ちっさいアトリエ。

ただいま洋裁教室に通い中。ゆっくりのんびりな成長の記録とその他モロモロ。

母へ

2011年08月13日 | 洋裁
私に最初に洋裁を教えてくれた母。
いつかお返しがしたいと思っていました。

母は、姉や妹や私にワンピースをよく作ってくれました。

私が小学校高学年になった頃からは、母に教えてもらいながら、自分で作るようになりました。
水玉柄、チェック柄、淡い花柄にフリル、ジョーゼットのツーピース、レースの襟の付いた秋用、胸元がドレープになったロング丈などなど、色々作りました。

時間がかかるし大変だけど、楽しくて達成感がありました。

大人になってから趣味として洋裁を楽しむようになってから、つくづく、幼い頃からごく普通に洋裁に慣れ親しむ環境を与えてくれた母に感謝するようになりました

そして、いつも作るばかりで、作ってもらう嬉しさを感じたことのない母へ、手作りの服をプレゼントししようと心に決めていました。

福岡にいる母に試着してもらうことはできないので、シンプルなデザインのツーピース。母の好きな花柄です。

郵送してからしばらくして、実家に電話。基本的に対人関係に関しては不器用な人なのですが、喜んでくれていることがわかりました。

出来上がった自分の服を着てみたときの喜びも最高だけど、大切な人が自分の作った服を喜んで着てくれるというのは、心が温まるものですね。

何より、そんな相手がいることの幸せに気付きました。

いつまでも元気でいてくれますようにと心から願います

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