朝あさの花の素顔の色あらた いざなう桜に 永久のときめき

色染めし心の空は何時晴れる袖する風は春をかすめて

待つほどに焦がれる花の儚くて 束の間の桜にときめく道を

ひとつずつ春の戸開くゆすらうめ病む庭先の命いとしき

洗われる心も肌も透く風の八重の水仙黄の香溢れて