防犯カメラの杜

防犯カメラや監視カメラなどをご紹介です。お探しの防犯カメラがここで見つかります。

子供達に気配り

2011-03-31 18:21:27 | 防犯カメラ
東日本大震災を受け、被災地の状況が連日絶え間なく、テレビに映し出されている。報道として重要だが、幼児には心理的な悪影響が出始めているという。専門家は「災害から命の尊さを学べるのは小学3、4年になってから」と注意を呼びかけている。
「もともと元気に遊んでいたのに、震災後の月曜日(14日)から先生のそばを離れなくなった子、一人でトイレに行けなくなった子や、ジャングルジムが倒れないか心配する子がいる。安心させるような対応を心がけている」
認定こども園「あいゆう園」(茨城県龍ケ崎市)の大越和美主任は震災以降、園児たちの心の変化に気付き始めているという。
筑波大学大学院の徳田克己教授(子供支援学)も「小学1年のわが子が不安定でよく泣くようになった、という母親から話を聞くと、地震の怖さを言い聞かせ、テレビの映像もよく見せていた」。
こうした子供たちの異変に対し、徳田教授は「多くの親は深く考えないまま、子供と一緒に災害のニュースを見て、『死んだら会えないんだよ』などと話しかけたりする。震災を通じて幼いうちから命の大切さを教えなければ、というのは勘違いで、恐怖だけを抱かせてしまう」と強調する。
1995年の阪神大震災後、徳田教授のグループが、ニュース映像を見た幼児を調査したところ、被災地ではないのに、多くの子供に夜泣きや不登園の傾向が出た。
中には夜驚(やきょう)症(睡眠から突然起きて叫ぶなど怖がる症状)、爪をかむ、チックなどの神経症状が強く、治療が必要な子供もいたという。
幼児がいる場合の災害情報の接し方として徳田教授は、悲惨な映像をなるべく見せない▽親がテレビを見る時には近くにいて、「ママ(パパ)がいるから大丈夫」などと声をかける▽災害と死を結びつけたり、死んだら会えないといった話をしたりしない▽枕元に子供の宝物を置いて安心させる-などを挙げる。
徳田教授は「幼児は恐怖を感じても、地震の時に正しく対処できるわけではなく、悪影響の方が大きい。不安を取り去るよう工夫してほしい」とアピールしている。

子供達の心の変化

2011-03-30 16:45:04 | 防犯カメラ
乳幼児や小学生といった子供では、心の変化が大人と違った形で表れることがある。よく見られるストレス反応として、寝付きが悪くなる▽わがままを言う▽大人びた態度を取ったり他人の世話をやきたがる-などがある。ほとんどは時間とともに回復するため心配はいらないが、症状が長引いて気になるときは相談窓口や巡回の人に相談してみるといい。
日常生活では家族が一緒にいる時間を増やしたり、子供が話すことをきちんと聞いたりする。食事や睡眠などの生活リズムも崩さないようにすることを心掛けたい。

子供達のサインを見逃すな

2011-03-29 15:18:23 | 防犯カメラ
不安やストレスのサインが現れやすいのは、(1)睡眠(2)食欲(3)表情。
年齢別では、乳児の場合、夜泣き▽寝付きが悪い▽少しの音で驚く、泣く▽表情が乏しくなる-などが起こる。幼児以上は、赤ちゃん返り(指しゃぶり、おねしょ)▽食欲低下▽落ち着きがない▽無表情▽チック▽自傷(爪かみ、髪を抜く)▽震災ごっこ▽暴力的な遊び-など。
では、どう対処すればいいのか。子どもが幼い場合について、片田さんは「テレビの視聴は控え、ごく普通に生活することで『大丈夫だよ』と伝えてあげて」と話す。不安から親のそばを離れない場合はたくさん抱き締めることだ。
湯汲さんも「毎日同じ環境で過ごすことが、子どもの情緒の安定や脳の成長に必要」とし、必要な情報の入手については「子どもが寝た後にテレビを見るなど工夫を」と提案する。
小学生になると、地震や津波、原発の爆発などに疑問を持っていることも多い。片田さんは「親は説明を避けがちだが、事実を事実として教えることも必要。疑問に丁寧に答え、一緒にメカニズムを調べることで不安を受け止めてあげてほしい」と助言する。

子供達をサポート

2011-03-28 21:23:50 | 防犯カメラ
東日本大震災の被災地で子どものための支援が始まる中、子どもの支援者をサポートする特設サイト「東北関東大震災特設 先生のためのメール相談」が開設された。管理代表者は東京学芸大学の小林正幸教授。臨床心理士や教師など、子どもの心理の専門家がチームを組む。
同サイトでは、被災した子どもや被災地以外でも心理的にケアを必要とする子どもに関する相談を専用フォームから受け付ける。「先生のためのメール相談」となっているが、教師以外からの相談も可能だ。また、被災地や全国でできる子どもの心のケアのための具体的な方法や、子どもの支援者・保護者に役立つ情報一覧なども掲載。twitterやfacebookでも情報提供を行っている。
小林教授は「子どもの心を支える大人の心も精一杯のはず。特に現地ではインターネットを見られる環境にないため、ぜひこの情報を伝えてほしい」と呼びかけている。
一方、被災した子供たちが安心して遊べる「こどもひろば」を開設する動きもでてきている。NGOのセーブ・ザ・チルドレンでは16日に仙台市若葉区に第一号を開いたのを皮切りに、石巻市の小学校など合計6カ所に開設中。同団体の佐藤則子さんは「こども『ひろば』で同じ体験をした同世代の友達と触れ合うことで、徐々に日常を取りしてもらうことも目的」と話す。
このNGOでは、子供がストレスを感じ始めた兆候の見分け方や、対処の仕方といった情報提供も行っている。


子供達を安心させる

2011-03-26 21:52:17 | 防犯カメラ
東日本大震災を受け、被災地の状況が連日絶え間なく、テレビに映し出されている。報道として重要だが、幼児には心理的な悪影響が出始めているという。専門家は「災害から命の尊さを学べるのは小学3、4年になってから」と注意を呼びかけている。
「もともと元気に遊んでいたのに、震災後の月曜日(14日)から先生のそばを離れなくなった子、一人でトイレに行けなくなった子や、ジャングルジムが倒れないか心配する子がいる。安心させるような対応を心がけている」
認定こども園「あいゆう園」(茨城県龍ケ崎市)の大越和美主任は震災以降、園児たちの心の変化に気付き始めているという。
筑波大学大学院の徳田克己教授(子供支援学)も「小学1年のわが子が不安定でよく泣くようになった、という母親から話を聞くと、地震の怖さを言い聞かせ、テレビの映像もよく見せていた」。
こうした子供たちの異変に対し、徳田教授は「多くの親は深く考えないまま、子供と一緒に災害のニュースを見て、『死んだら会えないんだよ』などと話しかけたりする。震災を通じて幼いうちから命の大切さを教えなければ、というのは勘違いで、恐怖だけを抱かせてしまう」と強調する。
1995年の阪神大震災後、徳田教授のグループが、ニュース映像を見た幼児を調査したところ、被災地ではないのに、多くの子供に夜泣きや不登園の傾向が出た。
中には夜驚(やきょう)症(睡眠から突然起きて叫ぶなど怖がる症状)、爪をかむ、チックなどの神経症状が強く、治療が必要な子供もいたという。
幼児がいる場合の災害情報の接し方として徳田教授は、悲惨な映像をなるべく見せない▽親がテレビを見る時には近くにいて、「ママ(パパ)がいるから大丈夫」などと声をかける▽災害と死を結びつけたり、死んだら会えないといった話をしたりしない▽枕元に子供の宝物を置いて安心させる-などを挙げる。
徳田教授は「幼児は恐怖を感じても、地震の時に正しく対処できるわけではなく、悪影響の方が大きい。不安を取り去るよう工夫してほしい」とアピールしている。

子供達へ声掛けで不安取り

2011-03-25 12:18:45 | 防犯カメラ
東日本大震災を受け、被災地の状況が連日絶え間なく、テレビに映し出されている。報道として重要だが、幼児には心理的な悪影響が出始めているという。専門家は「災害から命の尊さを学べるのは小学3、4年になってから」と注意を呼びかけている。「もともと元気に遊んでいたのに、震災後の月曜日(14日)から先生のそばを離れなくなった子、1人でトイレに行けなくなった子や、ジャングルジムが倒れないか心配する子がいる。安心させるような対応を心がけている」認定こども園「あいゆう園」(茨城県龍ケ崎市)の大越和美主任は震災以降、園児たちの心の変化に気付き始めているという。筑波大学大学院の徳田克己教授(子供支援学)も「小学1年のわが子が不安定でよく泣くようになった、という母親から話を聞くと、地の怖さを言い聞かせ、テレビの映像もよく見せていた」。こうした子供たちの異変に対し、徳田教授は「多くの親は深く考えないまま、子供と一緒に災害のニュースを見て、『死んだら会えないんだよ』などと話しかけたりする。震災を通じて幼いうちから命の大切さを教えなければ、というのは勘違いで、恐怖だけを抱かせてしまう」と強調する。平成7年の阪神大震災後、徳田教授のグループがニュース映像を見た幼児を調査したところ、被災地ではないのに、多くの子供に夜泣きや不登園の傾向が出た。中には夜驚(やきょう)症(睡眠から突然起きて叫ぶなど怖がる症状)、爪をかむ、チックなどの神経症状が強く、治療が必要な子供もいたという。幼児がいる場合の災害情報の接し方として徳田教授は、悲惨な映像をなるべく見せない▽親がテレビを見る時には近くにいて、「ママ(パパ)がいるから大丈夫」などと声をかける▽災害と死を結びつけたり、死んだら会えないといった話をしたりしない▽枕元に子供の宝物を置いて安心させる-などを挙げる。

災害による子供達のメンタル症状

2011-03-24 11:26:44 | 防犯カメラ
表情が少なく、ぼーっとしていることが多い【感情の麻痺】
話をしなくなったり、必要以上に怯えている【過緊張】
突然興奮したり、パニック状態になる【フラッシュバック】
突然人が変わったようになり、現実にないことを言い出す【解離】
そわそわして落ち着きがなくなり、少しの刺激でも過敏に強く反応する【易刺激性】
いらいらしていて暴れたりする【焦燥感、自制困難】
吐き気や腹痛、めまい、息苦しさ、頭痛、頻尿、おねしょ、眠れない、体の一部がうまく動かせない、等の症状を強く訴える【症状の身体化】
今まで言うことを聞いていた子が、甘えが強くなり、ぐずってわがままを言う。逆に,気の強かった子が急に素直になってしまった【退行、罪悪感や無力感】

子供達の災害によるストレス障害

2011-03-23 16:31:52 | 防犯カメラ
災害や事件・事故に子どもが遭遇すると、恐怖や喪失体験などにより心に傷を受け、「その時の出来事を繰り返し思い出す」、「遊びの中で再現する」などの症状に加え、「情緒不安定」、「睡眠障害」などが現れ、生活に大きな支障を来すことがあります。こうした反応はだれにでも起こり得ることであり、ほとんどは、時間の経過とともに薄れていきますが、このような状態が4 週間以上長引く場合を「外傷後ストレス障害「(Posttraumatic Stress Disorder)」(以下「PTSD」という。)と言います。そのため、日ごろから健康観察を徹底し、情報の共有を図るなどして、問題の早期発見に努め、子どもや保護者等に対する支援を行い、PTSD の予防と対応を図ることが大切です。

子供達の精神状態を見逃すな。

2011-03-22 16:41:09 | 防犯カメラ
大規模な災害被災や犯罪被害のように非常に強いストレスが加わった際には、脆弱性が小さい、ストレスに強いといわれているような人々でも、多くの人が心的外傷後ストレス障害(PTSD)にかかりやすくなる。うつ病も、急激なストレスや日常生活の中にある慢性的なストレス状況の中で生じうる病気である。統合失調症は、二つの病気に比べれ一般的には脆弱性の寄与がやや大きいと考えられ、比較的弱いストレスであっても発症するが、他の疾患と同様にストレスと脆弱性の相互関係の中で発症や再発がある病気である。客観的に見れば「たいしたことではない」と思われがちなことでも、本人にとっては大変な負担となりうることが理解できる。いずれにせよ、精神疾患は、早期に発見し、正しく治療・支援を行い、ストレスを和らげる環境を作ることにより症状を和らげることができるのである。正しく対応すれば、たとえ、精神疾患に起因する幻覚や妄想による自傷や他害行為があったとしても、症状が改善し、回復への一歩を踏み出すことができるのである。このような精神疾患の発生要因や対処方法について、国民各層の理解を深めることが、今後の取組の出発点である。

子供達の災害によるトラウマ

2011-03-20 21:50:09 | 防犯カメラ
「トラウマ」とは、もともと“けが”を意味する言葉であるが、それを現在の“心的外傷”の意味に用いたのは精神分析の創始者フロイトである。当初は、心因性の症状(歩けなくなる、失神するなど)を生み出すような情緒的にショッキングな出来事を指していたが、最近では、長く記憶にとどまる辛い体験を一般にトラウマと呼ぶことが多い。一方、PTSD におけるトラウマとは、災害や事件・事故など生命の危機や身体の保全が脅かされるような状況を体験するか目撃し、強い戦慄や恐怖を味わった場合に限定されている。一般的な意味でのトラウマは時間の経過とともに自然に解消することがあるが、PTSD の場合には治療が必要である。

子供へのアニバーサリー反応

2011-03-20 00:34:28 | 防犯カメラ
災害や事件・事故などが契機としてPTSD となった場合、それが発生した月日になると、いったん治まっていた症状が再燃することがあり、アニバーサリー効果やアニバーサリー反応と呼ばれている。このような日付の効果は必ずしも年単位とは限らず、同じ日に月単位で起きることもある。対応としては、災害や事件・事故のあった日が近づくと、以前の症状が再び現れるかも知れないこと、その場合でも心配しなくても良いことを保護者や子どもに伝えることにより、冷静に対応することができ、混乱や不安感の増大を防ぐことができる。

子供達への一過性の不安症状への対応例

2011-03-18 12:06:14 | 防犯カメラ
(1) 被災のあらまし
震災時、家が停電し、暗闇の中で打撲した家族が「うぅー」という苦しげな声をあげるのを聞き、子どもは強い恐怖を感じた。子どもと家族は救出されたが、けがをした祖父は入院した。

(2) 被災直後から学校再開まで災後、学級担任が安否確認に家庭を訪れた。母親に本児の様子を尋ねたところ、家では暗いところを怖がり、夜一人で眠れず、怖くてトイレに行けないことや、ビルのエレベーターに乗れない状態であることが分かった。また、頭痛や腹痛などの症状も出現していた。○ 学級担任・養護教諭の動き学級担任は、子どもの様子を校長、学年主任及び養護教諭に報告した。そして、自然災害時における子どもの心のケアに関する資料を母親に届け、本児の様子をよく観察して変化を知らせて欲しいと伝えた。学校再開までは、毎日学級担任が家庭と連絡をとり、養護教諭と相談しながら経過観察し、対応に当たることにした

(3) 学校再開後
本児の様子は震災直後と大きく変わらず、学校再開後も登校しない状態が続いた。学級担任が養護教諭と家庭訪問をすると、母親から保護者同伴で保健室に登校したいとの希望があった。子どもも母親との登校を強く希望したため、校長は本児の登校支援のため母子登校を許可した。

○ 子どもと保護者の心のケア
保健室の中ではボンヤリするかと思えば突然泣き出すなど不安定な精神状態が続き、登校できない日もあった。養護教諭は学校医と相談し、本児の症状は「急性ストレス障害(ASD)」の状態に近いことを確認した。養護教諭は学校医のアドバイスをもとに、心配する母親に対して適時面談し、子どもが元気になるにはしばらく時間がかかることを説明し、焦らずに見守れるよう母親を支えた。保健室では子どもに安心感を与えるため、養護教諭が本児の手を握り、抱きしめるなどのスキンシップを図った。保健室登校を重ね、保健室での様子が少し落ち着いてきたころを見計らい、養護教諭は学級担任と相談し、クラスの友達に保健室へ本児の様子を見にくるよう頼むことにした。少しずつクラスの友達と話しをするようになり、日が経つにつれ症状は軽快し、時折笑顔も見られるようになった。母子登校を始めてから2週間ぐらい経過すると、家庭での様子も次第に落ち着いてきた。一人でトイレに行けるようになり、明かりがついていれば普通に生活できるようになった。入院していた祖父が無事に退院して家に戻ると、本児はさらに安定し、クラスの授業に参加し始め、半月後には一人で登校できるようになった。

子供達への対応

2011-03-17 21:33:39 | 防犯カメラ
「子供達のケア」

① ストレス症状を示す子どもに対しては、ふだんと変わらない接し方を基本とし、優しく穏やかな声かけをするなど本人に安心感を与えるようにする。
② ストレスを受けたときに症状が現れるのは普通であることや症状は必ず和らいで行くことを本人に伝え、一人で悩んだり孤独感を持たずに済むように、信頼できる人に相談したり、コミュニケーションをとることを勧める。
③ 子どもがなるべくふだんと変わりない環境で安心して学校生活が送れるようにすることで、子どもに落ち着きと安全感を取り戻させるようにする。
④ 学級(HR)活動等において心のケアに関する保健指導を実施する。強いストレスを受けたときに起こる心や体の変化、ストレスの対処方法(誰かに相談する、おしゃべりする、話しを聞いてもらう、体を動かす、音楽をきく等)等について発達段階に応じて指導し、心が傷ついたりしたときどのように対処したらよいかについて理解を深め、生活に生かせるようにする
⑤ 保護者に対しては、ストレス症状についての知識を提供するとともに、学校と家庭での様子が大きく異なることがあるため、緊密に連絡を取り合うことを心がける。
⑥ ストレス症状に、心理的退行現象と呼ばれる一時的な幼児返り(幼児のように母親に甘えるなど)が認められることがあるが、無理に制止することなく経過観察するようにする。
⑦ 症状からASD やPTSD が疑われる場合には、児童精神科医などの専門医を受診する必要がある。学校医等の関係者と相談の上、受診の勧めを行い、専門医を紹介するなど適切な支援を行う。
ASD 及びPTSD と診断された場合は、専門医との連携が不可欠となる。ASD やPTSD を発症した子どもは、自分は特殊で異常であると一人で悩んだり、自分の努力不足であると誤って自分を責めたりすることが多い。このため、保護者だけでなく子どもに、ショックの後にだれでも起きることのある症状であることを説明し、安心感を与えるようにする

子供達のストレス症状

2011-03-16 21:27:39 | 防犯カメラ
子どものストレス症状の特徴

災害等に遭遇すると、恐怖や喪失体験などの心理的ストレスによって、心の症状だけでなく身体の症状も現れやすいことが子どもの特徴である。また、症状は心理的ストレスの種類・内容、ストレスを受けてからの時期によって変化する。そのようなストレス症状には、情緒不安定、体調不良、睡眠障害など年齢を問わず見られる症状と、発達段階によって異なる症状が含まれる。幼稚園から小学校低学年までは、腹痛、嘔吐、食欲不振、頭痛などの身体症状が現れやすく、それら以外にも興奮、混乱などの情緒不安定や、行動上の異変(落ち着きがなくなる、理由なくほかの子どもの持ち物を隠す等)などの症状が出現しやすい。小学校の高学年以降(中学校、高等学校を含む)になると、身体症状とともに、元気がなくなって引きこもりがちになる(うつ状態)、ささいなことで驚く、夜間に何度も目覚めるなどの症状が目立つようになり、大人と同じような症状が現れやすくなる。

気をつけて。

2011-03-15 11:22:21 | 防犯カメラ
「チェーンメールに注意」

東日本巨大地震で、デマ情報が飛び交ったり、不安を募らせた住民が生活用品を買い占めたりしている。「黒い雨が降るので気をつけて」などと、根拠なしに危機感をあおるメールも流れており、関係機関は冷静な対応を呼びかけている。福島第一原発から約50キロ離れた避難所の県立川俣高校(川俣町)では15日未明、町職員らの間で「災害対策本部から屋内退避命令が出た」とのうわさが広まった。避難所を管理する浪江、双葉の両町職員は、うわさの真偽を確認できないまま校舎外へ走り、校舎周辺で車中泊をしている避難者を揺り起こして体育館内に避難させた。誤報と判明したのは夜が明けてから。結局、怪情報の出所は分からなかった。対応に追われた浪江町職員は、「情報源はラジオ1台のみで、体育館にはテレビがなく、電話やインターネットも接続が制限されている。原発の状況も詳しくわからず、避難者へ正確な情報が行き届かない」と困惑する。福島県喜多方市の女性は14日、福島市の友人から「福島原発の事故などの影響で、雨には危険な放射能が含まれる。レインコートを必ず利用して」というメールを受け取った。女性は慌てて近くの100円ショップに向かったが、レインコートは既に売り切れ。他の店を探しても、品切れや品薄になっていた。原子力安全技術センターは、「雨に直接触れないのは有効な対策だが、現在空気中で測定されている程度の数値では、放射性物質が雨に溶け込んで降ってくるというのは考えにくい」と冷静な行動を呼びかける。また、放射性ヨウ素による健康被害を防ぐのに有効な内服薬「安定ヨウ素剤」の代わりに、ヨウ素を含むうがい薬やヨードチンキを飲んだり、ワカメやとろろ昆布を食べたりすることを勧めるメールも出回っている。福島県伊達市内のドラッグストアでは、福島第一原発で水素爆発を起こした12日以降、うがい薬の売れ行きが急激に伸び、15日夕に完売した。しかし、こうした情報は根拠に乏しい。放射線医学総合研究所は「むしろ、うがい薬をのんでしまうと、有害な影響が出る可能性がある。ワカメなどでは十分な効果を得られない」と指摘。原子力安全委員会も、とろろ昆布などを食べることは、「放射性ヨウ素の甲状腺への集積を抑制する措置としては適切ではない」としている。むやみに危機感をあおるメールにも注意が必要だ。「『多くの人に知らせて』などと、転送をお願いする文面をつけたチェーンメーの典型。それを信じて知り合いに送ると、さらに不安をあおることになる」と注意を促す。総務省はーンメールに惑わされず、報道など信頼できる情報源で内容を確かめてほしい。メールが届いても、速かに削除を」と呼びかけている。