お盆休みに入ってすぐの事。
児島観光港にとんでもなく大きな船が入っていました。
児島観光港にとんでもなく大きな船が入っていました。
調べてみるとスイスの財団レースフォーウォーターの船で、
太陽、風力、水素をエネルギー源に動かし、
2017年-2021年の5年間で世界を巡る大航海されている途中という事！
港に停まっている船は美しく、良い経験をさせて頂いたな～と思っていたのですが・・・
ある日、特殊な塗料を求めて来店して下さった外国人の男性と日本人女性のお客様。
何とか希望に沿う物を用意する事が出来たのですが、使いかけでとても商品としてお渡しできる状態では無かったので、差し上げたところ・・・
レースフォーウォーターのキャプテンとクルーさんである事が判明！！
『中を見せてあげるから船に来たらいいよ！』と英語で超かっこよく言ってくださりスタッフ一同びっくり仰天
！！！スタッフ総出ですぐさまお邪魔させて頂きました！！
中に入ると広々とした部屋に海洋プラスチック問題や船のつくりについて書かれたパネルが並んでいて、普段はこの部屋に地域の方や子供たちを招いて、海洋汚染問題についてお話をされているそうです。しかし今はコロナの影響でその活動がストップしてしまっているという残念な状況でした
操舵室にも案内していただきました！
（本当はもっとかっこいい言葉を使われていたのですが、どうしても思い出せません・・コックピット？キャプテンルーム・・？確かそんな様な・・笑）
GPSやオートパイロット等の航海計器がズラリ。
更に隣には貯蓄エネルギー量のモニターがあり、太陽光はここ数日のお天気で満タンになりチャージをストップしていました
主には水素をエネルギー源としているそうで、海水を汲み上げて真水に変えて水素に変えるという何ともレベルの高いお話を聞かせて頂きました
船は5kntで進み、カイトを出すと最高で9kntまで出すことが出来るそうです。
※カイトはいわゆる凧の様なあのカイトです
世界の海を9knt・・
ちょっと私達の感覚とは違いすぎて共感が難しいのですが
それでもベテランのキャプテンは鳴門海峡等の海域も全く焦る事なく通過されるそうです
船の上にも上がらせて頂きました！
船とは思えない量のソーラーパネルがズラリ！
港の関係で少し縮めているそうですが、本来はもっと広げる事が出来るみたいです
東京オリンピックに合わせて日本に来られたそうですが、延期となり、更に船内でのセミナーも開催できずとても勿体ない状況です。
日本の子供たちにもこの船に乗って沢山の事を感じて貰える日が1日も早く来る事を願います
私達にとっても大きな問題である海洋問題。
備讃ヤンマーとしてもBBFTを通じて環境保全に取り組む様、微力ながら頑張っていきます
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