「悲しい季節２」なんてタイトルで、今日また日記を書くことになろうとは…。どうなってんだ、アツミの身辺。昨日の日記から引き続いている悪夢は、昨日の日記だけではおさまらなかった。
以前よりこの日記で病状を伝えてきた、アツミ家の愛犬、サンデーが、今朝天国へと旅立った…。
サンデーは１６歳と７ヶ月という、犬としては大往生でこの世を去った。今日一日、サンデーとの思い出がよみがえる度に涙が止まらない。
アツミ家にもらわれてきたばかりの頃、どぶに落ち込んで溺れて以来水が嫌いだったサンデー。元気よすぎて、首輪がはずれ、しょっちゅう逃げていたけど、おなかが空くと必ず帰ってきたこと。いつも散歩の時はジャンプして喜んで、はしゃいで、逆にアツミが散歩されてたこと。変なものを散歩中飲み込んでしまい、二日間入院したこと。アツミが上京しても、東京から帰るといつもサンデーは喜んで迎えてくれたこと。ついこの間のことのようです。
昨年の１１月には危篤に陥って、それでもなんとかここまで一生懸命生きたサンデー。実は一週間前にアツミは実家に戻ってサンデーに逢ったんです。もう目も見えないし、歩くこともままならなかったサンデーですが、ブラッシングをしてあげたら気持ちよさそうにしていたんです。あれは、サンデーがアツミに最後のお別れをしたのかもしれないな、とふと思いました。
サンプルが出来上がってきたシングル、『あい』のクレジットにアツミは、「がんばれサンデー！」と載せた。その文字が、とても悲しく映る。
「たかが犬じゃないか。」と思う人もいるだろうな。でもやっぱり、アツミにとってサンデーは大切な存在だったのです。サンデーと散歩に出かけて、きれいな夕焼けをいくつも見て、「サンデー、綺麗な夕陽だね～！」とたくさん話しかけた大切な相棒だったのです。
でもサンデーはようやく自由になれたのだと思う。今頃、夏に先に逝ってしまった、近所のガールフレンド犬、ランちゃんと、天国を走り回っているんだろうな。
サンデーありがとう！君はよく頑張りました！
神様、仏様、お願いだからもう誰も連れて行かないで！
