佐藤のお母さんとのクロストークを全部載せるこったば日記がおわらね事に気づいたので、若干割愛。
今更。
さて
いよいよ草むしりです。
今までお前何もしてねえぞ、という話ですね。分かっています。
その前に
お母さんがキンキンに冷えたすいかを持って来てくれました!!
「これ食べてから草むしりしよう」
発泡スチロールをテーブルに、ちいさな三輪車をいすにしていただきます!
うん!
うまい!あまい!やばい!
青空仰ぎながら食べるすいかは最高でした。
「お母さんはたべないんだべか?」
「あたしも食べるよ。でもすったけさんはいつもたべられないでしょ?」
食べられないも何もとれたてなんて食べられるなんて思ってなかったよ!
このレベルのすいかは3000円はくだらんよ?
何でも金に換算する欲深い大人になってしまった。
ちなみに家に届いたすいかは私がかりとったすいかでした。
あれも甘くてうまくてやばかった。
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これ。
「こうして農家やってて、自分で育てた野菜をこうして畑の真ん中で食べられることが幸せだ」
この幸せに便乗できる自分はもっと幸せだ。
汗水流さずお野菜いただけるのだから。
もっとたくさんの人と共有したいなあ。
今度友達誘おう。
おかあさんがすいかをざく切りにしていく先から
「ほら、どんどん食べて」
と勧められ…うんめぇえええ!!
「んめぇ!!お母さんんめえ!!」
「ほら、どんどん食べて」
「…う、うん…だども、お母さんは?」
「私も食べるよ。でもすったけさんがまず食べなさい」
わんこそばならぬわんこすいか状態。
おかあさん、すいかまるっと全部切ってしまった。
切り終わった後にお母さん一言。
「私はそんなにたべられないからね。がんばってね」
「うそん!!」
「大丈夫、すいかなんて水だ。全部トイレで出しちゃうから」
「んだな!へばいただきます!」
今思えば…「んだな!!」でえがったんだべか…。
すいか大一個まるまるだったので…よく食べられたなと自分をほめてあげたい。
そんだけうまいすいかだったという事です。
すいかはみずみずしくて甘かったです。
最高です。
あ、すいかは食べるのに夢中で写真撮ってません。
何の為のモニ略
すいか食べ終わっていざ!草むしり!
畑を見ればさほどでもない、雑草がぱやぱやはえている程度。
こんなん簡単だかんね!すぐ終わっちゃうかんね!!
「この雑草はそんなに力入れなくても抜けるから楽だよ」
まかへれ!!
全部むしり取っちゃうかんね!!
数十分後
まだおわらねっけのな…
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うぬぅ!雑草にくらしい!!
「山形だとこれ売ってるらしいね。料理して食べられるんだって」
「秋田は?」
「私は食べた事ないなあ」
わもね。
はぁ…たった数十分しか経ってないのに膝に激痛が。
お医者さんは「運動するな」とは言ってたけど「草むしりするな」とは言ってなかったから大丈夫だべ!とたかくくってたけど…これは痛すぎる。
「お母さんすいません、ちょっと休ませてけれ」
まだ先は長いのになあ。これしかできないとは情けない。
悔しいなあ。
よいしょと畑の脇に座り、おかあさんの背中をみつめていると、急にもの悲しい気持ちに。
……お母さんがもし体をこわしたら、この畑はどうなっちゃうんだろう。お父さんが体こわしちゃったら…お米どうなっちゃうんだろう。
そんな、誰もが一度は感じた事がある不安。
今はこうやって元気に草むしりをしているおかあさんだけれども、時が経てば必ずやってくるだろう。
農作業は思った以上に過酷だ。
自分は草むしりだって満足にできなかった。
それをお母さんはずっとやってきた。
頼もしくもあり、心細くもある。
お母さんにしかできないこと、いっぱいあるんだけどな。
草むしりの後は長靴を畑沿いの川で洗いました。
「ここの川はきれいだから洗えるよ。入ってごらん」
子供のごとく、ばちゃん。
「しゃっけ!これのめるべか?」
「飲むのはだめだ。昔は飲めたけど今は変なモンが混じってる」
残念だ。
蛇喰の上流の水は飲めたけどなあ。
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the 蛇喰の川(北の又)
ここの場所は本当にお気に入り。
また来たいな。
北秋田も素敵スポットがたくさん。
土をきれいにおとして、長靴を返して、次は桧木内川を見に行きます。
お母さんのお気に入りスポットだそうで、とてもとても楽しみだ。
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はい到着!早!
川沿いに花壇がずらりと並んでいました。
「これはこの近所に住む人達が世話しているんだ」
なんと!!
花壇、ずらーーーーーーーっと並んでおった。
写真におさめるの忘れた←またか
「ここの川は泳げるべが?」
「今は泳げない。昔は魚とか川底がすぐ見えたもんだけど…最近はほら」
…ああ、ごみが
「川を大切にしない人が増えてるって事だ」
なんと。
川はごみばこじゃないのになあ。
それでも、桧木内川は曇り空でも青く見えました。
「お母さん、曇ってるのにここの川は青く見えます」
「こけかなあ?」
こけがはえてる川は豊かな証拠。
全然話違うけど、こけはウィルスをとり込んで綺麗な酸素を吐き出してくれる。
こけのさらにいいところはインフルエンザなどのウィルスすらとり込んでしまうという…強ぇな!
どこぞの落語家さんはこけを一生懸命増やして商売に繋げようとしているとかどうのこうの。
人の手で育てずともここにこけはいっぱいあるでよ。
森の中にもあるでよ。
お母さんと暫くお話し(また長くなるので割愛)少し歩くと
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うわなつかしい!!
学校の椅子と机!!
「懐かしいなあ!」
「私もこの机で勉強したよ」
「今の子供達もこの机と椅子だべか?」
「そうじゃないかなあ」
机と椅子まで変わってしまったら悲しい。
「東京の子供らは5つも塾に通っているそうです。秋田の子供はどうですか?」
「秋田も同じだよ。東京と変わらない。遊ぶ時間なんて全然ないって」
「5つも?!」
「近所の子なんかピアノにスポーツに塾をいくつか習ってるって言ってたなあ。ほら、秋田は全国で成績がトップクラスじゃない?だから大人達は躍起になって「成績トップを維持するんだ」って遊ぶ暇もないくらい勉強させてるみたいよ」
「……むごい」
子供達がやりたくて勉強させるならまだいいとして、もし子供達がやりたくないのにやらせたら…しかも遊ぶ時間を削ってまで勉強に注ぎ込ませるのだとしたら、将来ろくな大人になりゃしない。
第一日本の教育は世界レベルで見るととても低い。
英語は義務教育に取り入れているにも関わらず外国で通用しない有様。
まんべんなくやらせている割に全く脳みそに入っていない。
正直、時間の無駄だと思う。
忍耐力を養うための勉強だとしたら、森に分け入ってサバイバルゲームさせた方がよっぽど忍耐力も体力も生きる術も付くだろうに。
一体何の為の勉強なんだろうな。
勉強することで社会貢献に繋がるなら子供達の意思を尊重しながら大いにやってもらいたい。
だが、今の日本の教育はその場しのぎでない。
…だいたい成績トップの学校の生徒さんは塾なんか行ってなかっただろうに。
ありゃ先生の教え方のたまものだろう。
一度テレビで秋田の教育現場が取り上げられたとき、本当に素晴らしい先生がいらして感動した。
確かに、こういう先生なら皆頑張ってついていくなあ、大人になった自分ですらこの先生から教わりたいと思ったくらいだ。
素晴らしい先生というのは教え方が上手なだけでなく、子供に勉強の楽しさを伝えられるかどうか、人間的に模範となるかどうかも大事だ。
そんな先生に褒めてもらいたい、先生に見てもらいたい、それだけで頑張る子供だってたくさんいる。
先生に恵まれずとも、独学で一生懸命頑張って成績トップになった子供だっている。
…長くなりました。もういい。
成績トップの事をお母さんは
「別に成績が良くたって悪くたって子供達はそれぞれ違うんだから当たり前。勉強が得意な子がいれば運動が得意な子もいるし、全然違う事が得意な子だっている。それぞれ違った子供達に皆足並み揃えて同じようなやり方で教えて勉強しろ勉強しろって言うのはおかしい」
お母さんは個人のやり方を尊重する。
育ち方や価値観を尊重する。
お母さんは寛大だった。
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川とおわかれをし、雲を眺めながら温泉地へ向かいました。
次は「西木温泉クリオン」です。
道中、へんな雲をみつけたので撮影。
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最近の雲はおかしい。
今更。
さて
いよいよ草むしりです。
今までお前何もしてねえぞ、という話ですね。分かっています。
その前に
お母さんがキンキンに冷えたすいかを持って来てくれました!!
「これ食べてから草むしりしよう」
発泡スチロールをテーブルに、ちいさな三輪車をいすにしていただきます!
うん!
うまい!あまい!やばい!
青空仰ぎながら食べるすいかは最高でした。
「お母さんはたべないんだべか?」
「あたしも食べるよ。でもすったけさんはいつもたべられないでしょ?」
食べられないも何もとれたてなんて食べられるなんて思ってなかったよ!
このレベルのすいかは3000円はくだらんよ?
何でも金に換算する欲深い大人になってしまった。
ちなみに家に届いたすいかは私がかりとったすいかでした。
あれも甘くてうまくてやばかった。
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これ。
「こうして農家やってて、自分で育てた野菜をこうして畑の真ん中で食べられることが幸せだ」
この幸せに便乗できる自分はもっと幸せだ。
汗水流さずお野菜いただけるのだから。
もっとたくさんの人と共有したいなあ。
今度友達誘おう。
おかあさんがすいかをざく切りにしていく先から
「ほら、どんどん食べて」
と勧められ…うんめぇえええ!!
「んめぇ!!お母さんんめえ!!」
「ほら、どんどん食べて」
「…う、うん…だども、お母さんは?」
「私も食べるよ。でもすったけさんがまず食べなさい」
わんこそばならぬわんこすいか状態。
おかあさん、すいかまるっと全部切ってしまった。
切り終わった後にお母さん一言。
「私はそんなにたべられないからね。がんばってね」
「うそん!!」
「大丈夫、すいかなんて水だ。全部トイレで出しちゃうから」
「んだな!へばいただきます!」
今思えば…「んだな!!」でえがったんだべか…。
すいか大一個まるまるだったので…よく食べられたなと自分をほめてあげたい。
そんだけうまいすいかだったという事です。
すいかはみずみずしくて甘かったです。
最高です。
あ、すいかは食べるのに夢中で写真撮ってません。
何の為のモニ略
すいか食べ終わっていざ!草むしり!
畑を見ればさほどでもない、雑草がぱやぱやはえている程度。
こんなん簡単だかんね!すぐ終わっちゃうかんね!!
「この雑草はそんなに力入れなくても抜けるから楽だよ」
まかへれ!!
全部むしり取っちゃうかんね!!
数十分後
まだおわらねっけのな…
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うぬぅ!雑草にくらしい!!
「山形だとこれ売ってるらしいね。料理して食べられるんだって」
「秋田は?」
「私は食べた事ないなあ」
わもね。
はぁ…たった数十分しか経ってないのに膝に激痛が。
お医者さんは「運動するな」とは言ってたけど「草むしりするな」とは言ってなかったから大丈夫だべ!とたかくくってたけど…これは痛すぎる。
「お母さんすいません、ちょっと休ませてけれ」
まだ先は長いのになあ。これしかできないとは情けない。
悔しいなあ。
よいしょと畑の脇に座り、おかあさんの背中をみつめていると、急にもの悲しい気持ちに。
……お母さんがもし体をこわしたら、この畑はどうなっちゃうんだろう。お父さんが体こわしちゃったら…お米どうなっちゃうんだろう。
そんな、誰もが一度は感じた事がある不安。
今はこうやって元気に草むしりをしているおかあさんだけれども、時が経てば必ずやってくるだろう。
農作業は思った以上に過酷だ。
自分は草むしりだって満足にできなかった。
それをお母さんはずっとやってきた。
頼もしくもあり、心細くもある。
お母さんにしかできないこと、いっぱいあるんだけどな。
草むしりの後は長靴を畑沿いの川で洗いました。
「ここの川はきれいだから洗えるよ。入ってごらん」
子供のごとく、ばちゃん。
「しゃっけ!これのめるべか?」
「飲むのはだめだ。昔は飲めたけど今は変なモンが混じってる」
残念だ。
蛇喰の上流の水は飲めたけどなあ。
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the 蛇喰の川(北の又)
ここの場所は本当にお気に入り。
また来たいな。
北秋田も素敵スポットがたくさん。
土をきれいにおとして、長靴を返して、次は桧木内川を見に行きます。
お母さんのお気に入りスポットだそうで、とてもとても楽しみだ。
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はい到着!早!
川沿いに花壇がずらりと並んでいました。
「これはこの近所に住む人達が世話しているんだ」
なんと!!
花壇、ずらーーーーーーーっと並んでおった。
写真におさめるの忘れた←またか
「ここの川は泳げるべが?」
「今は泳げない。昔は魚とか川底がすぐ見えたもんだけど…最近はほら」
…ああ、ごみが
「川を大切にしない人が増えてるって事だ」
なんと。
川はごみばこじゃないのになあ。
それでも、桧木内川は曇り空でも青く見えました。
「お母さん、曇ってるのにここの川は青く見えます」
「こけかなあ?」
こけがはえてる川は豊かな証拠。
全然話違うけど、こけはウィルスをとり込んで綺麗な酸素を吐き出してくれる。
こけのさらにいいところはインフルエンザなどのウィルスすらとり込んでしまうという…強ぇな!
どこぞの落語家さんはこけを一生懸命増やして商売に繋げようとしているとかどうのこうの。
人の手で育てずともここにこけはいっぱいあるでよ。
森の中にもあるでよ。
お母さんと暫くお話し(また長くなるので割愛)少し歩くと
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うわなつかしい!!
学校の椅子と机!!
「懐かしいなあ!」
「私もこの机で勉強したよ」
「今の子供達もこの机と椅子だべか?」
「そうじゃないかなあ」
机と椅子まで変わってしまったら悲しい。
「東京の子供らは5つも塾に通っているそうです。秋田の子供はどうですか?」
「秋田も同じだよ。東京と変わらない。遊ぶ時間なんて全然ないって」
「5つも?!」
「近所の子なんかピアノにスポーツに塾をいくつか習ってるって言ってたなあ。ほら、秋田は全国で成績がトップクラスじゃない?だから大人達は躍起になって「成績トップを維持するんだ」って遊ぶ暇もないくらい勉強させてるみたいよ」
「……むごい」
子供達がやりたくて勉強させるならまだいいとして、もし子供達がやりたくないのにやらせたら…しかも遊ぶ時間を削ってまで勉強に注ぎ込ませるのだとしたら、将来ろくな大人になりゃしない。
第一日本の教育は世界レベルで見るととても低い。
英語は義務教育に取り入れているにも関わらず外国で通用しない有様。
まんべんなくやらせている割に全く脳みそに入っていない。
正直、時間の無駄だと思う。
忍耐力を養うための勉強だとしたら、森に分け入ってサバイバルゲームさせた方がよっぽど忍耐力も体力も生きる術も付くだろうに。
一体何の為の勉強なんだろうな。
勉強することで社会貢献に繋がるなら子供達の意思を尊重しながら大いにやってもらいたい。
だが、今の日本の教育はその場しのぎでない。
…だいたい成績トップの学校の生徒さんは塾なんか行ってなかっただろうに。
ありゃ先生の教え方のたまものだろう。
一度テレビで秋田の教育現場が取り上げられたとき、本当に素晴らしい先生がいらして感動した。
確かに、こういう先生なら皆頑張ってついていくなあ、大人になった自分ですらこの先生から教わりたいと思ったくらいだ。
素晴らしい先生というのは教え方が上手なだけでなく、子供に勉強の楽しさを伝えられるかどうか、人間的に模範となるかどうかも大事だ。
そんな先生に褒めてもらいたい、先生に見てもらいたい、それだけで頑張る子供だってたくさんいる。
先生に恵まれずとも、独学で一生懸命頑張って成績トップになった子供だっている。
…長くなりました。もういい。
成績トップの事をお母さんは
「別に成績が良くたって悪くたって子供達はそれぞれ違うんだから当たり前。勉強が得意な子がいれば運動が得意な子もいるし、全然違う事が得意な子だっている。それぞれ違った子供達に皆足並み揃えて同じようなやり方で教えて勉強しろ勉強しろって言うのはおかしい」
お母さんは個人のやり方を尊重する。
育ち方や価値観を尊重する。
お母さんは寛大だった。
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川とおわかれをし、雲を眺めながら温泉地へ向かいました。
次は「西木温泉クリオン」です。
道中、へんな雲をみつけたので撮影。
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最近の雲はおかしい。