
2012年12月24日 (晴) 単独 (見出し写真: 針貝地区から降りてきた名野山を見る)
コース: 高お神社 7:45 大山 8:18 名野山 10:10 スタート地点へ 11:35
この日24日は天気は晴れなのだが、北日本に強い寒気があるとのことで、気温も冷え込むらしい。朝起きると自宅周辺は風の音がすごくちょっとした山に行く気が失せてしまった。それでも起きてしまって朝日が向かいの森林から登ってくるのを眺めていると、お日さまのパワーをもらったのか、気持ちが少しプラス思考になってきた。ちょっとでも歩こう、自宅北東約2.5キロと超近場の大山、名野山に初めて行ってみることにした。
スタート地点は、たかお神社、大山の南西にある神社マーク。初めて来たが思ったより立派な神社、(写真下)は神社本殿でもっと上に階段を登ると奥社があった。
神社の脇の斜面(写真下)、この斜面を神社の階段を利用して北方向に直登して行く。歩き出し約15分で東西に伸びる稜線に合流、合流点から東に薄っすら踏跡のある稜線を歩き約15分ほどで大山の山頂に着く。
大山山頂、山名板がある。眺望は無し、ここもだれもいない山頂。(ちなみにこの日も山中でのハイカーとの遭遇は無し。)
大山山頂から先ほどの合流点に戻り、その道なりに西方向に進む。途中尾根型が不鮮明になり、ヤブもでてくるがあまり磁石も見ずに西方面と思う方向に下っていく。(写真下)
山頂から35分ほどで平坦地(田んぼの畦)に降り立つ。西方向(前方)にこれから行く名野山が見える。(写真下) 大山、名野山間の車道に出て、その車道を200mほど南方向に進んでから名野山への取りつき尾根を見つけ、斜面に取りつく。結構交通量の多い車道、取りつくポイントもまさかと思うほどの、普通の人では考えもしない場所。入っていく際、なるべく往来の車が来ない瞬間を見はからっての取りつきとなった。取りつきの斜面は杉の木台の住宅地への道のすぐ北側の尾根のようだ。
名野山取りつき後、ヤブを抜けた地点からの急登地点。
最初の斜面はヤブ、そして尾根型のない急斜面の登り、そして時おり尾根型にのる西方向への歩き。その間進路左側には時に住宅が現わる。住宅のすぐ裏地を歩く形となり、多少遠慮もこめて進路右側の斜面にトラバースして進み、しばらくして尾根に乗っかると、またしても住宅地のすぐ裏地にでる。そんなことを繰り返すこと4回ほどの地点(写真下) 右の黄色は住宅側面の色である。これだけ宅地が近くにでてくるとさすがに白ける、道だけを考えればいい尾根道である気もする。住宅地接近4回後はさすがに、もう出てこなかった。
住宅地が出てこなくなると、なだらかな、いい感じの尾根歩き。しかしそれもつかの間・・・
岩場交じりの樹林間の急登が始まる。(写真下) 岩や木の幹などをつかんでのよじ登りをすること数分。北東から南西に延びる名野山の稜線に合流、合流点がほぼ山頂だった。
名野山山頂。稜線に出ると風が強い、強風が北方面から吹き付けてくる。山頂は稜線上に明瞭な踏跡が続いていた。自分が辿ってきた尾根はマイナー尾根のようだ。それに山を歩く身にとっては、途中にすぐ脇に現われる宅地群は失礼ながらしらけを生じさせる存在だ。今後、この山に登るとしても今日とは異なるルートを取ろう。
名野山山頂からは北東方面に綺麗に伸びる尾根を辿って下っていく。踏跡はかなり明瞭、途中尾根分岐で2箇所選択に悩む箇所があるが、たいしたことはない。376mを経由し、尾根末端まで歩き車道に降り立った。
(山頂付近の稜線の道)
(376m付近の下山ルート)
376mピークの下部には小さな神社とその裏に石祠が並んでいた。
車道に出てからは、先程も一部歩いた、大山、名野山間の車道を歩いてスタート地のたかお神社に向かう。わざと農道を多く歩くように寄り道をすると376mピークの東方向に神社があった。(写真下)
その神社の奥のほうにある狛犬、かなりシンプル。
戻りの車道からは、今歩いてきた山々を見ながらのお散歩歩き。大山方面を見ながら気づいたことがある、前方左に大山とその脇のこぶ、大きく下って右の三角は414p。(写真下)あれ、そういえば414pは行っていないぞ。藪にまかれ、磁石も地形図もよく見ず歩いてパスしてしまったようだ。414pのすぐ北側を巻いて下山したのだろう。事前に地形図もよくは見ていなかった。歩く予定線を鉛筆で記してあったが、今みると414pの上をなぞっているのである。車道を歩き414pのすぐ脇を通る。真下から望むとピラミダルでカッコいい、登っても往復1時間もかからないと思ったが、今日はやめておこう。また次回ということで・・・
この周辺なら家からもごく近いし、どこも行く場所がないようなあき時間にまた来てもいい。中性脂肪減らしのたしにはなるだろうし、周辺の神社などまだ見ていないものも有るようだし、今度、機会があればコースを変えて歩いてみよう。 ■■
大山と名野山は通しで歩けるんですね。思いつきませんでした。
何年か前に大山に行ったのは1月3日で高お神社は初詣の人たちで結構にぎわってました。
大山三角点よりも414Pの方が高く、立派に見えますね。
ところで大山のRK山名板はもうなくなってましたか?
高お神社、1月3日でも賑わっていましたか、今度の正月お参りに行ってみようかな、来年はお願いすることが多くて。。、
立派な山容の414Pを偶然パスしてしまい。この周辺をうろつく理由が残りました。
大山のRK山名板?? 確か・・・無かったような気がします、あったら、すみません
ななころびさんの画像を見て見落としがあったかとあわてて神社ファイルを見直しました。レポの前社は明和7(1770年)ものがあり、後社は天保2年もの、日光市はほんとに古いものが残っています。
名野山といい懐かしいものを見せてもらいました。
山歩きをすると、昔からの人々の強い信仰心の表れを見ることが多く、楽しみの一つになりました。ただ、私の場合、まだ、面白いこま犬だとか、かなり古い社屋でいい感じだ、という程度の見学です。しぼれさんは各遺物の年代までご把握ですか、頭が下がります。
こういうのは、文化ですよね。単なるアウトドアとは一線を画しています。
後者の神社の名前、忘れてしまっていたのですが、あれも"たかお神社"なのですか・・・
このようなレポまで丁寧に見ていただきありがとうございます。
今年の会社仕事も終わり家でゆっくりしているところです。今日もどこかに行こうかと思いましたが、昨夜1時頃寝る時、すでに家の周りが積雪してきていたので、取りやめました。
名野山への東からの今回の登りはあまりお勧めではないかもしれません、何せ民家脇の歩きが多すぎて・・・私たちのやってるヤブ山歩き、見る人からみれば、一歩間違えば裏山を歩く変質者に見られなくもありません。名野山へは次回行くとしたら南西から北東への稜線通しプラス西にある神社巡りでしょうか。
ノラさんの古い低山ピークの写真見ていて、時の移り変わりを感じました。大山の山頂にアンテナ?? 先日は気づかなかったけど、見落とし? 無くなったのでしょうかね。
今日は、山遊びもお休みでしたか。
この記事、早々に、地図を見ながら拝見いたしましたが、正直のところ、私にはさっぱりと分からない山域でした。ですから無責任なコメント入れも控えさせていただいた次第です。
次から次へと新手が出てきますね。それだけ、対象とする里山も多いということでしょうね。何ともうらやましい所にお住まいです。
今市の雪は昨夜からでしたか。今日、そっち方面に行きましたけど、路面も凍結していて、かなり危うい運転を強いられましたよ。
名野山南面は住宅地として拓かれていて、登山対象としては??の山ですが、南西から北東方面に走る主稜線は結構いけてる山でした。名野山の斜面の高台に住まわれているかたが少し羨ましくもありました。(夏は涼しいだろうなー)
大山のふもとの高お神社は立派な神社でした、今後私の参拝対象となるかもしれません。
高お神社の駐車地まで5,6分で行けてしまうので、単に歩きのトレーニングをしたいときなどこの山域リピートは必至です。
こっち方面って・・・もしかして、ついにあの山塊の周回をやりにおいでですか?