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昨日の続きでリアサスについて書いてみようと思います。
あくまでタイチ的考え方ですので、変な事書いてるなと思ってもお許し下さい。
ある程度は、性能は値段に比例する的な事を昨日書きましたが、それなのに最初に買うのはナイトロンが良いと思うと言う理由について。
ナイトロンと別体クァンタムは両方とも減衰はリバウンド・コンプついていますし、車高調整、プリロード無段階調整もついています。
ナイトロンにはコンプにハイとローがありますから、調整機能としてはナイトロンが上。
素直に考えれば調整機能が同じようについてるんだから、使い勝手だって同じでしょとなりますが、そこが難しいのです。。。
調整機能の一つ、減衰のリバウンドを考えてみましょう。
サスメーカーによって、ダイヤルの作りが違うのは見ても分かってもらえると思います。
クァンタムは細い棒で回すタイプですが、リバウンドは無段階調整です。
ナイトロンはダイヤル式で一段一段カチカチと動いていきます。
ここで違いが出ます。
同じようにメーカーが言う、1ノッチ動かしたとしても減衰力が動く範囲には違いがあります。
単純に言うと、クァンタムの方がナイトロンよりも、1ノッチで動く幅がすくない。
あくまで例えになりますが
数字で言うと、1ノッチ変えた時に
クァンタムの方が減衰力が5%動く
ナイトロンは10%動くみたいな感じ。
だから、
クァンタムは30~60までの幅の中に、20段階の調整が出来る
ナイトロンは10~80までの幅の中に、20段階の調整が出来る
みたいな感じかな。
クァンタムに比べナイトロンの方が、リバウンドを極端に柔らかくしてみたり固くしてみたりする事が出来るので、減衰力を変えた時の差がわかりやすい。
クァンタムはある程度やってダメなら、仕様変更しなければならない可能性が出てくる。
逆に、明確にサスへの要求が出来るならば
クァンタムの方が、より微調整が出来る事になります。
そんなこんなで、サスの調整からくる車体への影響を学ぶなら、ナイトロンの方がわかりやすい、ナイトロンに不満が出たらクァンタムが良いのではないかという考えなのです。
今回は自分が使っているナイトロンと別体クァンタムの比較を書きましたが、オーリンスもクァンタムに比べると1ノッチの変化量は大きいようです。
二度言ってしまいますが、これは自分が感じている感触ですので、こんなふうに感じているライダーも居るんだなぁ~ぐらいで見てください。
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