スパイクを履いた猫

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ユッケ集団食中毒事件 母娘の通夜営まれる

2011年05月08日 | 天気予報

ユッケ集団食中毒事件 母娘の通夜(11/05/08)

焼き肉のチェーン店の集団食中毒事件で家族で食事をして、今月、相次いで亡くなった娘(43)とその母親(70)の通夜が7日夜、営まれた。

先月23日、「焼肉酒家えびす」で、17歳になる長女の誕生日を祝って家族 5人で食事をした後、食中毒の症状を訴え、今月になり相次いで命を落とした。一緒に食事をした長女と13歳の長男は今も金沢の病院に入院している。通夜では祭壇に2人の遺影が掲げられ、参列者が2人の突然の死を悼んだ。喪主の夫は参列者に 「2人が亡くなったことが残念でなりません。子ども2人も入院していて心配が続いています。子どもたちが回復したら励まして下さい」とあいさつした。2人の告別式は8日午前に行われる。

(以下引用)

フーズ・フォーラスにユッケ用の肉を納入していた大和屋商店=5日午後、東京都板橋区

 

「和牛」ユッケに交雑種の肉、卸業者が加工納入

焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の客4人が死亡した集団食中毒事件で、食肉加工卸業者「大和屋商店」(東京・板橋区)が同チェーンの店舗にユッケ用和牛として卸していた肉の中に、和牛には該当しない交雑種の肉が含まれていたことが7日、読売新聞の取材でわかった。

店側では「和牛」と表示してユッケを提供していた。富山、福井、神奈川の3県警と警視庁の合同捜査本部は肉が汚染した経緯と共に、ユッケの材料となった肉について詳しく調べる。

交雑種であるにもかかわらず「和牛」として扱われていた肉は、先月13日に大和屋商店が加工した後納入されたもので、個体識別番号から福島県内 の畜産家の男性が飼育していたことが判明。

男性によると、さいたま市食肉中央卸売市場で1頭約45万円、1キロ当たり約1000円で競り落とされた。男性 は「和牛と称して売っていたなら、偽装だ」と話している。

(2011年5月8日03時04分  読売新聞)

 

 

 

 


複雑

2011年05月07日 | 天気予報

土下座会見を見なければよかったのかもしれない。尚のこと複雑な気分になってしまった。

とりあえずと言っては何だが本当に悪いと思うなら包み隠さず話して貰いたい。卸業者及び勘坂康弘社長、君らから誠意はまったく感じられないのはどうしてなのだろう。攻めばかりするつもりはないが、上辺のパフォーマンスにしか受け取れないのが本心である。今日も親族の従兄弟と話したばかりだが、何故こうなってしまったのかを一番に知りたい。

明日の午前に、お二人の葬儀が行われる

(以下引用)

笑顔の夕食暗転 砺波の男性一家、妻と義母失う

2011年05月07日 01:29(北日本新聞より)

笑顔であふれていた家族水入らずの夕食が暗転した。被害が深刻化する「焼肉酒家えびす」の集団食中毒。家族5人で砺波店を利用した砺波市の男性(48) 一家は妻(43)と義母(70)が死亡する悲惨な事態となった。高校2年の長女(17)と中学2年の長男(13)も重症で予断を許さない状況。 「なぜこんなことになったのか」。男性は赤く腫らした目で無念の思いを語った。

男性は妻と子ども2人の4人暮らし。4月23日、近くに一人で住む義母を誘って午後6時ごろから約2時間、同店で食事した。ユッケは5人全員が口にしたという。男性は「会話の中身は細かく覚えていないが、みんな楽しそうにしていた」と言う。

だが、2日後の25日から男性を除く4人が激しい腹痛を訴えて入院し、4日に妻、5日に義母が息を引き取った。
「最初は『ユッケがあたったのか』くらいにしか考えていなかった」と男性。約20年間連れ添った妻に話が及ぶと、「けんかもしたけど、ずっと一緒。子どもが大きくなって、これからやっと落ち着いて過ごせると思っていたのに…」と声を詰まらせた。

長男のサッカーの試合には夫婦そろって応援に行き、義母とは頻繁に互いの家を行き来して食卓を囲んでいたという。義母宅の近所に住む女性は「(義母が)『うちにご飯を食べに来るのよ』とうれしそうに話し、食材を買いに出掛けていた」と振り返る。

5日、2人の遺体が納められたひつぎが男性宅に運び入れられた。親族や知人らが弔問し、涙をぬぐいながら家を後にする人の姿も目立った。男性は店を運営す るフーズ・フォーラスに対し「家族が突然いなくなった悲しみと、子ども2人の無事を祈る気持ちでいっぱい。今はそこまで思いが及ばない」としながらも、 「なぜこんなことが起きたのか。いつか明らかにしてほしい」と言葉を振り絞った。

焼き肉チェーン集団食中毒 70歳女性が死亡し死者4人に

死者4人を出した焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒は6日、刑事事件に発展した。

富山、福井両県警の合同捜査本部(本部長・多田富山県警刑 事部長)がチェーンを運営するフーズ・フォーラス(金沢市入江、勘坂康弘社長)の本社や富山、福井の店舗、納入業者を一斉に捜索。同社は菌が付きやすい肉 の表面をそぎ取る作業をマニュアル化しないなど、衛生管理が不十分だった実態も明らかになりつつある。肉はどこで汚染されたのか、業績拡大の陰で店の安全 対策が置き去りになっていなかったか。全容解明に向け、捜査のメスが入った。

金沢市入江のフーズ・フォーラス本社に午後3時すぎ、両県警の捜査車両5台が到着、捜査員約20人が次々と社屋に入った。肉の流通経路や衛生管理に関する証拠資料を押収するための段ボールが運び込まれ、捜索は7日未明まで続いた。
ユッケを食べた客3人が亡くなった砺波店(砺波市となみ町)では同時刻、捜査員が店の関係者2人を立ち会わせ、調理場や客席などを捜索。高岡駅南店(高岡 市大野)では、午後5時40分ごろまで約2時間40分にわたって、捜査員がレジ周辺の書類を押収したり店内を撮影したりした。

ユッケに使われた肉を販売した東京都板橋区の精肉卸業、大和屋商店も捜査対象となった。玄関には「社長は出社していません」の張り紙。従業員は報道陣の問い掛けに無言のまま作業を続けた。一連の食中毒は、県内の食中毒患者と福井県で死亡した男児の大腸菌の遺伝子型が一致したことから、肉が各店舗に納入される前に菌が付いた可能性が高い。一方で、格安路線で業績を急拡大してきたフーズ・フォーラスの衛生管理のずさんさも表面化している。

同社は店舗数を急激に増やし始めた2009年から、肉の調達先を大和屋商店に変更した。安さなどが理由とされる。同じころ、自主的な肉の細菌検査もやめた。
国の生食用肉の衛生基準では、菌の付きやすい肉の表面をそぎ取る「トリミング」を定めているが、同社は店舗マニュアルに記載していなかったことも判明。石野浩平マネジャーは「もったいないとの意識があった。企業として甘さがあった」と言う。

さらに各店舗では、真空パックを開封し生肉が売れ残った場合、冷蔵庫に保管し翌日も客に提供していた。同社幹部は「衛生管理上(安全を保証する)根拠があったわけではない。食の安全に対する意識が低いと言われても仕方ない」と話している。

■砺波・高岡駅南店を無期限の営業禁止
焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で、県は6日、運営会社のフーズ・フォーラスに対し、食中毒が起きた砺波店(砺波市となみ町)と高岡駅南店(高岡市大野)の無期限の営業禁止処分を行ったと発表した。
           

            ずさん衛生管理にメス えびす一斉捜査、生肉表面削らず

 

■生肉の衛生基準に罰則 厚労省検討
 焼き肉チェーン店の集団食中毒を受け、厚生労働省は6日までに、生食用食肉を提供する際の新たな衛生基準を 設けることを決めた。食品衛生法に基づくもので、違反した場合は営業停止などの行政処分や、刑事罰の適用も検討する。今後、内閣府の食品安全委員会や厚労 省内の審議会で専門家の意見を聞き、できるだけ早い時期に新基準などを定める方針。また厚労省は都道府県に対し、生食用食肉を提供する飲食店などを対象 に、現在の衛生基準が守られているかどうか緊急に立ち入り調査するとともに、指導を強化するよう通知した。

 厚労省によると、罰則が新たに設けられれば、同省が定める衛生基準を満たさない店や施設は営業停止などの行政処分の対象になる。悪質な場合、責任者は2年以下の懲役または200万円以下の罰金となる見通し。


食中毒O111

2011年05月05日 | 時事

人生が変わる深イイ話【殺人焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」】

仲間の親戚家族が四月中旬に食したユッケにより食中毒を起こし昨夜亡くなられた。今朝になりまた同家族が息をひきとる。まだ17歳の娘と14歳の息子は意識不明のまま集中治療をしている。

家族は娘(17)の誕生日を祝うためこの焼肉店に訪れた。

(以下引用)

県内女性死亡、死者4人目 焼肉えびす集団食中毒

2011年05月05日 15:48

 フーズ・フォーラス(金沢市入江、勘坂康弘社長)が運営する焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で、県は5日、砺波店(砺波市となみ町)を 利用し重症で入院していた砺波厚生センター管内の女性(70)が同日午前6時すぎ、入院先の病院で死亡したと発表した。同チェーンの食中毒による県内の死 者は3人目で、福井県で死亡した男児を含めると死者は計4人となった。

 県の発表によると女性は4月23日、家族5人で砺波店を訪れユッケなどを食べた。26日に下痢と腹痛を訴え、27日朝から血便が出て入院。30日に溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症しけいれんや意識障害などの症 状がみられ、人工呼吸器を装着して血漿(けっしょう)交換の治療を受けていた。腸管出血性大腸菌O111が検出されており、県は同店での食事が原因とみて いる。女性(70)は4日に死亡した砺波市の40代女性の家族。

砺波店の患者数は、34グループの1~70歳の男女49人(男性23人、女性26人)で、前日から2人増えた。うち入院者数は28人(死亡した男児と女性を除く)で、その中でHUSを発症した重症者は17人。

高岡駅南店の患者数は13グループの3~38歳の男女16人(男性7人、女性9人)で前日から5人増えた。入院者数は前日から新たに3歳の女児ら2人が増 えて6人となり、うち4人がHUSで重症。4日までに両店でO111と157による腸管出血性大腸菌感染症と診断されたのは、前日から9人増の50人と なった。

同チェーンの店舗では、4月に砺波店と福井渕店(福井市)でユッケなどを食べた男児2人が相次いで死亡。多くの患者からO111やO157が検出されている。

横浜市と藤沢市の2店舗でユッケを食べた7人が症状を訴えている。このうち19歳の女性1人は重症。

 

「焼肉酒家えびす」社長逆切れ