日光山系 ななころびのあの山の向こうに

あの山の向こうには何が待っているのだろう。7回ころんだら7回起き上がる、平凡ハイカーななころびの気まぐれ山行録です。

県東の未踏山を初歩き。1  けい足山/焼森山

2015-01-24 00:33:49 | 山行

2014年1月18日(日) 単独  
こんにちは。先輩のハイトス隊と栃100、残り8山同数とデッドヒート中のななころび”です。
この週末の休暇は18日一日だけ。今週は特別に山歩きへのアイデアもないので、栃100の未踏山歩き、プラス観光をしてきました。朝今市を6時前には出発して、県東の栃100、四山を歩けたらと考えていました。
目的はけい足山/焼森山、鎌倉山、松倉山、トリの子山です。気合の入らない里山歩きですが、未踏なので数揃えで一度は歩きたかったのは不思議なものです。栃100をやったからといって、表彰されるわけでなく証明書が出るわけでなく、税制の優遇があるわけでもなく、ただの自己満足なんですけどね。
でも、こうやってカウントしていく過程で、見知らぬ地域に行けたり、栃木の地形の概要が見えてきたりと、わずかながらも得るものもあります。栃100自体の評価は、全部歩いて自らひっそりすればよくて、もし不満があれば、自分なりの100探しを続ければいいだけです。今は残り少ないカウントアップを楽しみましょう。

朝、案の定1時間以上寝過ごして起床。どうもこのような山に行く時はいつもこのように二度寝してしまう。駐車地は下小貫の集落から林道を東に3,400m入ったスペース。ガイド本の紹介通りの場所だった。
(歩き始めて、最初は明るい林の中を進む。左右に小高い尾根に挟まれた窪地のような林の中を緩やかに登っていった。)


コース: 下小貫P 8:53 --- けい足山 9:43 ---  焼森山 10:18 --- スタート地へ 10:50  

今日は当初の計画では、ガイド本紹介ルートをただピストンもつまらないと思い、南の尾根を林道から入って三角点274mを経由して(登りは)歩いてみようと思っていた。スタート時刻が1時間以上遅れたのでこの山域でのヤブ突入はなし。この時点で1山めのこの山は無難歩きをすることに決めた。
(踏み跡を追って尾根に乗った辺り。下から合流してきた別尾根が左手に伸びていた。(p ↓)これが274mに向かう尾根かな、とか考えながら歩いた。


約30分くらい尾根脇の斜面を緩やかに登って尾根上にでる。途中、焼森山への分岐を見送って稜線歩きを続ける。目の前に小高い小ピークが見えるのは、二つあるけい足山のピークかな。(p ↓) (実際は南峰ひとつ手前の小ピークだったみたい。)




約40分超でけい足山南峰に到着。3名のハイカーが休憩されていた。南峰には三角点があって、南方向の眺望も優れていて、遠く筑波山と思われる山や雨巻山、歩いたばかりの仏頂山高峯の稜線も見えていた。三角点もあるし通常ここが山頂でしょ、と思ったけれど北峰が広くけい足山の山頂とされていると野球親爺さんの記事をみて知ったので、北峰に向かってみた。
南峰から北峰へは一旦少しだけ下って、鞍部を登り返して岩場の狭いピークが北峰(山頂)だった。
(北峰からの北西方面の眺望、中央遠くのピラミッド型は芳賀富士)



北峰山頂には家族連れのハイカーさんや御夫婦連れのかたがたがそれぞれ憩っていらした。あまり期待しないで来たもので、いきなり開けた狭い岩峰のピーク上にでて周囲の眺望の前に立った時は思わず声が出そうになった。残念なことに、日光連山や男鹿山塊方面は雪雲のような白に巻かれてはっきりした眺望はなかったが、それ以外の地域は実によく見えたし、浅間山の真っ白な塊も見られた。



山頂で眺望を楽しんで、あとは来た道を焼森山分岐まで戻り、焼森山にむかう。
(けい足山南峰直下からみた焼森山の山容 )



焼森山への分岐を右折しても斜度はなだらかな稜線が続いて、足元に露岩が出始めると右は切れ落ちた崖になっていて先ほどまでいたけい足山山頂部がよく望める。
焼森山直線には露岩があって、往きは正面を突破したので岩から降りるり時、岩を掴んで慎重に下った。
焼森山山頂も眺望はよく、主に南方面が楽しめた。




焼森山山頂からはみた南方面の眺望。(p ↓) 右から雨巻、高峯、仏頂山と遠くに筑波山かな。高峯、仏頂山ってここからだと凄く遠くに見える。あの辺の山を歩いて、ここまで歩いて、(しかも一般ルートだけではないルートを)周回する野球親爺さん恐るべしと感じた。





焼森山からは、先ほどの分岐まで戻ってあとは、スバルのある駐車地まで帰るだけ。焼森山山頂直下の大岩はなんとか岩って何か名前が付けられていたと思う。復路通過時は左から巻いた。(p ↓)
2時間足らずの歩きだったけれど、天気も良くて眺望も凄くよかったので、いい山域だという印象が残った。その証拠に当日各方面から登ってきたハイカーに何人も出会った。
時間に追われて歩いた感があり、274p辺りからの県境尾根をすこしでも歩ければもっとよかったと思ったけれど、それは次回があったら季節違いででもゆっくりやってみましょう。さあ、ナビをセットして鎌倉山の麓に向かおう・・・。 ■■



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2 コメント

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焼森山 (ぶなじろう)
2015-01-26 21:57:26
今晩は。
同日に同じ山に登ろうと、早起きしたのですが、どうしても体が動かず、断念してしまいました。
近日中に歩いてみようかと思っています。参考になりました。
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ぶなじろうさん (ななころび)
2015-01-27 02:23:09
こんにちは。
当日は、山行断念されたとのことで、お会いできず残念です。でも、あれだけ登山者がいると、お互いを認識できないような気がします。
この山域は山も連なっていますし、とってもいい雰囲気でしたので、ぶなじろうさんなら面白いルートで歩けるような気がします。楽しんできてください。
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