日光山系 ななころびのあの山の向こうに

あの山の向こうには何が待っているのだろう。7回ころんだら7回起き上がる、平凡ハイカーななころびの気まぐれ山行録です。

超地元で寝ぼうしてもすぐに歩ける、とっておきの場所を発見   今市/石山、石尊山

2015-02-26 00:52:03 | 山行

入山日 2015年2月15日(日) 小雪ふっかけ 
”とっておきの場所を発見”という歌詞が出てくるのはBABYMETAL の"Catch Me If You Can"ですが、その歌詞のパートでモアメタルがスーメタルの股の間から滑り出てきて、可愛いポーズをとる振り付けがとても秀逸。ツアーの予定も今年の5月からは、メキシコ、カナダ、シカゴ、オハイオ(フェス)、東京(フェス)、ドイツ(フェス)、フランス、スイス、イタリア、オーストリアと決まっていて、世界中のメタルヘッド達を虜にしてしまうのではないでしょうか。

朝イチに地元の前山を歩いてきて大谷川を渡った北側、轟の周辺にある低山ふたつに登ってきました。少し前に今市富士山に登った際、その南側にある低山塊が気になり行ってみたわけです。あまりに意外にもカワスミさんの名板がふたつの山頂にあったので、場所当てクイズにしたわけです。

正解は烏ケ森さんが出してくれたのですが、一応歩いてきたので記事にしましょう。

歩きはじめはふたつの山の間を走る細い舗道の長めの待避所のような場所から。車の往来はほぼないので、停めておいて問題ないだろう。


コース: 駐車地 11:31 --- 石山山頂 11:53 --- 駐車地 12:16 --- 川(水路?)渡り 12:46 --- 石尊山山頂 12:56 --- スタート地へ 13:10

まずは、舗道の南側にある415pのお山から歩いてみる。最初だけほんの少し急に斜面を登ってすぐ尾根の上に乗るとなんとなく踏跡があるような無いような。テープの目印がごく希についていたりする。
(作業道風を横切って、高い方に登っていく。)



斜面を登って稜線風の地形に合流。右のピークにはすぐ到着で何も無し。少し戻って左のピークを尾根伝いに登る。積雪が薄らあって、空から今日もふっかけのような小雪が舞っている。


振り返ると、北の方角に富士山だろう。鋭角な姿を見せていた。



左のピークへの登りもほんの数分で山頂らしいところに到達。意外だったのは、自然木の中の明るい感じのピークだったのと、今市市街地方面が標高の割に高い地点から望んだように見えたこと。そして、カワスミさんの名板があったことである。山名板のアップ写真はクイズ記事でどうぞ。
(石山というのは、この山頂で板をみて知った。)



山頂からの件は南方面に伸びる尾根を最初下った。(山頂への尾根は東尾根を登ったようだ)
所々、ピンクのテープがふたつに”境界明確化”と書かれた杭があったので、大人の事情で付けられたテープなのだろう。こういうものは、回収してはいけない。
登りで歩いた場所より少し南側を巻くようにして斜面を下ると、ちょっとヤブがうるさい窪地もあったが、ヤブを避けて歩いてすぐに作業道の成れの果てのような道に合流して、さきほどの舗道に出た。
(途中、名野山が南に見えた。)


石山の裾野には古い作業道が走っていた。



一旦、アウトバックに戻って、軽くパンをかじって今度は北側の小山塊に入る。



すぐ尾根にのって登って、あっという間に一つ目のピーク。そのピークは何も無し。北東になだらかな尾根が延びていてそれを進む。途中北に折れる尾根にのって下り、笹薮の平地に一旦降り立つ。そこでヤブに捕まりちょっとだけ右往左往。小川のほとりに出て西に進むと舗道から入って週回するような形になりだすのは予定通り。

(最初のピークの周辺はただの樹林帯だった。)



川のほとり付近の笹つる性雑木混合薮、は厄介だった。


この川、靴を濡らさずにわたるのにちょっとだけ苦労して、またヤブ歩きの巻き巻き作戦を敢行。



川を引いてあった細い鉄板を踏んで渡って、そこから390mピークの登りが始まる。多少のヤブ、トゲトゲのある植物もあって、でもヤブは大したことはない。




山頂までもうちょっとの所に大岩があった。左右どちらからでも巻ける。


ピークについて地面を見ると何か石柱が立っていた。標石かと思い近づくと、屋根が下に逆さに落ちた石祠だった。屋根を乗せて修復した。




ここにも、見出しの写真にある青のカワスミ名板があって石尊山と書かれていた。
ここも予想以上に明るいピークだった。あまり期待していないような低山でカワスミ名板を見つけると得した気になる。特に今日の2山の名板はネットで見たことがなかったので、知らないかたが多いのではと思った。
(石尊山へは、東の尾根を登り、南斜面を下った。南斜面のくだりは結構急降下。境界明確化の印はこの辺にもあった。)



以前勤めていた会社への通勤路で13年以上毎日傍らを走っていた山に初めて入って歩いた。中がこんななのも、名があるのも知らなかったし、3,4年前までは、こんな山を登る日が来るとも思っていなかった。
以前倉持さんの本を読んで、10年以上も前に三依の横瀬山なんかにもカワスミ名板があったりした記述があるが、今市のこんなだれも見向きもしないヤブの里山までカバーして、名を判明させて板をつけるのはすごい。できることなら、一度お会いしてお話を伺いたいとも思う。  ■■


(この後は、すぐ近くのスバルのお店に行って、複数回めの商談をすることになる。)



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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
石尊山のカワスミ名板は設置したばっかりみたい (ノラ)
2015-02-26 21:56:49
ななメタルさん こんばんは。石尊山と石山の記録ありがとうございます。本邦,初公開の記録ではないでしょうか。それに石尊山の名板は設置したばっかりのような色ですね。ななさん,だんだんカワスミさんに肉薄しているのではないでしょうか?川澄さんとも予想されているようです。SHCなのでみー猫さん辺りが記録を読んでおられるかもしれません。昔しぼれさんが,ちょっとした記事を見られたと聞いた事があります。
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石山 (みー猫)
2015-02-27 07:34:43
おはようございます、メタル系スバリストのななさん。
レアなお山続きですね。自分もカワスミさんの新しそうな山名板を拝見しまして歩きながら考えていると、もしやホームセンターあたりで水色のペンキを買っている人が居たりしてなんて思ったりしています(笑)お疲れ様でした。
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ノラさん、 みー猫さん (ななころび)
2015-02-27 20:44:32
こんばんは。今日の夕方から慌ただしいですね。

この記事のコメ返しは、後日ゆっくりします。いずれにしても明日会えるのですから。
すみません、今日は早く寝ます。
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ノラさん (ななころび)
2015-02-28 18:23:42
こんばんは。
今日は一緒歩きできずに残念でした。でも遠方から来るのに、夜中からあの強風ではねー、また次の機会を楽しみにしています。

カワスミさんはずいぶん以前から山名板をつけられていて、全てマイナー系ばかりで素晴らしいですね。
SHCって何ですか?。わからないので機会があったら教えてください。
また、カワスミ名板を発見したら真っ先に報告します。
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みー猫さん (ななころび)
2015-02-28 18:30:25
こんばんは。
レアなお山歩きなんだか、サボっているのだか微妙なところです。
県北あたりで、ホームセンターで水色と白ペンキを買っているかたがいたら、怪しいですね。
それとキミドリ色のワイヤーも必須みたいですよ。
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今日は午後は暖かだったですね (ノラ)
2015-02-28 21:01:14
ななころびさん こんばんは。SHCは新ハイキングクラブの略称らしいです。新ハイキングクラブで検索するとその雑誌がヒットするはずです。
今日は朝,7時頃までこちらは強風でした。なので過去のトラウマがあってキャンセルしてしまいました。徐々に止んできて9時ごろにはかなり弱くなってきてました。なので風が弱くなってから茨城へ出かけました。
赤城はどうでしたか?ちょっと雲が多い晴れでしたね。ただ午後はけっこう暖かでした。
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ノラさん (ななころび)
2015-03-01 04:35:16
こんにちは。
新ハイキングですか、そういう雑誌があるのはなんとなく知っていますが、どういうグループなのですかね?。
28日は登り口で、外で登山準備できないほどの強風、数分して出発する時も本当に出動するの?と思うほどの強風でした。でも風は小一時間ほどで気にならなくなりました。
ラッセルあり、ワカン歩きの練習ありで面白かったです。
風景もよかったのですが、またあとの記事で・・・。
二人で、ノラさんはゆっくり起きたらどこかの山に行ったよね、などと話していました。
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