あやばの日常(めいちゃんのレタス)

死んだ父さんに会いたくなった。

実は・・
夫の給料、2ヶ月支払ってもらっていなかった。

夫の会社は、死んだ父が設立した。
通信土木業。


今、母が経理、弟が社長。
旦那は、その下で働いている。
肩書きは、一応役員。


母は、支払いが多いから、役員には、給料を出せないと言った。

ほかの従業員は、給料は支払ったそうだが・・・



この2ヶ月、苦しかった。
救いは、子供たちの協力だった。
最低限の生活はできた。


やっと、今日・・・8月分が支給された。

9月分は?
もうすぐ給料日だが、10月分は支払ってくれるのだろうか?

一般的に当たり前のようにもらう給料なのに・・・
うちらは、もらうだけでもありがたいのだろうか?


死んだ父さんが・・
「この金は、泥と汗にまみれた金だ。」

なんて、よく言っていたけれど、

お父さん、こんな時はどうしただろうか?


今月中旬から、仕事依頼が、どんどんやってきたそうだ。
旦那は、営業と現場をやっているので、そう聞いた。

夏場は、仕事が少ないという。
今頃になって、やってきたと言った。


母から見れば、お金が入ってこない。っていうのは・・
うちの旦那の営業が悪いと思っているのだろう。


お母さん、泥と汗にまみれた金なんだよ。
旦那が一生懸命になってとってきた仕事なんだよ。

支払いが多いから、給料まで無理だっていうのは、どうだろう?


遅れることもしばしばあった。
普通じゃ考えられないよね。


私も考えを直さなきゃいけない。
毎月、給料があると思うと、期待してしまう。

泥と汗にまみれた給料をもっと大切にしなきゃ・・


父さんの作った会社・・あの世でどうみているのだろうか?
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