
入山日 2014年1月5日 (晴) 単独 (三登谷山付近から見た雨巻山)
正月は妹家族も我が家に来てくれて、私も少々飲食が過ぎ、2日から4日は山はナシでした。いい正月をのんびり過ごせたのはよいのですが、体重が平常時より2キロはどオーバー気味。最近積極的に栃木100山にも行くようにしているので、体調を整える目的もあり、この際まだ歩いたことのない益子方面の山を歩いてみることにしました。まずは、そちら方面では一番気になっていた雨巻山から行ってみました。この山塊はいくつかのピークの連なり尾根もあり、単なるピークハント歩きではない味な歩きができる山だと感じました。
大川戸の駐車場は予想以上の大きさ。こんな台数が止められるしっかりした駐車場があるなんて予想していなかった。もう少しで8時になるのに、先客の車は1,2台のみだった。登山届の台の下にあった、わかりやすく作られたルート案内や他にももろもろの情報が記入されていて内容もよく秀逸。なな”の保存版行きとなる。非常に役に立った。
(三登谷山らしき山を見ながら徐々につめて行く尾根道)
大川戸登山口P 7:47 ・・・ 三登谷山 8:27 ・・・ 雨巻山 9:18-24 ・・・ 御岳山 10:22 ・・・ 足尾山 10:31 ・・・ 大川戸登山口P 11:07
40分ほどで三登谷山山頂に到着。
この三登谷山のピークからの眺めは素晴らしい。西から北方経由で東まで遮るもののない大展望。早くも背中に汗をかいたのでウェアを調節しながら、展望を眺める。日光連山や高原山方面の山がいつも見る時より大きく遠方から見る形になって、かえってそれらの山々が巨大な山塊に感じられる。 今日の日光連山は、雪雲もかかっておらず、この距離からでもくっきり見える。 2,3分写真などとっていると、水戸からの単独山ガールさんが登ってこられて、しばし山話をさせていただく。
三登谷山からは、少し下って、稜線を辿っていく自然林も多い開放的な尾根。今の時期は葉も落ちて,なおさら明るい印象だったのだろう。
雨巻山、歩き出しの駐車場から登山道いたるところ整備されている印象を受ける。道標もしかり、コースを崩さないように道脇を保護してある木片。 道がえぐれないようになのか、あちらこちらに雨水を脇の斜面に流す溝まで作られていた。(P ↓)
雨巻山の山頂部が近づくと、今歩いてきた尾根の東に走る下りに使用するはずの尾根と思われる尾根型が見えてきた。
三登谷山からは、三登谷山ピークでトレランのおやじさんに追い抜かれた以外は、誰にも会わずに静かな雨巻山頂に到達。広い山頂、ここもよく整備され、テーブル付きベンチなどもこさえてあった。
山頂からは、北に御岳山、足尾山を辿る尾根を進んだ。帰宅してハイトスさんの記録を見ると、今回の自分とは逆周りをされていた。山頂からしばらく緩やかに下ると、ちょっと急降下をする”猪ころげ坂”という斜面を下る。急といっても、十分整備されつくされていて、危険な感じはない。(P ↓)
前方にこれから向かう御岳山らしき山の姿が木立越しに見えてきた。この辺りは緩やかにアップダウンの繰り返し。
この尾根周辺、道脇にはこんな実の小木がずいぶんたくさんあった。
雨巻山から1時間足らずで御岳山山頂に到着。雨巻山からここまでで、15人ほどのハイカーさんたちとすれ違う。あと、トレランの若者がひとり追い抜いていった。
(御岳山からはいったん急に少し下る。山頂から、これから辿る足尾山方面)
御岳山、足尾山間の鞍部で若い山ガールの集団とすれ違って、いいなー.とか思いながら歩いていたら、足尾山山頂にはすぐに着いた。この時期なので、薄っすら周囲の眺望はあるが、鬱蒼と葉が茂る時期はかなり印象が変わるのでは・・・
足尾山からは、引き続き立派な道標に導かれ、山の斜面を巻くように歩いて、次いで沢の脇に道を下り、(P ↓) スタートした駐車場に帰った。大川戸の駐車場はほぼ満車状態。数十台あるのではないか、この山、超人気山なのだ。 栃木100のガイドブックを見てバリエーションとして紹介されていて決めたコースだったが、形として周回っぽいルートにもなるし、3時間少々のボリューム。おまけに、明るくさわやかな尾根が続く、里山として、十分な楽しみ歩きのできる山だと感じた。 また、この山も古賀志なんかと同じく周辺の地元のかたに愛され、保護され歩かれている山なんだと実感できた。 駐車場に着き、まだ正午まで時間もあるので、もうひとつ別の山でも、このあと行こうか・・・。 ■■
この山、良いですよね~.一年中、ゆったりした気分で歩けます.特に難儀な藪山沢を歩いた後は心が一般世界へ引き戻してくれます(笑)
ハイカーは山ガール、山ボーイ、山オールドレデイ&ジジ、山赤ん坊などバラエティに富んでいて会話なども楽しいです.
早い出発ですね~.私は殆ど10時以降なんですよ.
三登谷山から稜線に出ると開けたT字路になりますね.そこから右に折れて少し行くと岩場の雨巻山好展望台がありますよ.
こっちへはあまりハイカーがきません.(知っていたらごめんなさい)
↑雪田爺さんのコメントでもはや言うことないですが、自分は家族で2回+単独2回ほど行っています。ななさんもちゃっかり栃木100をこなされてますね。行ってみるとなかなかいいもんだと思いますよ。特に雨巻山は安心感ありますね~。
みー猫
雨巻山は自分にとってとても好印象な山です。
桐生の吾妻山の様に市民に親しまれている山ですね。
山頂での会話を聞いているだけでもほんのりします。(笑)
今度行ったら展望所に寄ってみることにします。
雨巻山は、とてもいい感じでした。まだ、季節ごとのよさは判らないのですが、秋や新春などもいいのではないかと思いました。雪田爺"さんはこのような低山も歩かれるのですね、山の楽しみかたを知っているという感じですね。
このお山、歩いているといろいろなハイカーとすれ違い、特に年配の親爺さんたちは、超リピーターのような方が多かったです。
三登谷山の先の展望地とは、展望尾根コースと分岐に示していたほうに折れると行けるのだと思うのですが、良い展望地があるとは知りませんでした。次回があれば、それを絡めて歩いて見ます。
みー猫さん、4回も行っているんですか。この山なんかは、家族で行くのも楽しそうですね。
栃木100は、できたら目指そうと思っています。益子は山以外でも今回始めて行きました。そんなことでもないと、同じ栃木県内でも絶対行かない土地なので、栃木100でいろいろな土地に行って、地域振興に貢献しようとおもっております。そんなことを言って、今回は益子で1円も使いませんでしたけど・・・
雨巻山のあの駐車場の混みかたはびっくりしました。地元の人気山はあちこちにあるようですね。
吾妻山といえば、鳴神山ともども、昨年行きたいなどと言っておきながら結局行けませんでした。今年、機をみて、行かなければと思っております。