『想像ラジオ』
著:いとうせいこう
久々に読書。
読み易くて、息子の寝てるちょっとした合間に、
だーっと読んでしまった。
何の前情報なしで読んだので、
震災をモチーフにした小説なんだと、
途中で気付いてからは切なく、
後半なんて、ほぼ泣ながら読んでたかも。
といっても決してウェットな感じで語られてるのではなく、
いとうせいこう独特のユーモアと新鮮な表現が面白くて、
必要以上に語られない余白感に、
余計やられてしまった。
涙腺が弱くなってるのを認めたうえで、
色々と想像が膨らんで、
泣けてしょうがなかった。
ストレートに言いたいことは伝わってくるのに、
説教臭くも無く、気恥ずかしくもなく、
すーっと共感してしまって。
読んで良かったなぁ。
居心地悪そうだよ…。
寝てる息子に、ちょっかい出すのが
ブームに、なってる悪い父。
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