
2014年4月29日(祝) 単独
初めてになる安戸山で一周歩きをできたので、その後予定していた弥太郎山に向かうと、車のナビからこの先交通規制との情報。そのまま弥太郎山の登山口になる土平方面にむかうと、なんとその周辺はマラソン大会開催日で大規模な交通規制中。塩那道路入口方面へ入る路地の角々にことごとくスタッフや警官がいて、通せんぼをしている。よって、この日の弥太郎は中止。第3の候補にしていた若見山に向かった。
course: 登山口 10:44 ・・・ 若見山山頂 11:41 ・・・ 17鉄塔 12:15 ・・・ ウトウ沢橋 13:22 ・・・ 登山口へ 13:58
かなり遅い時間なので、登山口には数台の車がもう駐車してあった。なな”も駐車して、パンなどを食べて出発準備していると、西方面からの路線バスが登山口前に停車し、18,9人ほどの高年ハイカーグループを降ろしていった。この山、その時期人気山なのはイワウチワというお花目的なのだろう。
団体さんが登山口で自己紹介などを始めたので、その脇を通り先に出発。最初はしばらく植林の急斜面をジグザグに登っていくので、急な登りをしているという認識は持たないですむ。
歩き始めて15分ほどで尾根型にのると思えば、またうまい具合に尾根の脇斜面を巻くように進む道が続く。登山道に送電巡視路によくあるようなプラスチックの黒階段がでてきていたので、ここも同じようなものなのだろう。
尾根脇斜面を進む行程が多い。
1000m級のピークを過ぎるとうす暗い森の中の尾根をいったん降り登り返す。この辺のコース脇に多少のイワウチワが咲いていた。ちょうどこの周辺で数人のハイカーが降りてくるのと出会う。イワウチワのお花の数は、安戸山の登りのヤブ斜面のほうが多かった。
若見山山頂直下はイメージとは違って、岩場の崖が落ちていっていた。
若見山山頂には1時間足らずで到着。樹林の中のちょっとした平坦地に山名板。天気はどんより曇り空に変っており、周囲の眺望はほとんど得られない。山頂にはもう誰もいなく静か、この後あの団体さんが少し遅れて到着して今日の来訪者は終わり?。
山頂からは南東に延びる尾根を鉄塔まで下るつもり。野球親爺さんの記事で読んだ記憶がある。鉄塔辺りまで南東尾根を下りその後西方面にトラバースして先ほど歩いた標準ルートに復帰するという。
(山頂からは南東の尾根をしばらく下る。尾根はなだらかに下り、障害ヤブ無し。)
北西方面に見えたのは日留賀岳前衛峰の1514Pだったか、陽射しが少なくよくわからなかった。
鉄塔下に到達した。この地点から西に斜面をトラバースするものと思い込んでいた。後に自宅でガイド本などを見ると、もっと上の1035P周辺からのトラバースが正しかったみたい。
こんなヤブの斜面を延々トラバースは嫌だなー、と覗いた画像(P ↓) その時の感想は、野球親爺さんはこんな所をトラバースしちゃうんだ、というものだった。
鉄塔脇からはどうしてもトラバースする気になれず、南東尾根をそのまま下ることにした。踏跡は最初明瞭で、巡視路が続いているようだった。少し尾根上を下ると、巡視路は左にそれていったので、それにのって尾根をそれる。斜面トラバースは方向を変えジグザグにすすむようになる。それでも道は枯葉はあるもある程度明瞭、今日はこの道を最後まで辿ろうと決意してジグザグに進む。東に大きく進みすぎたなと思うと西にかなり戻すイメージ。結局最後は、南東尾根の延長線上に近い尾根を、踏跡不明瞭になった時点で下るようになった。
最後はヤブっぽい尾根を下ったので、巡視路をはずれたのだろう。広い河原に降り立った。
(巡視路はジグザグに進む。枯葉がゴソゴソ、)
南方面に見えたこれは、前黒山だったのだろうか。
巡視路辿りの後、最後は尾根末端をヤブ尾根下りだった。踏跡はほとんど無し、目印もここはなかった。
最後はこんな尾根末端に下り、しばらく歩くと広い河原に・・・
まだ、桜の咲くウトウ沢川の河原右岸に降り立った。しばらく右岸を川下に向けて歩いた。
河原歩きは変な障害はなかった。前方に古い堰堤が出てきて、それを乗り越えると、舗装路はすぐ近くにあった。
若見山の下りは鉄塔周辺からのトラバース開始地点を勘違いしていたせいで、考えていない方面への下山歩きになった。いくら低山でも事前情報取得などはもっとしっかりしないといけない。不幸中の幸いというものなのか、今日はそれでも登りと下りで全く異なるコースを予期せず歩けたのでよしとしようか。 ■■
安戸山、若見山、そしてたぶん富士山ですよね?
期せずして先日の我が隊と同じになってしまいましたね。
弥太郎山は近辺ですので自分らも行きたかったのですが、林道の通行解除がされていないとの情報で断念しました。
ななさんはマラソン大会で断念でしたか。
ま、お互い弥太郎山は次回のどこか近場の山と組み合わせると云うことにしましょう。
若見山に行った日は、2山歩きで終えました。
新湯富士は、4日後に前黒山と弥太郎山と一緒に登ってきました。
弥太郎山に土平から登ると、あの林道の末端を走ることになり、その間の眺望が素晴らしいのです。
あの通せんぼゲートを観ると、何か感慨深い感情が湧いてきました。