「惑星シリーズ」
この作品は2008年開催の新作展
「僕と君 8 color planets」
で発表した新作8点で
大きな作品への挑戦として描きました。
↓ コレ ↓
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2014年11月 作品展「TON TONE」より
1枚で1つの作品として成り立つのはもちろん
8枚全部で1つの作品としても捉えられ
また、隣合う2枚の作品同士が対になる。
1枚ずつに惑星のイメージが重ねられ
それぞれに色のテーマがあり
色の並びに並べると
隣の作品に少しずつ干渉し合う。
など、様々な角度から見られる作品です。
そしてこれ以外にも色々なエピソードがあります。
見れば分かるもの、
薄々感じるもの、
言われなくては分からないもの・・・
昨年秋の作品展「TON TONE」では
ギャラリートークを開催しました。
ギャラリートークのテーマは6種類あったのですが
そのひとつが、この「惑星シリーズ」。
描き始めたきっかけから
隠されたエピソードなどをお話しすると
皆様がより作品を近く感じてくださるのが分かり
とても楽しく、嬉しい体験となりました。
そして、ネタ満載なこのシリーズは
お話しするのに、とってもいい題材でした。
作品も大きく、8枚並ぶと迫力もありますからね。
今回、マットにラインを描く際、
改めてこの作品を描いた時の構想ノートを見ながら描きました。
単純に、色の設定を調べたかった、というのもありますが
その時、どんな想いでこの作品を生み出したのか、
どんな想いを込めたかったのか、
当時の想いが、懐かしく、強く、重く、痛く・・・
蘇りました。
そして、その想いを新たに繋げてラインを伸ばしました。
あの時の想いを壊さないように。
あの時から、なんと、もう7年も経つようです。
作品を描くような気持ちで
過去の作品に触れる、というのは
これまた面白く、新鮮な瞬間でした。
ギャラリートークの時はすっかり忘れていたネタや
ギャラリートークなどでは決して語れないエピソードも
あったり、なかったり、あったり・・・(笑)
惑星シリーズに合わせて
ブログのテンプレートを宇宙っぽいのにしてみたが・・・
変わりっぷりにビックリするw
今月はこれでいきます!