
2015年3月21日(土) 曇り
今市の愛宕山は大谷川に面した丸山公園のすぐ北側にある里山。2年前の3月に茶臼山、毘沙門山を歩いたついでに変なところから取りついて山頂を見つけることができずに、北西に伸びる尾根を歩いて降りてきてしまったことがあった。
今日は仙台から姪のS☆が帰ってきていて午後は皆で食事の予定なので、午前中ちょっとだけ散歩できればいい。それと数日前、かかりつけの医者で仕入れた花粉症対策のいつもの薬の効き具合を試してみよう。
丸山公園の駐車場で出発の準備をしていると、S☆から電話。予定より2時間くらい早く我が家に来たという連絡だったので、ちょっと待っててと告げてスタートした。
松原町の町中から、犬に吠えられながら実線に従って山入り。入口に ”愛宕神社⇒”の立派な道標があった。
山に入ると作業道というか林道状の道が緩やかに登っていっていたので、その道を辿る。
作業道末端からは山道になって、弁天様という池の神社がある左にちょっと寄り道して、北上するとすぐ神社の階段下に到着した。
山頂と思われる場所には想像していたより立派な神社の建物。神社前には、参拝者用の簡易ベンチ、石灯籠があって、後方には石の祠。里の人には大切にされている神社のようだ。
石の階段をあがると立派な神社があった。神社の裏手には大きな石祠があって、その前にはこんなイノシシの置きものがあった。3体あったけれど元は狛犬的なものだったのだろう。なんとなく距離的にも近い鳴虫山のあの神社を思い出してしまった。
(これは全く前情報としても知らなかったこと。今回一番の収穫。)
神社を山頂としていいものか迷った。その200mくらい南西のところに神社より10mほど標高の高い地点が地形図で読み取れたからだ。しかし、その地点520m地点は2年前の迷走時に立っているはずのただの長い植林尾根なので、今回はいいでしょう。
下りは基本同方向に降りる。登りのルートの東にある小尾根を下ってみる。(p ↓)
未知のヤブ小尾根を下ると言っても障害ヤブもなくあっという間に下りきり、登りに使ったルートに合流した。約1時間のゆっくり散歩だった。杉のたくさんあるような山中に入っても、鼻水、くしゃみはでなかった。さすがフルナーゼの効き目はすごいなと思った。
隙間の時間にこんな山を歩くのも、最近珍しくなくなった。こんなことをするのも、知り合いの栃木全山なんていうのを歩き尽くしたかたがたや、今目指しているかたの影響もある。自分も栃100は目処がたって273山とかに照準が移行してきたか。273山をやるとすると、住宅地内のコブとかゴルフ場を訪ねたりしなければならない?。それってちょっとイヤだなー。ちょっと目指すかどうかは、行く行く考えるとして、反面長者岳、小佐飛山もカウントできるのは魅力でもある。 ■■
(帰りに登山口付近からは茶臼山、毘沙門山の連なりが見えた。)
イノシシ像、いいですねぇ~。
日光瑠璃殿裏のイノシシ像の表情と良く似ていますねぇ~。足の造りが少し違うような。確か、日光のイノシシ像がある所も「愛宕」と呼ばれているような・・・。イノシシと愛宕は関係があるのでしょうか?興味が湧きました。
こちらのイノシシ像、何かの折に寄ってみたくなりました。
愛宕山の神社の後ろの石祠を見なかったということは、後ろに回り込まなかったのでしょうね。
自分は地元でゆっくりの身ですから、山頂を一周して自分の歩いてきた道意外に、下っていく踏み跡なんかを観察してました。
周囲に山名板はなかったと思います。
あれは、日光瑠璃殿裏のイノシシ像とよく似ていました。真ん中のやつはちょっと雰囲気が違うでしょうか。
鳴虫山のモノよりやや小ぶりです。コケの付き方、目の感じとかそっくりでした。
あの山、駐車場は丸山公園の大きいのを使えますし、日光連山なんかの帰りがけにお立ち寄りください。
ノラさんの2002年の情報を受けて、撮った数枚の神社周辺の写真を拡大して見返してしまいました(笑。
自分の目は佐貫観音山の板も見落とすくらいなので、怪しいのです。でも、写真でも、RK名板は確認できずでした。
佐貫観音といえば、つい先日、あの大岩の中に収められている仏様の百何十年ぶりかの御開帳とかで、話題になっておりました。
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/008/362/56/N000/000/006/142720010026242048177.jpg
写真データありがとうございます。同じ木は自分の写真には写っていませんでした。
当時に比べて、社に賽銭箱としめ縄と鈴などが増えていますね。