団結力を高める

介護はチームワークが大切

チームワークのカギであるユニットリーダー

2024-03-25 06:27:38 | ユニットリーダー

介護施設で入居者が専任の介護職員と共同生活を送りつつ、入居者に合わせたケアをおこなう方法をユニットケアという。ここではチームワークが大切になってくる。専任の介護職員に対し、入居者10人程度を一つのユニットとする。

そして、ユニットリーダーはそのユニットの職員をまとめる仕事だ。ユニットリーダーは法令によって、一つのユニットに必ず一人配置することが義務付けられている。 

自分が管理するユニット内での職員の勤務シフトを組んでいくことも仕事だ。職員全員の生活や家族構成を考えなければならない。例えば、高齢の職員は少し余裕のある勤務を組み、体力のある男性職員にカバーしてもらうなど配慮していくことだ。また、新人には丁寧に指導を行い、少しでも戦力として仕事ができるように教育していくことが必要である。経験のある職員の中には独自の介護をする人もいるので、指導しながら現場の理念を伝えて介護方法を共有してもらう。 

自分のユニット利用者家族との連絡も行う。施設の中でも利用者家族とやり取りする回数が一番多い職員として、信頼関係を築いていくことが大切だ。身だしなみや言葉使いなどに注意する事も必要だ。 

また、ユニット利用者のイベントも企画する。体を動かし、頭を使うことで利用者が施設で過ごす時間を楽しむための工夫も必要である。 

時には利用者の健康状態によって、介護の方法を変えることも必要だ。介護担当者会議を通して利用者のケアプランの調整を行い、管理するユニット内の職員配置の見直しを行う。


介護の現場でチームワークが成せるメリット

2024-02-27 06:27:38 | チームワーク

複数の人が協力することで介護の仕事が成り立っている。介護職だけでなく主治医・看護師・ケアマネジャー・生活相談員など、多くの関係者が絡んだチームになっている。チームワークをとることでいろいろなメリットが生まれることがある。
 
まずは、職員のメンタルが落ちにくくなることだ。介護は利用者に寄り添う仕事だが、時には受け入れてもらえないことがある。連携がとれていることで、どうしたら良いかすぐに相談でき、他の職員に対応をすぐ変わってもらうことが可能である。自分一人で抱えこむことがなくなるため、スムーズに介護ができる自信がついていく。
 
次のメリットは、職員が変わっても同じサービスを提供できることである。チーム内で情報が共有できていれば、職員が変わっても利用者一人一人に同じサービスを提供することができる。
 
また、職員同士の会話が増えることもメリットだ。普段から情報共有により、話し合うことで相手を理解できるようになっていく。仕事以外の他愛もない話ができることで、お互いに壁がなくなっていく。 

そして、連携が強くなることで緊急時の早い対応が可能になる。利用者の急変・体調の相談、利用者の介護をどう進めていくのかを看護師や医師、ケアマネジャーなど専門職の視点からアドバイスしてもらうことが可能だ。 

最後のメリットは、良い評判が伝わると、利用者がさらに増えることだ。どんなに良い広告を出しても、口コミにはかなわない。悪い評判も良い評判もすぐに利用者家族の間で共有されてしまう。介護は、利用者に来ていただくことが経営していくうえで必要だ。チームワークを強化させ、これらのようなメリットを得たい人は、参考サイトも役立てると良いだろう。