2006年9月

タンカンアンカー
2006年09月30日
２週間前のレースが終了した際に台風対策にと右舷後方にアンカーを打ってきたのを引き上げに行ってきました。
このラインがお隣のラインと交差していて迷惑をかけていたんです。
参加者は村さん、縫さん、そして野です。
綱を手繰ってさがりアンカーを引き上げ後片付けをしているとハーバーマスターが「どうや、タンカンアンカー打ってみんか？今からやるか」と声を掛けてくださいました。確かに南東側にはアンカーがなくて応急的に今回のようにしてはいるが恒久的に使えるアンカーの必要性は感じていたので、ではやろうとのことになりました。タンカンアンカー、はて、どんなものなんだろう？と詳しく聞いてみると足場用のタンカンを海底に深く打ち込み、クランプ、チェーン、舫い綱を繋ぎぐというもの。効果は抜群で今のポンツーンもそれで固定しているとのこと。延長棒のような道具を使い人力で押し込むというものである。ハーバーマスターの指導のもと作業を始めました。タンカンを海底に垂直に立てて３人力を合わせてでグイグイと押し込む。すると５センチ、１０センチと少しづつ刺さっていくのが感じられる。そこで水面からでている延長の棒に村さんがつかまり全体重をかけて、「ホッピング」を数回するとズブズブーと一気に１メーター位ささり、もう１．５メーター位のタンカンが完全に地面の中に入ったのです。そして道具をはずして引き上げて完了です。
一気に刺さった際に村さんの足も海中に入ったのはご愛嬌でした。