トカゲgallery

自己満足で色々かいてる独りよがりブログです。

武藤昭平withウエノコウジ@熊本 ろばた一丁目 2013/11/24 飲み会みたいな

2013-11-25 10:42:29 | 音楽?
昨日のライブというか飲み会の様子をサクッと書きますわ。
ライブ自体は安定のいつもの感じだったんだけど、
なんだかシクシクすることがありましてですね。
あと、ちょっと私事で仕事が込んでおりまして、
時間がかけられず。

住宅地のライブということでたどり着けるか心配で早めに熊本到着。
豊後フラワーズのスカさんも車でやってくるので、
早めに会って話そうという計画もあり。
大分でライブあれば、私がライブ終わるやいなや離脱、
他であれば、スカさんがライブ終わるやいなや離脱。
思えば、フラカンで2週間前同じ熊本で会ってるのだけど、
あのときは私が開場ギリギリ到着で、ライブ終わるとすぐスカさん離脱。
なかなかお話しする機会もないし、
どうも、会場隣に「喫茶店」らしきものがあるので、
そこでちょっと早めに待ち合わせしようということになっていたのだが…
到着すると喫茶店閉まってる(´・ω・`)
住宅地の会場前でウロウロしていると、「隣は今日は休みなんです」お店の人がチケットを売ってくれ、
「リハもまだだから、どうぞここに座っててください」と椅子を勧めてくれた。

これ椅子。

これ会場。

これドリンクチケット。
……さすが武藤ウエノ。
ボケーとしていたら、スカさんより早く武藤ウエノ到着。
差し入れの焼酎など渡したら、店内より大声で感想が聞こえてくる。
|ω・`)ソー <見てますよ
武藤「(゜ロ゜屮)屮!」
迂闊な人。
音漏れリハ聴きながらスカさんを待つ。
なんせ住宅地なのでスタッフの方々、音漏れチェックが綿密。
続々お店の知り合いらしき方が。赤ちゃんも続々。
ホノボノライブの予感であるよ。
スカさんが到着して、なんだかんだ話ながら開場を待つ。
陽が落ちてきてやっと開場。

セットは靴下ライブにならないように、
ピカピカの「板」が敷いてあり、
でっかいアコベと綺麗なナイロン弦のギター。(※正確にはどちらもエレアコですー)
無骨なアコベに不釣り合いのピンクのチューナー。
ムフフ。久しぶりじゃの。
フロアは右半分お座敷、左半分スタンディング。
座るより立ってる方がいいので、
スカさんとカウンターにするり。

本当にこんな感じで飲みながら。

開演まではサザエさん。
「日曜日を感じて欲しい」というお店の配慮…やめてー(ノД`)

サザエさんが終わって厨房から武藤ウエノ登場!!
そんなとこから来ましたか!!
ダークスーツの二人、ドカドカとブーツで「板」ステージに乗りドカッと座る。
ああ、あの巨大なアコベはウエノが抱えると小さく見えるの。

私らは押し上げられて、
結局ウエノ目の前に突っ立ってる形になりまして。
一段上がった「板」の上で腰掛けて弾く大きなウエノと、
床に棒立ちのチビッコな我々の目線の高さはほぼ同じになり、
ちょっと恥ずかしい感じであります。
ボサボサで艶のない髪にほお骨が盛り上がった精悍な顔、
久しぶり!久しぶりですばい!!この距離のウエノ!
久しぶり!久しぶりですばい!!せーのーで始まる仲よしグルーヴ!!
キリンの首。
武藤、口を決して大きく開かず歯を食いしばって歌う。
ウエノ、髪を振り乱して、大きな身体揺らして刻む。
グルゥビィー!!!
フロア一斉のclapが2人を盛り上げる。
早速、武藤のギタードラミング。
ヒューヒュー!!とフロアから声がかかる。
私らもヒューヒュー!!ヤーヤー!!clap!clap!大騒ぎして踊りまくる。
なーんもーーー楽しいんやけどーーー!!!
これやりに熊本まで来ました。

えーー。
どの曲の描写も同じようになってしまいます。
基本こんな感じです。
なので、×20曲くらいと思ってもらってていいです。

セトリは音と酒に酔っていてボンヤリであるが、
キリンの首、エグジッド、サルー、パラダイス・ダンス、ダララ、デスペラード、パイド・パイパー、アミーガ・アミーゴなどアルバムから、
ゴッドファーザー、イングリッシュマン・イン・ニューヨークなどカバー、
勝手から2曲(あの、知らない娘と朝迎える歌も)、
新曲2曲、
アンコはスィートタウン、MOJO WALKING(プレスリーバージョン)、
そして、武蔵野エレジーをちょっと…。まあこれが未だに私の心を翻弄しておるのでございますが。

セトリは普通くらいだけど、
2部制とはいえ、7時に始まったライブ…終わったの10時20分くらいだったし。
ええもう…喋る喋る。ウエノが喋る。
Michelleとかレディキャロとかハイエイタスしか知らん方は信じられないでしょう。
BONNETは他に喋る人多いからここまで喋らんし。

MCはウエノ9割。
ピンクのキティちゃんのチューナー自慢。
あれ、キティちゃんであったか。
久留米ライブのときの話。
あのときは靴下でライブして恥ずかしかった。
あのとき、武藤さん、キティちゃんみたいな靴下履いてたよね。
私「ハートの靴下」
ああ、ハートだったか!
みんなどこから来たの?北九州?苅田?遠いね!
(※このようにフロアと話ながらのライブです。もう飲み会です)

毎日飲むことになってしまう。
武藤さんは毎朝起きると凄い顔色。
(言いつけられてる感じの武藤、足を投げ出して神妙(・ω・) なんだか可愛い)

武藤さんはマダムキラーだ。
昨日はウエノ地元の広島ライブで、
ウエノのお母さんにも大受け。
「キリンの歌」を気に入っていた。
ウエノのお母さん、広島でも海側出身で、言葉が酷い。
広島の打ち上げでは、お好み鉄板で、
武藤は家族で話もあるだろうからと、ウエノ一家から離れたところに居たのに、
ウエノ兄が武藤とこにやってきて、話がくどかった。
武藤もたいがい話がくどいけど、ウエノ兄はもっとくどかった。
ずっとつかまっていた。

サルーでは「全員サルーまで終わらない」とのことで、
延々と酒持ってサルーサルー!!

フロアはclapするので、「ウエノとバンド組んだ」と言っていいとのこと。
それとサルーするので、「ウエノと酒飲んだ」と言っていいとのこと。

熊本の有名人、カナブンヤさん。
ものすごく音楽が好きで、家に言ったらレコード持って行きたくなるだろう。
お腹が四角くなってる(レコード盗むから)かも。
昔、酔っ払ってカナブンヤさんの髪の毛をキュウちゃんと切ろうとしたら、
カナブンヤ奥さんが真っ青になって「それだけはダメ」と止めたという話。
自然にキュウちゃんの話が出るから嬉しいんよね。


新曲はラテンと民族音楽の融合みたいな…なんか言ってたけど忘れた…。
ウエノのものすごいリビドーベースだった。
ウエノの長い長い指が、3弦4弦という低音弦を行ったり来たりするのが美しい。
恐ろしいビビリをする太いベース弦を、親指がニョキッと伸びてきてミュートする。
そうするとビタッと音が締まり、腹に刺さる。
グフフ。

とにかくリズムリズムの二人なので、
パーカッションタイムが始まると、
武藤は愛おしそうにギターを抱え、掌で叩く叩く。
ウエノはごんぶとブラッシング。
フロアからはウォーッと一斉に雄叫びをあげる。
私らも足を踏みならしてヒューヒュー言いながらclap!

武藤マイクにはエフェクトがかかるようになってるんだけど、
アンプ上のエフェクター、自分で押さないといけない。
「ジェットストリーム」みたいに。
ウエノ「ジェットストリーム知ってる人」
堂々と手を挙げてたら、
ウエノ「年がばれるよ」
…思えば、毎回ウエノから「年がばれるよ」と言われている気がする。

エフェクターしばしば忘れまして、
……声、響いてない…と思っていたら、
慌てて途中から武藤、ウエノ、気付いた方がエフェクター押すことがしばしば。
名曲、デスペラードんときも忘れてて、
ウエノが「……(ノД`)!!」と武藤ギターネック抑え込んで制す。
ウエノ『やめましょうや武藤さん…』武藤『……マタワスレチャッタ(´・ω・`)』みたいになってました。
仕切り直し。
ウエノ「気付いた人、押しに来て!」
スカさんも『押してない!!ジェスチャー』で武藤に教えてました。
…ほぼ押さないで歌い出していて、ちゃんと歌えたの5割以下じゃないだろうか?

ほんで、
今でも心がシクシクする武蔵野エレジーのこと。
ちょっと書きますわ。
Michelleの話。
昔どういういきさつでタイバンしたかとか話していて。
ウエノがスモーキン・ビリーでも弾くか…なわけないかとふざけたのだ。
2年前…もっと前か…。
ウエノがふざけてGWDのイントロ弾いただけで冷え上がった私だから、
ブルブルした。
そしたら武藤が「Michelleにも演歌があるじゃない」と。
…武蔵野エレジーのこと?演歌なのは島倉千代子ほうやろう??ははは。
武藤がバンバンバーンバババンバーン♪と歌い出してしまった。ははは。
去年まで、こういう流れだと、ウエノは口を堅く結んで「やらない」と動かなくなってた。
武藤はお構いなしにバンバンババンバーン♪と歌ってる。ははは。やめたまえ。ははは。
そしたら、
そしたら、
そしたら、
ウエノが弾いた。
武蔵野エレジー弾いた。
反射的に拍手してしまった。ははは。
もう歌ってしまえーーー!!バンバンババンバーン♪と手を叩きながら歌った。ははは。
ウエノはそれはそれは丁寧に、一音一音、武蔵野を弾いた。はははははは。
目の前で武蔵野。
ウエノは目を瞑って、大事そうに大事そうに、弾いていた。
目の前で武蔵野。
こんな目に遭うとはおもわなかったよ。
事故だ。
でも、今、音楽がここで鳴ってるから、私も歌うのだ。
ウエノは、この日一番神妙に「もういいよね」と言った。
うん、もういいよ。
武蔵野をキュウちゃんが叩いてハルキが弾いたそうじゃない。
いいのよ。
時間では解決できない、とりかえしのつかないこともあるけど、
時間だから解決できる、どうにでもなることがあるのだと思うのだ。
もういいよ。
10年。
時は戻せないけど、
欠落した一人は戻らないけど、
音楽はずっとあるし、
生きていたらライブができるのだ。

前回まではこのテの流れをつくる武藤に、
もうやめて!と思っていたけど、
ウエノに「もういいよね」と言わせた武藤に、
手を合わせた。
ありがとう。



ブレイク。
一部二部の間にMC。
自称熊本のビシャスの厳つい兄さんより、
「なにか聞きたい話ありますか?」
私「ウエノさん話」
了解。
ウエノ奥さま話。
なんとウエノ奥さま、紹介されたときにビックリしたことには、よく昔遊んでた知り合いだった。
本当に音楽が好きな人で嬉しかった。
ウエノ電動自転車ホノボノエピソードなども。

もう10時なのに、アンコブレイクなかなか再登場しない。
ウエノ股間を押さえて「ここが」。
ずいぶんビール飲みよったもんね。

屋形船ライブはソールドアウトになった。
こんど、西城秀樹みたいに伊豆の旅館で武藤ウエノと泊まるツアーやる。(2年前から言っていたな)
2万ウン千円。来ないの?もうみんなの顔覚えたから来るでしょ?
(だって遠いもん)
ライブするときは、この格好と浴衣とどっちがいい?
私「浴衣」(行かんけど)
…浴衣だったら、こういう風に座ったら、ここ(股間)からコンニチハしてしまうかもしれないけど。

このユニットも3,4年やってきたけど、
今日、「酒場ライブ」が完成したような気がする。
なぜかこの熊本の片隅で。

最後はMOJO WALKING。
ウエノ「みんなが盛り上げたら、ロックンロールの神様が降りてくるよ」
MOJO WALKINGのコール&レスポンスが盛り上がると、
武藤にプレスリーが乗り移りはじめる。
プレスリーポーズをキメる武藤。
ウエノ「指名されたら、ステージでハグ」
武藤氏、女性を指名するが恥ずかしがって出てこられない。
そこに、ずっとステージをイジリ続けてた熊本マダムが名乗りを上げる。
武藤とダンスダンス。
はやし立てるフロア。
ホント、バカ騒ぎですわ。

それから延々、武藤ウエノ、エルビスポーズをキメまくる。
「キャーが欲しい!!」
私らも手をキラキラさせてキャーキャー☆
ウエノのエルビスポーズはひたすらリーゼントをアピールする。
アハハハハハ。
ウエノ、ウエノよかった。
本当に楽しそう。
本当に楽しそうだよーーー!!!
それを見ている私は幸せだーーー!!!


こんな感じで終わっていきまして、
かなり時間が押してたので、
大ちゃんにあげちゃったCDをサッサと買って(ス・ワンダフルしかなかったけど)、サインしてもらって、写真撮らせてもらいましたん。
(一緒に写るのは相変わらずいやなん)
石垣島のミュージシャンにあげちゃったのですよと伝えました。

スカさんとまたねー!と別れて、
偶然会った同じ飲み屋つながりのご夫婦と福岡に帰りました。

久しぶりに胃痙攣。
武蔵野を確かにウエノのベースで聞いた証拠なのだ。
あの曲、ウッドベースのイメージ。
アコベだったからね、よけいお腹に響いたのよ。

永久凍土かと思われた冷たい大地を溶かした、
武藤ウエノの友情にサルー!
いつか熊本山鹿温泉あたりで、
浴衣でコンニチハを拝ませてください。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 電車の中からコニャニャチハ | トップ | 強風でバラバラ »
最新の画像もっと見る

音楽?」カテゴリの最新記事