こんなに、遅くなったんは、べびたんのせぃではありません。
全てはみぃみぃのせぃです。
ふつうのお人形ならあきらめることでしょう。
せやけど、べびたんは、ふつうのお人形やありません。
そんじょそこらのお人形とはちがうんです。
あきらめません。
それぞれがどのようにして家族となったのか。
大事な記ろくです。
書きのこします。
あれは、去年の夏。みぃみぃが、『ししょしょ・・しかく』で、『おちる~~』とか『おちた~~』とか騒いでいたころのお話。
みず(瑞樹) と あず(梓) がきました。
写真をご覧ください。
みず は、『お風呂べびーちゃん』です。
あず は、シバ族です。
せやけど、二人は一緒に暮らしていました。
別れさせるわけにはいきません。
『べびたんの館』は、『中嶋製作所のおふろべびぃちゃん』の館です。
でも、特別な事情があれば、家族になります。
それが、あず です。
それに、シバ族は、すでに るー がいます。
るー は、みぃみぃが 『パンツをはいていない』ところを見るに見かねて、
家族に招いた子でしたね。
るー と あずは、そっくりさんですが、お目めが、閉じない。
それが、あず の弱点です。
さて、あずと みず、 我が家に到着した頃から、振り返りましょう。
到着しました!
いつものように、べびたんがそっせんして、おむかえです。
・・・仲良く並んで眠っているようです。いや、あずはずっと起きていたようです。
大事にされていたんですね。お着替えのお洋服もいっしょです。
あずです!なんか、おもしろがってます。そう!楽しいことが起こるでぇ!
ルーが飛び出してきました。
そう、一番、まちわびていたのは、ルールーでした。
るーるーは、自分と同じ種族を待ちわびていたのです。
るーがひきづりまわすのを、べびたんは止めました。
長旅で疲れてるはずですから。
『二人、一緒に来たよ。』
二人は別れ別れになる、予感がしていたんですね。
いえいえ、二人はこれからもずぅ~~っと一緒なんです!
優しいお姉さんのお顔をしています。
まつ毛がほとんどありません。
きっと、あず にはできないこと・・・・目を閉じる不思議さ が
興味の対象となっていたんです。
お目めをずっとずっとさわられて暮らしたに違いありません。
瑞樹と名付けられました。みず ですね。
やんちゃなお顔をしています。(そのやんちゃさは後になって証明されます。)
さぁ、今日は眠りましょう。二人ともつかれたでしょう?
あずは、眠れない?
いえいえ、べびたんの館に来た家族は、みんな横になって眠るのです。
目ぇが閉じれようと閉じれなかろうと、関係ありません。
お顔にバスタオルをかけて、寝かせました。
バスタオルは、べびたんらぁにとっては、まぁ、いわゆる、タオルケットです。
この日、あずあずは、横になって眠る ことを、覚えました。
二人はぐっすり眠りました。
☆べび☆