おじい 仰天エピソード

うちの　おじいは　ちょっと、いや　かなり変わったおじいさんでした。

数年前、電動自転車を買いたいと言い出して
自宅から１０キロほど離れた　繁華街へ向かいました。

そこで、電動自転車を購入したようです。
そこまでは　まだ良い。

で、そこから自転車で自宅まで運転して帰ってきたのでした。
たぶん、９０歳は過ぎていたと思います。

新品の電動自転車を　漕ぎ漕ぎしている　すごい　じいさんがいるぞ！
と、お巡りさんに　途中　職務質問されたそうです。


「おじいさん、それ自分の自転車なの？」

「そうや！　さっき買ったばっかりや！　これから家へ帰るんや！」

「どこまで　帰るの？」

「〇〇町や～」

「えええ？？　１０キロ以上ありますよー」

「大丈夫や！　ワシは１００まで生きるから　丈夫なんや！」

とか何とか、珍問答をしながら　無事帰宅したのでした。
帰って来た時は、家族全員　目がテンでした。

普通、自宅送りにして　自分は電車で帰ってくるだろう！

とにかく　破天荒で　掟破り　型破りな　とんでもない　じいさんでした。


ちなみに私も　どこまでも自転車で　行っちゃう行動力と体力は
祖父譲りかもしれません　(^-^;