
2015年4月5日(日) 雨、降ったり止んだり
最近自分の休みの日に合わせて天気が悪化しているような気がしている”ななころび”です。
4/4の土曜日は、いつも山に誘ってくれるお仲間は、去年のヤブ時期の大佐飛山大歩きなんてのには飽きたらずに、もっと難解な山域にそれぞれ単独で入って行ってました。自分は今回も会社の都合で、不参加。翌5日は雨予報だったので、まだ見たことのない古賀志山のカタクリ群生でも見てこよう、と小雨の降る中、今市を出発しました。
コース:森林公園駐車場P 7:21 --- 中尾根取りつき点(東屋風前)7:53 --- 559ピーク 9:21-9:41 林道末端に降り立つ 10:11 スタート地へ 10:50
前日ネットでだいたいの群生地のある場所を調べると、なな”がよく歩く中尾根と呼ばれている尾根の北側巻斜面にあるようです。よってこの日の歩きは496P経由中尾根登り、559Pを目指し、下りは気分次第で未踏のコースで降りてみるつもり。
山道に入って10分ほど登ると、大岩の脇の斜面に群生地が現れました。やはり何度か歩いている場所で、その時はこんなに咲く群生地であるとは全く気がつきませんでした。
群生地はあるにはありましたが、雨空で花びらは濡れているので花が全体として閉じているような感じだったけれど、色合いは楽しめます。
予想していたより群生地は広範囲で斜面を覆い尽くしています。写真は群生地の最上部。(P ↓)
小雨がぱらつく中、中尾根の稜線にでました。稜線には目の覚めるような鮮やかなピンクのツツジと、淡いピンクのツツジがところどころ咲いています。
アカヤシオはこの日全く期待していなかった、というか咲いていると考えてもみなかったので思わぬもうけものです。
(古賀志山、東稜方面が見えてきた。)
高度を上げるに従ってツツジもたくさん咲いている場所が出てきます。群生して咲いている場所はやっぱり綺麗ですね。この日は雨模様、雨は時々止みますがまたしとしと降ってきます。でもおかげでハイカーの数はいつもより極端に少ないです。
(559Pが見えてきた。)
雨で岩がツルツル滑ります、最初から花見気分の為、いつものように調子が上がってきません。この日はロープを使う岩場は全てスルー。巻いて進んで、559Pの休憩所に到着です。ここは大抵だれかいるのですが、今日は独り占めです。
ここは、ヤシオツツジの時期は始めて登ってきました。南方面に古賀志山のゴツゴツが見えます。いつもこの写真ですね。
樹林とツツジの花の間から今市方面がガスって見えました。
20分くらい一人でゆっくりパンを食べたりコーヒーを飲んで、今日は天気さっぱりなので下山します。下りは途中まで来た尾根を下り、ひとつ目のピークを下った鞍部(ケルンのある場所)から左折して北に踏み跡を辿り下ります。最初少しの間だけ、その踏み跡は尾根を下って行きます。すぐ沢のような場所に降り立ち、そこから荒れた作業道のような一本道を下って行くだけのルートでした。
(こんな尾根を下って、沢状の地点に降り立った。)
植林の中の作業道をしばらく歩くと、あっさりと舗装された林道終点に出会いそこからは車道を歩いて、森林公園方面を目指しました。途中林道は何度か離合してぐちゃぐちゃ、地形図にない道も多くこの山域の林道の構成はまだよくわかりません。
森林公園に着くと、マラソンの人や釣りの人もいて、雨空なのにそこそこの人手。歩き終わる頃は一旦やんでいたも雨もまた強めに降り出してきました。
それにしてもダムから眺める桜つきの古賀志山は綺麗です。今日はカタクリを見に来たつもりが、ツツジや桜も見られました。よく考えると当たり前なのですが、今市の生活周辺道路でまだ花が咲き出していないので、季節の感覚がおかしくなっていたのでしょう。これからの時期、難渋するようなヤブ山もたまにはいいけど、やっぱりお花が見られる山もいいですね。 ■■
(天候の加減でこんなふうにしか撮れない。雰囲気だけお楽しみください。)
これから、2ヶ月くらいは古賀志山はいろいろな花が咲いていくので、ルートも縦横無尽だしいろいろ楽しめそうです。
今週末は、時間があったら最近知ったカタクリの穴場を覗きに行ってみようかと思ってます。