の吸入は、肺がんや中皮腫といった重篤な疾患を引き起こすリスクがあると指摘されています。
日本の規制:
2005年、アスベストの製造・使用・輸入が全面的に禁止されました。
禁止前の主な供給地:
かつてアスベストの主要な産地としては、カナダやロシア、中国などが挙げられます。
代替物質の登場:
アスベスト禁止後、セラミック繊維やガラス繊維などが代わりの材料として普及し始めました。
東京都内の例:
東京都内でも、アスベストが使用されていた建物が多数存在し、取り扱いや撤去作業には特別な注意が必要とされています。
実は、ローマ時代にもアスベストが使用されていたと言われています。
古代ローマの高貴な人々は、アスベスト製のテーブルクロスを持っており、それを火にかけて汚れを燃やし、綺麗にしていたという話が伝えられています。
未来の対応:
日本では、アスベストを安全に除去・処分する技術や知識の普及が進められています。
これにより、健康リスクを最小限に抑える取り組みが続けられています。
アスベストの使用は、健康へのリスクを理解することで日本をはじめとした多くの国々で禁止されています。
しかし、その歴史や背景を知ることで、今後の安全な生活づくりに役立てることができるでしょう。