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人のいのちは儚くて

2024-08-22 12:39:00 | 日記
今の職場は、所長(男、67)と事務局長(女、67)、パート(女、7年目)、パート・私(5月入所)、パート経理(女、8月入所)の5人でやっている。
一般財団法人で、非営利団体だ。

所長も事務局長も痩せていて、事務局長はヘルプマークをつけている。

所長と事務局長は大学院時代からの付き合いで、長らく事業を共にしている。
仕事は全てゼロから立ち上げ、多くの医師の協力、指導を賜り、まだ道半ばだ。
事務局長は、医師宛のメールなどをわたしに書くように指示しながら、送る前には自分でチェックし、ほぼ全部書き直して出すので、わたしの時間は無駄に思え、最初から自分でやれば良いのにとか思っていた。

先週の一週間、わたしはお盆休みをもらっていた。月曜日、事務局長は事務所を休んだ。体調を崩して、念の為入院したということで、本当は入院するまでもないらしかったが、うちの理事長でもある医師の先生が、入院した方がいいとのことだった。

火曜日は、所長と事務局長と私と、その先生と、もう一人、新しく付き合い始めるだろう先生とオンラインミーティングをする予定だった。
それを、事務局長を外して私が仕切る形でやることになった。
月曜日の深夜、急遽、オンラインミーティングは延期となった。

事務局長の具合が良くないとのことだった。それから彼女は持ち直して退院出来そうというところまでいったり、また体調が急変したりを、繰り返した。

水曜日も、もう、退院の書類を渡されて書いたりしていたそうだ。
そもそも事務局長は栄養失調とのことで倒れ、聞いたらカロリーメイトとポカリスエットしか口に出来なかったようだ。

彼女は癌だったそうだ。が、最近は調子が良く、もしかしたら寛解するかもしれないとのことだった。

その事務局長が、水曜日の夜に亡くなった。私は仕事が休みだったため、今朝、連絡が入った。



あまりに突然で、また、わたしはこの歳にして、初めて身近な人が亡くなるという事を経験して、言葉がない。(私の家は親戚付き合いがない)

事務局長は最近は、私の書くメールや文章を褒めてくれるようになっていた。関係も良好だった。

悲しい。悔しい。事務局長から学ばなくてはいけないことが山のようにあったのに。

心よりご冥福をお祈りします。






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