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シャコの捕り方 美味しい食べ方

2009-06-05 10:41:52 | Weblog
アナジャコの巣穴は深く、巣穴を掘り返して捕獲するのは困難かつ非効率である。しかしアナジャコが巣穴を守る性質を利用する「アナジャコ釣り」という方法を取ることで捕獲が行われる。

アナジャコ釣りに用いる筆。筆にはビニール紐をつけてある。

おとりが巣穴に入り込んでいる状態。


筆を利用するアナジャコ釣り
アナジャコが生息する泥干潟の表層数cmを削り取るとアナジャコの巣穴が現れる。このアナジャコの巣穴に筆を差し込むと、アナジャコは巣穴を守るために異物を押し出そうとするため、筆が外に押し出されてくる。アナジャコの第一胸脚が巣穴の入口付近まで来たところを手で捕獲する。捕獲時には、極力両側の胸脚を押さえることが好ましい。片方の胸脚のみを押さえるとアナジャコは自切して逃げてしまうことが多い。
アナジャコの「友釣り」
他のアナジャコが巣穴に入り込むと、本来その巣に生息する個体は、筆よりも高い確率で侵入者を押し出そうとし、押し出した後も入口付近に留まり侵入者を威嚇する。この習性を利用し、おとりのアナジャコの尾に洗濯ばさみ等をつけ、巣穴に潜り込ませる。おとりの動きを妨害せず、かつおとりに逃げられないためにちょうどいい大きさの洗濯ばさみを利用する必要があるが、慣れると筆の場合より簡単に捕獲することができる。

食材としての利用 [編集]
日本では食材として一般的ではなく、あまり流通しないが、知る人ぞ知る季節の美味ともいわれる。塩茹で、素揚げ、唐揚げ、天ぷら、味噌汁などに利用できる。クセがあるため、調理法は限られている。

殻は柔らかくほとんど丸のまま食べられるが、頭部先端付近のみ硬く鋭いので、ここを切除するとよい。

アナジャコを食べる習慣がある地域として主に以下のものがある。なお、下記の内で国内における地域ではアナジャコのことを単に「シャコ」と呼ぶ場合がある。


岡山県 [編集]
瀬戸内海沿岸の岡山県近辺ではアナジャコを食べる習慣があり、アナジャコ料理は郷土料理となっている[6]。特に浅口市寄島町・笠岡市・倉敷市玉島が産地として有名で、同地域は地元産のアナジャコを利用したアナジャコ料理が名物となっている。特に倉敷市玉島の高梁川河口で取れたものは、地名から名を取り「乙島シャコ」(おとしましゃこ)という名称でブランド化している[7]。
酢漬け
揚げ物(フライ・天ぷら・唐揚げなど)
煮付け
塩茹で
シャコ飯
シャコ丼 - 岡山県笠岡市の郷土料理で、アナジャコをフライにしたものを、丼に盛ったご飯の上にカツ丼風に卵とじにしたものを乗せる。


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