ある朝のこと。
tontonが自宅を出て数分後、
ドアを開ける音がしたので、玄関に行くと…
泣きそうな顔をしたtontonが立っていました
話を聞くと、家から数十メートルのところで転び、ズボンに穴が開いたとのこと
ケガが無いか確認しましたが、膝は出血しておらず、
手の擦り傷だけで済んだようです
手洗いを促し、その間に別のズボンを準備
着替えさせている時に
bebe:「ズボンに穴は開いたけど、ズボンとタイツのおかげで膝を擦り向かなくて良かったね
ズボンは修理しておくから大丈夫」
前向きな言葉がけで再び送り出しました
冬ズボンは一着しか持ってなので夏ズボンを履かせましたが、
生地は薄いけどヒートテックのタイツを履いてるので、
寒さには耐えれるハズ
新しいズボンを購入しようと思い、業者に連絡しましたが、
在庫がなく、しかも繁忙期で2週間くらいかかるかもとのこと。
汚れを取るために洗濯し乾燥。
かなり派手に転んだようで、ガッツリ破れていました
大きさ比べはUSBメモリ(笑)。
修理開始
かなり大きな穴なので、
アイロンで貼りつけられる補修用の布は使えない
裾上げした時の端切れ。捨てずに残していました
修理の仕方をネットで検索
「かけつぎ」「かけはぎ」と呼ばれる方法が一番だと分かりましたが、
職人(匠)技で、修理に出すと軽く万は超えるんですよね
この大きさだと3万円はする
ネットでかけはぎ職人さんのYouTubeを見てイメージトレーニング
共布(ともぬの)を使い、穴を隠します
共布の糸を何ミリかほどきます
針に糸を通し、輪を作り、
その輪に共布の糸端を引っかけて縫います。
素人さんのHPには文章で詳細が載っていましたが、
糸は2~3本まとめて引っかけたとのこと
ここは丁寧に仕上げたかったので、
職人さんと同じように私は1本1本チクチク縫いました
裏から見るとこんな感じ
ここで重大なミスに気付いた
柄が合ってない
ということで、
すべて糸を解き、一からやり直し
柄を合わせようと思ったら、布が足りない
布を繋ぎ合わせることにしました
繋ぎ合わせたところが気になりますが
新しいズボンが届くまで我慢してもらいましょう
柄が合ってるか何度も確認(笑)。
1本1本手縫い
ぐるっと一周縫えました
裏はこんな感じ。
チクチク縫っている横で、
meica:「1本1本縫って大変じゃない?meicaはすぐ飽きるわ」
bebe:「肩が凝って目は疲れるけど、無心になれるから楽しいで」
補修用あて布で裏側をペタッと補強
完成
素人なのでこれが限界(笑)。
角度を変えてみると目立ちます
履くとこんな感じ
tonton:「これで十分」
しばらくこれで我慢してもらいましょう
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