日々を綴る

短歌と写真を楽しむ

めぐり合い

2012-12-05 05:01:32 | 日記

 

 心の隅に

 

点り続けた 愛の灯が

 ひと隅を照らし

 ひとかけらの愛が奇蹟を生んだ

 突然 こんなことがあるのか・・

 奇遇な出会いを生んだ

 信じてた・・

 何時か会えると

 そう念じつづけて 幾星霜

 時は 巡りて

 願いも巡り

 巡り合う時を与えてくれた。

 

きっと会える

 願えば叶うもの・・

 母は何時も言って居た。

 現実となった。

 片隅を照らす愛を失わない・・・

 一途な想いは

 花が咲き実を結ぶのだ

 繰り返し そう信じて生きてきた。

 しっかりと時を刻み

 揺らがぬ軸足を持てば

 不可能が・・

 可能になる・・

 時は不死鳥なのだ。

 改めて生きる信念の強さを

 抱きしめた一瞬だ。

 

じっと待つ

夢か 現か

 待つことを信じて

 諦めない

 出会いの君が眩しかった。

・・・

 哀愁漂う君の視線に

 曳き合う歌の力を観た。

 大地の磁力より強い視線だ。

 

 会えた・・会えた

 疑った瞬間・・

 奇遇の出会い

 うた魂に宿った命が絡みつき

 長き月を辿り

 めぐり 巡って

 時が動いた。

 

 糸

 絡み合う真の愛は

 鈍色の月を誘い魂をえぐり

 耳底を奏でる調べは歌を紡ぎ

 愛する者が曳き合った

 鼓動が高鳴り興奮に泣き

触れ合う肌が震える

偶然を疑った。

 

こんなこともある

 

本当か・・・

 ホッペをつねる

 会いたかった 

 黙って抱いた 君が眩しい。

 思わず抱いた・・

 夢も願いも諦めないと

 奇蹟を生むのだと時はささやいた。

 絶対信じない

 恨みに・・恨みんだ時は

 私の味方でない。

 恨むことしか出来なかった。

 

 

針が刺すように

時は寂しさを突きつける。

 無残に夢を破り

 青春も 夢ではない

 そう信じた想いを追い払った

月日は長かった。

 

 

無残

 刃向かう時の顔しか知らない

 信じられない年月は

寂しく冷たかった。

 冷たい孤独を置き去りにして

 恨みと恐怖が襲う。

 孤独な日々は

恨みと恐怖が襲う時を恨んだ

 

 

溶ける

 疑うことだけを教えた時が

 溶けて・・

 想像も 予測も出来ない

 奇遇が我が胸を熱く溶かして 燃えた・・

 熱い涙が体も心も包んだ。

 信じられる時が巡って来た。

 君とのめぐり合いが

 疑うことを捨てさせた。

 

 

離さない

 めぐり合った奇蹟を

 離さない・・・

 待ち続けた信念だもの・・

 この手を緩めずに抱きしめて・・

 離さない・・

君と私のために

 幸せの扉を拓いた

 めぐり合いだから・・・