あゆどんのつれづれなるままに

ここは、木の花での子ども達の遊び風景の断片を綴る「園長日誌」。木の花幼稚園での様々な場所で、子ども達が織り成す情景の随想

4月23日 お城に集う忍者たち・・・

2018年04月29日 | 日記
 「おれ、見張りやし・・・」。竹ドームで忍者ごっこのさくらあんずさんの男の子軍団。
どうやら「敵」はその隣山?の「手作り小屋」に潜んでいるらしい・・・。



 「出作り小屋」はその上階でこそっと遊ぶ子が少なからずいるが、丸太が片付けられている「1階倉庫」も時々扉を開けて、こそっと潜んで遊ぶ子もいる。今回は別の忍者たちがこの中に隠れて応戦。数えてみると、6人。よくまあ入れるものだ感心。

      
 
 面白んだよねえ、こういう狭い場所。見ようによっては「お仕置き部屋」ですけど・・・笑

4月21日 春のほろ酔い

2018年04月29日 | 日記
 春の定番。新入園のおやじたち歓迎&交流のほろ酔いディスカッション。異年齢で顔つながり、議論もできるようにとくじ引きも作ってくれたおやじ役員さんたち。和気あいあいと談笑の自己紹介と「おやじの役割」(でよかったでしたっけ?)というテーマでのディスカッション(あゆどんのいたテーブルのおやじらはテーマをしっかり聞かずに話に盛り上がっていたので・・・。でもグループ発表では年長のおやじが上手くまとめるからさすがです!)。
 
 一人づつのおやじ自己紹介ではお仕事や趣味、特技も色々・・・・。これからもそんなおやじたちの活躍の場をどんどん作っていくからね・・・笑

 そして学年別のおやじらが集まってのお父さんたちと遊ぼう会(父レク)作戦会議。か家庭や地域ではできない遊び、そして普段の保育でもできない遊びをおやじたちが集うからこそできる遊びの場にする、それが父レクの主眼なので、各学年の担任の想い、子どもたちの姿を想定したねらいをまず提示しながら、おやじたちの色々なアイディアをもらう議論の場。うめももさんに混ざってもらったあゆどん。担任は絵の具遊びなど保育の場で感じた感触を嫌がる子たちの多さに、ここは父たちの力を借りたい・・・と大胆なお絵かきごっこを提案したところ、おやじらが木になって絵の具をつけてもらってどんどん色付きのおやじの木を創る(描く)、そして水遊びできれいしよう、とか、服も洗濯ごっこ等々色々な意見が出て驚き。さらに二回目秋なので外に出たい・・・と担任の想いを伝えると、野外音楽はどう?自然のモノを使って・・・とか、3年を見据えて年長さんでは野外音楽会できたらいいねえ・・・などと初めてのおやじらも交じる年少父たちの話を聞いて目からウロコ。「3年見据えた父レク企画」は今までにはない発想。新鮮!いいねえ・・・と春のほろ酔いに酔いしれたひと時。

      

 最後は恒例のおやじの会三本締めを新おやじの会会長さんがしっかり決めて終了です。お疲れ様でした。

  

4月20日 ぺたぺた ぐちゃぐちゃ ぬるぬる びちゃびちゃ・・・

2018年04月29日 | 日記
 うめももちゃんたち、そろそろ少しずつ木の花っ子らしく大胆な遊びへ、そして継続性のある活動へ・・・ということで定番であるが、協同製作の「鯉のぼり」作り。・・・なんて想いは担任の頭の中だけのことで、うめももさんはひたすら色づくりの遊びに夢中・・・。
 手につけ、足につけ、中には体にも・・・。この感触がたまらないねえ。ちょっと苦手な子もそんな姿を見ているだけで、やっている気分になってくるし、ついつい手が出てしまう子も・・・。

    

 そして水でたっぷり身体を洗って、ああいい気持ち・・・。

4月19日 泳げ、鯉のぼり!

2018年04月29日 | 日記
 今年もやってきました、春うららかな恋の季節。もとい、鯉の季節。通常の園旗掲揚ポールでは鯉が大空で泳ぐと桜の枝にひっかかり、さて如何なモノか?と困っていた昨年。今年も案の定ひっかかり、子どもたちからヘルプの要請。そこで目を付けたのが昨年夏の屋上に取り付けたタープ用の支柱ポール。そこにロープを伸ばせば鯉ちゃんたちも大空を、年中さんベランダの上空を上手く泳げるのでは?と考えて試したところ、大成功。子どもたちも嬉々として手を伸ばすいい泳ぎっぷり。

  

 すぐ目の前で泳ぐのを見ていた年中さん、桜の木の下から弁当を食べながら鯉のぼりの泳ぎっぷりも遠望。きみたちも鯉に負けじとしっかり食べて大きく育って大空へと飛翔してね!

4月18日 竹ドーム、ようやくリメイク

2018年04月29日 | 日記
 「竹ドーム」まだ直らないの・・・?」

 竹ドームの前で一輪車におままごとを積んで目の前で遊びながら待っている子どもたち。お待たせしました、始業式以降、忙しい仕事の合間を縫っての修復作業でようやく完成!

 歓声を上げて竹ドームに入ってくる子どもたちの姿に癒されるなあ。登る子あり、中でおままごとする子あり、お家にする子あり、忍者の基地にする子あり・・・・。子どもたちそれぞれのイメージで面白おかしくそしてどうか大事に使ってくれると嬉しい。

 これ前よりも小さくなったよね・・・と元プチちゃん。鋭いねえ・・・。竹が足らずに少しコンパクトにしたのが以前を知っている子にはわかるみたい。その代わりにドアをきちんとしたからね・・・と強調。すると、かぎつけて、とか、ピンポンつけて、とか注文もうるさいのですが・・・笑

    

 これって私も登って大丈夫?と先生に訊かれましたが、もちろん大丈夫です。あゆどんも登って最終的にロープを張りながらチェックしたので、あゆどんよりも軽いと思われる方はどうぞ自信をもって登ってください(笑)。

4月16日 ながしそうめん

2018年04月29日 | 日記
 「ながしそうめんしよう・・・・」とうめももさん。

 元プチちゃんたちが雨どい持ち出して連結。もっと長くしたいとさらに雨どいや塩ビ管やら持ち込み、高さをつけるために車なども利用して作る。さすが木の花っ子の「先輩」。その「建設」に少し大人もお手伝いしながら、「さくらの花びらそうめん」やら「松葉そうめん」などで遊ぶ。中には泥玉流しを楽しむ子も・・・・。新しいうめももちゃんもそんな水遊びは大好き。

  

 そして午後、年少さんが帰った後は、今度は年中さくらあんずの子が雨どいを独占的に持ち出しては「流しそうめん」ごっこ。今度は子どもたちだけで、うまく流れるように、ああだ、こうだと試しながら「建設」。高さの調整など考えて言葉で伝えている姿がさすがさくらあんずさん。

    

4月12日 落書き

2018年04月29日 | 日記
 竹ドームの修繕に竹では足りずにいくつか枝を持ち出したところ、その残菜?を拾って庭でお絵かきするのは4月入園のプチちゃん。うまいこと見つけてお絵かきに興じ、へえ~いいねえ~作業の手を止めて眺めていると、「ばいきんマン、かいて」とこちらにリクエスト。こんなやったけ・・・?と適当に描いていると、「○○マンは?」とアンコール。え~わからんし・・・と困っていると年中さんが、こうだよ・・・と助け船。いやいや、助かりますわ。
 
 4月当初、シャベルもまだ出ておらずモノが限定されている中でも、十分な遊び心を自然を使って発揮する子どもたち・・・。



4月12日 共に遊び、共に食べるからこそ・・・・

2018年04月29日 | 日記
 青信号、出発~♪ とぎりんの合図で運転手の子どもたちは一斉に発車。ホールの中は「街中道路」。ハンドル、信号、タイヤ、時には椅子にまくらに座布団・・・ケンパープレートを色々なモノに見立て、世界を共有して遊ぶうめももちゃん。

 朝の自由遊びの後のお集まりはホールで・・・というのがこの時期の年少さんの定番。開放感のある空間で「見える」「感じる」「やってみる」。朝の自由遊びでたっぷり自己発揮する子もいれば、朝は涙いっぱいで不安な子もお集まりでみんなと一緒なことをする中で落ち着く子もいる。

  

 泣き声賑やかな今年の年少さんと思っていたけれど、可笑しなもので慣らし期間がお昼を挟むくらい伸びる頃に朝の「賑やか」な合唱が治まっていく。みんなで一緒にランチを取る、そんな時間も安らぎのひととき。たかが弁当、されど弁当・・・。いつもながら食は子どもたちを繋ぐ、安心かつ誇らしくもうれしいひと時。

 特に今年の年少さん、ミニ弁当にほど遠いしっかり一人前の弁当箱に驚き、かつ立ち歩きもなくしっかり食べるその姿にもびっくり。いいねえ、その食べっぷり。

  

4月11日 上と下を手と手が繋ぐ・・・

2018年04月29日 | 日記
 そんな白砂をツリーハウス上階(主に3階)で発見したまつさん。春先からツリーハウスに足繁く登っては白砂収集。さらにおままごと道具を持ち上げて、ツリーハウス上階でお家ごっこに励む。このモノをツリーハウス上階に持ちあげる子どもたち、過去にいたことはいたが、今年のまつさんは結構、チームプレイで上と下(1階、2階、3階)で盛んにやりとり。うまいこと持ち上げて遊びを展開しとるなあ・・・と感心。

 縄梯子を昨年秋に補修する際に梯子の幅の規格を30㎝から40㎝に広げて、ある意味、登るのに難しくした。結構年少さん、プチちゃんもどんどん登れるために、リスク管理能力がまだ十分に発達的にどうかなあ?という子も登れてしまっていた現状。それに対して安全面を配慮してハードルを上げたところ、登る子がどっと減っり一面では寂しい現実も昨年はあったが、今年のまつさんはそんな影響をもろともせずに登りまくる。降口の竹ポール側からも登る子も少なからずいて、やるなあ・・・という感じ。

        

 まつくりさんに刺激されてか、登るのを諦めていた年中さんたちも再び挑戦。年少さんは元プチたちがチャレンジ。憧れは意欲の源泉・・・・。


4月10日 見てよし、触ってよし、使ってよし・・・

2018年04月29日 | 日記
「みて、きれいでしょ・・・」と子どもが見せてくれたのは、桜の花びら・・・・ではなく、白砂カップ。
「おお~すごいねえ」触ってみると、確かにきめ細やかな、まっさらな白砂。

 春の訪れを感じる庭の風情は何といっても樹木の可憐な装い、色彩。そして子どもたちの身体感覚的には、地味ではあるが白砂の存在もその一つかも。冬にはなかなか見出しにくいが、春と共にあちこちで見つかってくる子どもたちの人気アイテム。

 年中さんは主に畑のエリア、そして階段下の「冷蔵庫」の付近を探し求め、年長さんはそこプラス、庭の物置周辺からツリーハウスの上階へ・・・と範囲は拡大。さらに年長さんはその白砂を「精製」して、きめ細かい「ふわ砂」作りに励む。

    

 辺鄙な場所から見つけ出し、丹念にふるいにかけて触って感じる「小さな春」・・・・。
 

4月7日 はじめの一歩

2018年04月29日 | 日記
 ほっこりと和やかに新たな木の花っ子たちの「通過儀礼」の入園式も無事終了・・・。

 木の花の入園式は、なんといっても楽しい場であることを新入園の子どもたちに感じてもらえるような設定が第一。それをそのまま週明け以降の新年少さん向けの遊びの環境構成の一環でもあることに力点がある(連続性)。
 次いで年中、年長の子らが自分たちが進級した自覚と意欲を培う場として活用したいのが第二。ここらへんはまた微妙に保育の視点でスタッフは見るので、多様な参加が可能な空間づくりに腐心するところ。
 そして三つ目に親御さん同士の繋がりをまず持ってもらえるような点を加味しながらの空間設定、環境構成。お互いの顔が見えるようにねえ・・・(なので撮影用の背景という以外に正面舞台はあまり使われないことが多い。)

 そんな正面舞台が大事なのは在園の子どもたちからのメッセージかも・・・。



 さあ、新しい、はじめの一歩。次の一歩は週明けです。

4月5日 桜の木の下で・・・

2018年04月29日 | 日記
 満開の桜に迎えられて新学期のスタート。(始業式に満開は今までに記憶になく史上初では・・・?)

 子どもたちは新しい部屋にウキウキ気分。なので、なかなか庭に出てこなかったものの、徐々に春の陽気に誘われて桜吹雪の下に集まってくる。

 「さくらのシャワーだ・・・」といい表現で子どもたちの感触を代弁する年中さんの女の子。この一言が今日のつぶやき大賞。いいねえ・・・。
「さくらのシャワー」を浴びながら、あゆどんも「竹ドーム」の修復にようやく取り掛かる。冬を越してなかなかの傷み方。元プチの子どもたちは「早く直して」、「ぼく、ここで待ってるから・・・・」とリクエスト。竹ドームの前に陣取って一輪車いっぱいに積んだおままごと道具で「お料理ごっこ」。期待に応えられるよう頑張るね・・・。

    


4月4日 初心忘れず 我が身省み かくて始まる新たな一年・・・

2018年04月29日 | 日記
 新年度準備の最終日、毎年恒例の年度末の宿題の提出締め切り。その一つが「自己点検・自己評価」票・・・。

 スタッフ個々の前年度(2017年度)の自己評価票は8ページ、200項目以上。保育理念から子ども理解、指導計画、実践、振り返りに研修、職務対応、保護者対応に身だしなみや身の回りの整理のほか、地域や社会貢献などチェック項目の大筋は変わらないものの、毎年最新版に若干手直しして職員に手渡すのは、3月下旬の最後の職員会議。(今年度の加筆修正部分は、ECEQや改訂教育要領の内容、さらに金沢市のごみ有料化などに関わるエコ・環境に関わる領域等々。ちなみ内容はまたすべて一律ではなく、共通要素とは別に、クラス担任用、フリー用、事務職員用、園長用とに分類されています。)

 以前、クラス担任を持っていたころ、先輩スタッフに一年で一番子ども一人一人と向き合う時間は何処か?と問われ、それは指導要録の記述の時・・・と言われことが今も脳裏に残っている。一年間を振り返りその子どもの育ちと向き合う、そんな凝縮された時が指導要録を前にした時だよ、と指摘され、なるほどなあ・・・と唸ったもの。同じく園長になって、子どもと向き合う時って何か? 自問自答すれば、卒園証書の印鑑押しだなあ・・・とも実感。一人一人の名前を呼び、一枚一枚にその子の数年間の木の花暮らしの全てがこめられ、その子の入園時からの姿を想起しながら走馬灯の卒園までに至るめくるめくる一瞬でもあるなあ・・・。
 同じように木の花独自のこの自己点検チェックリストは結構毎年度、職員個々が自己と向き合い、またそれを読ませてもらうことで、職員とも個々に向き合う貴重な時間かもしれない。
 昨年度はECEQがあった影響か?皆さんの自己点検・自己評価票も、自己課題について非常に分析的に記述されていて、課題を抽出、それを超えていく方法論が具体的な点が素晴らしい。これってやっぱりECEQ効果ではあるまいか?

 ・・・と思っていると、昨年秋に行ったECEQ公開保育。ステップ1から一連のプロセスを経て、公開保育(ステップ4)、その振り返りワーク(ステップ5)を経て、コーディネーターの先生から報告書の提出が全日本私立幼稚園連合会・幼児教育研究機構のほうにあり(ステップ6)、この度、そのECEQの認定証が機構から園に届く。

  

 新年度スタートの職員を鼓舞する朗報。(木の花のスタッフは舞いはしないか・・・笑)

 改めてECEQの意味を噛みしめつつ新しい一年のスタートを切った。

3月30日 お花見の盛りの、さらにもう一つの「卒園式」・・・

2018年03月31日 | 日記
 年度末の多忙の時期ながら全日・機構の評議員会とやらで27日の火曜日に東京出張。
 若干早く着いたので、市ヶ谷の私学会館前の堀に面した桜並木をゆっくりと見物・・・(通い慣れた私学会館だが、こんなに桜並木の景観に優れているとは露知らず・・・)。東京はすでに桜も満開に近く、花見客や近くのサラリーマンたちが花見ランチと所狭しと宴の用意。羨ましいねえ・・・。花見を満喫した後、公益財団でもある全日本私立幼稚園幼児教育研究機構の30年度の事業計画と予算編成を審議しつつ、同時に中央の教育行政や幼児教育の最新情報を仕入れつつ、金沢へと舞い戻れば、桜前線は急速に北上しつつ、木の花の庭の桜はもう開花じゃない!?

 

 あれほどの豪雪が嘘のように消え失せて徐々に華やぐ庭の情景の中、預かり保育最終日は春の焼き芋。そして午後の遊びを終えて最後は交流保育で預かりの時間帯に木の花暮らしを過ごしてきたお友だちの「卒園式」も・・・。この春休みの預かり(一週間)に来ていた子どもたちだけではあるけれども、これまた「隠密作戦」で作製した子どもたちのプレゼント(玉手箱風びっくり箱)を証書代わりに子どもたちが手渡し、木の花流の旅立ちの歌をあゆどんから贈り、そのままの心のままでの再会と新たな場所(小学校だね)でのその子らしい活躍を願いつつ、お別れの握手を交わして、おまけついでに落ちてしまっていた夏みかんの今シーズン初味覚をみんなで分かち合い、散会・・・。

  

 かくて正真正銘、今年度終了となります。一年間本当に有難うございました。

3月22日 もう一つの卒園式

2018年03月31日 | 日記
 先週の卒園式では、36人の子どもたちが木の花から巣立っていった・・・と書いたが、厳密にいえば、35人。当日体調不良でお休みの子がいて今まで卒園式に卒園生が欠席・・・というが記憶になく、少なくとも自分が園長としては初めてのこと。在園児が見届けてくれるラストチャンスがこの日の終業式なので、ちょっと初物尽くしのまつくりさんらしく、もう一つの卒園式、「○○○くんバージョン」を在園児たちの見守る中実施・・・(ホントにダイジェスト版でしたが・・・)。

 従来卒園式はどんなに体調悪くても当日は親御さんは無理してでも乗り切ってもらうべく連れてきていたことが何度か過去にあったけれども、こういう形で見送ることもできるんだあ・・・とそれはそれで自信のつく経験。主役の卒園児である彼の独唱にも驚き、木の花に入園してきた頃の本人からは想像もできないくらいの凛々しい姿にスタッフ一同これまた感涙。そしてすでに卒園式を終えているまつくりさんたちも「応援」のエールを贈りに、後方で参列して歌やポースなどで式をアシスト。アーチを作ってくれたまつくりの母たちと共に本当に感謝、感謝・・・。

 そしてその後は、そんなまつくりさんたちから「バトン」をしっかり受け取った在園児たちの終業式の後、残念ながらお引っ越し等で、木の花を一足先に「卒園」となるお友だち、そして3月いっぱいで新たな旅立ちをする(「卒園する」)よっしーの「卒園式」(お別れの会)も敢行・・・・。

 この卒園証書代りの子どもたちの手作りプレゼントは常に「隠密作戦」。よっしーへのプレゼントは全園児による手作り日めくりカレンダー「まいにちよっしー」で、在園児全員の手の入った組み合わせで作製。よっしーに見つからないように・・・と園児たち全員の隠密作戦で仕上げ、お見事!とよっしーもホントに気づかず、特に情報漏洩(笑)の恐れ満載の年少・プチたちの口の堅さにびっくり・・・。この「隠密作戦」は保育の中では仲間の絆を深める木の花流の常套手段のひとつだが、いやあ、今回は様々なエピソードが満載だったようで(後日の職員によるよっしーの送別会時に秘話が色々・・・。いやあ、木の花の子どもたちを改めて見直しました。あっぱれ!)

 そして驚きの第二幕はなんといっても世界的なビッグアーチストのまさに夢の競演・・・。「全く関係ないけどこの歌をぜひ贈りたい・・・・」という学年を超えた多くの母たちの、「We are the World」の熱唱。すごいなあ・・・とほんまに笑いと涙の卒園式。母たちの「隠密作戦」もまた木の花スタッフたちの度肝を抜くビッグプロジェクト。(その後のスタッフたちの会話でも誰が誰なのか?不明なアーチストがいっぱい。よその幼稚園、保育園に巡業にいけるんちゃう・・・笑)



 別れの悲しさを笑いいっぱいに換え、エールを贈ったもう一つの卒園式を終えて、今学期は終了・・・。