AZUKI&SAKURA

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あれから3年…欠落した想像力。

2014年03月11日 09時36分06秒 | 日常
本日で東日本大震災から、3年が経とうとしています。



3年目にして思いをすっきりさせてくれるものに出会ったのです。
東日本大震災では、死者・行方不明者約2万人。
テレビでもお馴染みの北野たけし氏の記事。

『テレビや新聞でも、見出しになるのは死者と行方不明者の数ばっかりだ。
だけど、この震災を「2万人が死んだ一つの事件」と考えると、被害者のことをまったく理解できないんだよ。
じゃあ、8万人以上が死んだ中国の四川大地震と比べたらマシだったのか、そんな風に数字でしか考えられなくなっちまう。
それは死者への冒涜だよ。
人の命は、2万分の1でも8万分の1でもない。そうじゃなくて、そこには「1人が死んだ事件が2万件あった」ってことなんだよ。
(中略)
一個人にとっては、他人が何万人も死ぬことよりも、自分の子供や身内が一人死ぬことのほうがずっと辛いし、深い傷になる。
残酷な言い方をすれば、自分の大事な人が生きていれば、10万人死んでも100万人死んでもいいと思ってしまうのが人間なんだよ。

そう考えれば、震災被害の本当の「重み」がわかると思う。
2万通りの死に、それぞれ身を引き裂かれる思いを感じている人たちがいて、その悲しみに今も耐えてるんだから。』

北野たけし氏の想像力豊かな感性に共感しました。

想像力が欠落しているからこそ、数字に囚われてしまう。
想像力が欠落しているからこそ、命の尊さを忘れてしまう。
想像力が欠落しているからこそ、感謝することを忘れてしまう。
想像力が欠落しているからこそ、人間が自然に生かされている事を忘れてしまう。

悲惨な現場ばかりに目を向けて、一人一人の心に向き合わないのはおかしい。
もう少し、自身に置き換えて考えることが大事だよね。
そうすると本当の今が見えてくるのかも知れないっと改めて思いました。



震災で犠牲になられた方々そして動物達の御冥福をお祈り致します。


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