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全盛期のナリタブライアンを彷彿させるネイサン·チェンの強さ

2022-02-13 07:24:04 | 日記
ほとんど書かないブログです😅
でも先日の北京オリンピックの🇺🇸ネイサンチェン選手の金メダルに感銘を受けたので、書きたくなりました。
北京オリンピックのフィギュアスケート男子シングルはご覧になりましたか? 私、実はフィギュアスケートが大好きでして、良く現地観戦をします。
全日本の大会ももちろん見に行きますが、海外スケーターも好きなので、海外まで国際大会を見に行ったりもします。
このオリンピックのチェン選手を見て思ったこと。それは他の選手を寄せ付けない圧倒的な強さ!でした。本当に強かった!私の大好きなナリタブライアンの全盛期を彷彿させる圧巻な勝利です!
チェン選手の4年間を例えるなら、やはり挫折と栄光。彼の実力を出し切れず5位に終わった2018年の平昌オリンピック。「あの経験は永遠に忘れない。でもその経験は永遠に力になる」と語ったと言うネイサン·チェン。その力を存分に発揮したショートプログラムは、世界新記録を更新しました!平昌で負けて以来、グランプリファイナル、世界選手権を全部制覇したものの、オリンピックタイトルが自分の目標ゴールと語っていました。

かつてのナリタブライアンが、圧巻の走りで7馬身差のぶっちぎリで三冠馬になった菊花賞のレースのように、ネイサンチェン選手の北京オリンピックも、2位に20点以上を引き離してぶっちぎりの完全勝利となりました。

もちろん🇯🇵の3選手も素晴らしかったです👏🏻👏🏻特に2位の鍵山優真選手は初めてのオリンピックで銀メダル!羽生結弦選手の四回転アクセルへの挑戦も同じ日本人として誇らしいです。

でも国を超えて、普通のフィギュアファンとして、「強い馬が強い勝ち方をした」ナリタブライアンの菊花賞の時のアナウンサーの言葉と重ね合わせて、ネイサンチェン選手の金メダルを心から嬉しく思います。
「ネイサン、リベンジおめでとう。やはりあなたには金メダルが似合うよ!」
彼は自身の今後について、継続か引退か明言していません。一流大学に通い、今はオリンピックに専念するため、休学中のネイサン。医学の道に進みたいと話していることから、両立は難しいと思うので、ゴールと語っているオリンピックで選手引退かな(T T)
でも選手の引き際ってほんとに難しいでよね。きっともっとネイサンには記録を出せる力はあるだろうけど、勝ち続けるネイサンのままで引退して欲しい気持ちもあるし、ファンとしては複雑です。
ナリタブライアンのように勝てなくなってからの引退はして欲しくない🥺
このオリンピック後に、また引退するスケーターがたくさんいるんだろうなと思うと、長い間見てきたフィギュアファンとしては寂しい気持ちになります。

ですが、数々の選手が作り上げてくれたたくさんの記録、歴史を受け継いで、また新たなフィギュアスケートの歴史が始まるのだと思います。
いつまでも色褪せない、語り継がれる名馬ナリタブライアンのように、ネイサン·チェンという名前も記録もファンの胸に永遠に刻み込まれることでしょう。
そしてフィギュアスケートの魅力に取り憑かれている私は、これからもずっと見続けていくのだろうと思います。

さあ、まだまだ北京オリンピックは終わっていません。女子選手も🇯🇵の3選手に続いて頑張ってほしいです!





我が家のハリネズミ

2021-04-03 18:02:54 | 日記
1歳8ヶ月の我が家のハリネズミ🦔♂
臆病なためなかなかシャッターチャンスがありません😂
でもめずらしく可愛く撮れました。
笑っているようにみえるかな?




栄光と挫折

2021-03-20 18:23:57 | 日記
先日の衝撃的な出会いから、冷めやらぬ私は相変わらずナリタブライアンのレースに夢中になっている。
彼の人生は本当に栄光と挫折と言う言葉が相応しかった。3歳当時、彼に勝てる馬は皆無と思えるほど、彼の強さは群を抜いていた。実況が言っていた。まさに横綱相撲だと。栄光の1年が終わり、彼は足の怪我をしてしまう。春のレースは出場出来ず半年間の休養を経て、秋の大レースに出場した。しかし、周囲からは、体調不良、調教不足と言われていた。お尻の筋肉は落ち、到底全盛期だった彼の走りを出来る状況でないことは明らかだったらしい。人間であれば、この状況でレースに出場するかは自分の意思で決定できる。練習不足で衰えた筋力で戦えば、怪我が悪化し、最悪な事態になれば選手生命が危ぶまれる。
だからトップアスリートは選手生命持続のため、決して無理な選択はしないだろう。でも馬は自分で決めることはできない。足が痛かろうが、レースに出されたら、精一杯走り抜くしかないのだ。
やはりそのレースで彼は、本来の走りを発揮出来るはずもなく、彼のキャリア史上、最低の屈辱を味わう12位という惨敗に終わったのである。何度も言うが、彼は三冠馬の最強のサラブレッドである。
デビューの年に勝てなかったレースはいくつか経験はしているようだが、6位という順位は今までが最低でしかも1度きりでだった。それが天皇賞という大舞台、しかも1番人気で挑んだレースで、彼は12位という不本意な結果を突きつけれたのである。実況は言っていた。
頭のいい馬だから、足が痛くなる恐怖から本気で走れないのだと。
そのような状態でなぜ彼は走らなければいけないのだろうか。
彼はただ走ればいい馬ではない!
走って勝たなければならない使命を持った馬なのだ!1番人気だから、ファンのために欠場せず走らなければいけないのではない!1番人気だから、ファンの期待に応え優勝しなければいけない馬なのだ!ライバルを寄せ付けず、圧倒的な強さで勝っていた彼が、11頭ものライバルの背中を見ながら走り続けた心境はいかばかりか。当時のレースをリアルタイムで見ていないが、それでもひたむきに一生懸命に走る彼の姿に本当に心を打たれた。
12位という競走馬で初めての挫折を味わった彼、その後のレースもやはり状態は全盛期のものには程遠い。彼の全盛期のあの直線の瞬発力は凄まじいものだった。勝てなくても、ファンは再起を信じ、彼は多くのレースで常に1.2番人気だったようだ。でも順位は上がるがやはり勝てない。
2番人気になったレースで、1番人気の馬とマッチレースの末ハナの差で制したレースが彼の最後の勝ち星であった。

でも私が1番感動したのは、彼の最後になるレースである。実は私は学生時代は陸上部に所属していた。私は中距離ランナーだった。誰もが走る適性というものがある。
短距離が得意な人、中距離向き人など人によってさまざまだが、やはりそれにあったレースの練習をしているし、ペース配分はとても大事である。普段中距離や長距離を走ってる選手が短距離の大会に出ることなど不可能だと思う。短距離を専門としている選手に叶うわけがないのだ。
しかしナリタブライアンのラストレースは、普段中長距離を得意としている彼がなんと1200mという短距離のレースだったのだ。ナリタブライアンのレースは序盤から中盤まではいつも後方にいて抑え気味に走り、第3コーナー辺りから徐々に前に上がり、第4コーナーあたりで一気にまくし立て、ラストの直線でとてつもないトップギアでスパートをかけて他の馬を引き離すという、長距離そのものの走りのスタイルであった。
短距離を専門としてる馬のペースで走ることは容易ではなかったはずだ。
でもファンは彼を信じ、2番人気でスタートした。やはり彼は前半からの出遅れか、ラストでスパートをかけるものの間に合うはずもなく、4位に終わった。でも私は、その4位は表彰に値すると思う。
短距離を走る馬ばかりに混ざって4位というのは、やはり彼の力が本物であったことの証だろう。足の状態が良くない中、自分の得意としないレースに出て、1位と大差ない4位であったのだから。
でも結局はこれを最後に彼は、二度と走ることができない致命傷となる怪我を発症し、競走馬としての馬生を終えた。
自分の苦手な距離であったにも関わらず、彼は本当に一生懸命勝利に向けて走っていた。その姿に栄光を駆け抜けてきた、彼のプライドと意地を嫌という程見せつけられた。せめて最後のレースは、その後に控えていた彼の得意な距離でのレースにしてあげて欲しかった。

クラシック三冠馬になった時にいつもつけて貰ったタスキの重み、それをつけて歩いた栄光のビクトリーロード。
もう一度その歓声の中で酔いしれたかったに違いない。
でも私は彼を知って見たどのレースも、彼は真の王者であり、最強の三冠馬だったと思っている。
史上5頭目の三冠馬!最後こそ彼本来の強さを取り戻すことは出来なかったが、ナリタブライアンというサラブレッドが、平成を代表する最強の名馬であることに疑問の余地はないだろう。




23年後の衝撃

2021-03-18 20:21:00 | 日記
何故急にブログを始めようと思ったのか?
それは先日何気なく付けていたテレビでやっていた番組に、釘付けになってしまい、あっという間に魅了されてしまった事があったからである。
それは私が1番縁遠かった世界、競馬の話であった。週末の昼間、麒麟の川島さんが出ていたジャニーズの番組、川島さんは、自分がハマったきっかけになったという一頭の競走馬の話をしていた。その競走馬のレース映像を見た瞬間から、私はその競走馬に凄く魅了され、YouTubeで過去のレース映像を全て見てしまったのだ。その競走馬の名前はナリタブライアン。彼の走るスタイルにすっかり夢中になってしまったのだ😆
競馬を全く知らない私は、その馬の強さもわからないし、クラシック三冠馬が何なのかも分からなかった。ただ、その最後の直線を、ほかの馬達とは違う生き物のようなスタイルで走るナリタブライアンにすっかり魅了されてしまったのである。あの直線での爆発的な速さはなんなんだろう!
今更?!と競馬ファンの方には叱られそうだが、本当に彼の走りは衝撃的だった。
後から色々わかった事だが、彼は3歳の時にクラシックと呼ばれるG1レースを全て大差の圧勝で勝った最強馬であった。鼻に付けていた白いモフモフは、シャドーロールという、足元を見えなくなるようにする矯正具らしい。それは彼のトレードマークだったようで、その強さから付いた彼の別名は「シャドーロールの怪物」であったということ。知れば知る程、私の彼の魅力に惹き付けられた。
ただ彼が亡くなってからはすでに23年もの月日が経っていた。
それからというもの、競馬に全く興味がなかった私が、競馬を面白いと思うようになった。馬券こそは買いたいと思わないが、いくつかのレースをYouTubeで見まくった。でもナリタブライアン以外、私の心に残る走りには出会えない。聞いたことがある馬は、ディープインパクト、オグリキャップくらいだった私にとって、ナリタブライアンとの出会いはとても衝撃的であった。
何故そんなにも魅了されたのか、自分でも正直良くわからない。でも、全く無知のジャンルに、こんなにも心奪われる自分が不思議で、ブログに書いておきたくなった。
会社に競馬に詳しい上司がいた。早速聞いてみたが、やはり強い馬で大好きだったと言っていた。
だがその後、怪我をし、全盛期の強い彼は次第に身を潜め、引退を余儀なくされてしまった。短すぎる彼の競走馬人生に幕を閉じた。そしてそのわずか2年後には7歳と言う若さでこの世を去った。
サラブレッドとして生まれ、競走馬として王者を極めた彼が、思いもよらない怪我で終わってしまった。三冠馬だった頃の自分に誇りを持っていたに違いない。
どんなに無念だったことだろう。競走馬としてずっと生きてきた彼はもっともっとあの歓声の中を走り続けたかったに違いない。彼の短い馬生に涙せずにはいられない。
私はこれからも何度も何度もナリタブライアンのレースを見続けるだろう。
いつか彼が眠るお墓に行きたいとすら思っている。

彼の死後23年の時を経て、ナリタブライアンという最強馬を知ることが出来てよかった。
ナリタブライアン!!これからもずっと私の心の中で、彼の最強の走りは生き続けるだろう!