東北の大震災から一月半。なんとも悶々としつつ時ばかりが過ぎてゆく焦燥感の中、遅ればせながら現地へと足を運ぶことができた。山岳会の関係者への要請。なので、食料テント寝具全て持参。山屋は救助も慣れてるし、こういうときはいいのかも。
近いようで遠い東北の地。ボランティアのキャンプ村は穂高の涸沢を彷彿させるが、海岸べりを行けば慄然とする光景。これは紛れもない現実か・・・・。テレビなどで見ていた光景だが目の前に広がった時、なぜが鳥肌がたってきた。
僕たちで役に立てることがあるのだろうか?
津波の折の地元の人の話にも胸を突かれる。
今回は力仕事が主だが山屋はやっぱり年配者でも強い。男性保育者でも募って来たいところだが、土嚢袋を7~8つんで一輪車で終日運ぶ、力仕事が出来るかな(総計500以上)?参加者たちに実にユニークな方々が多く、ボランティアのスタイルも示唆に富む。「ボランティアに来てあげた」ではなく、「させていただく」、という気持ちが大事とボランティアスタッフからも強調されたが、色々なことを考えさせられる今回のボランティア。
ほんとに微力だけど無力ではない・・・機会があれば再訪したい。
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