にじ色ビスケット

色鉛筆でイラストを描いてます

「母の老い方 観察記録」松原惇子

2020-12-27 04:42:09 | 日記
古本屋さんで200円売っていた・・
おもしろそうだったので買う・・。

漏水トラブルで
住んでいたマンションを売却し
年老いた実母と40年ふりに同居をはじめた・・
その92歳になるお母さんの老後を綴る・・。

50代以上の作家さんのエッセーを読むと
親の介護をしている話が多い。
が、この人のお母さんは
ものすごく元気。
総入れ歯で200グラムのステーキ(とライスとサラダ)を平らげ、
毎日一人で公共交通機関に乗って出かけていく。
ド派手な服を着て、毎月一回は美容院。
家事一切一人でこなし、
得意な手料理で客をもてなす・・。
著者は本の中でお母さんを「妖怪」と呼んでいます。
お母さんは
昔は普通の大人しい専業主婦だったということですが・・。
生まれついての丈夫さもあると思いますが
(大病すると治ってもやっぱり体力は落ちるので)
老後は気持ちが大事ですね・・。
本当に人の老後はそれぞれだなぁと思います。


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