奇腐人の書斎

年季の入ったオタクの徒然blog
基本一般人。時々暴走。

羽田なんて、ひとっ飛び

2015-11-15 | 刀剣訪問
14日にタイトル通りの行動をしてきました(笑)
まさにひとっ飛び、で羽田に到着。
そしてまっしぐらにミュージアムに突撃。
東京在住の友人を引っ張り込み、光忠と児手柏と会ってきましたw
空港の端から端まで行きましたよ。
流石に二人とも足が悪いので、途中はバス移動しましたが。
いやー、本当に羽田空港は大きいわ(爆)

ミュージアムは思っていた以上に小さかったです(爆)
そして中も人が少なかった。
飛行機の時間つぶしに来ている人も多かったですし、勿論私たちのような目的できている女子もいましたが、思っていた以上に少なかった。
私語も少なかったですし、皆様大人ね、と思ったりw
一応、徳川家康の遺品見学ですので(ぉい)刀に飛びつくことはせずに最初から見学。
銀采配は年季が入ってるなーと思いましたが、印籠が余りにも綺麗で「これ、レプリカちゃうん」とか思ったり。
実際は知りません(爆)

そして主目的の刀たちにご対面。

ものの見事に真っ黒でした。
ハバキが溶けて刀身と一体化した姿は、金と鉄の融点が違ってるからこんな姿になったんだなと。
金と同じ融点だったら、この形は維持で来てないですから。それを考えると、完全アウトになった御手杵が食らった温度って・・・・
閑話休題。

正直な感想として、焼けた刀は刀じゃないんだな、と思いました。
※個人的印象です

以前に数珠丸を見ていたせいもあるのでしょうが、同じ鎌倉時代作で、双方とも磨り上げされているとはいえ、印象が余りにも違い過ぎだったので、余計にそう思えたのかもしれません。
そしてもう少し身幅があると思っていたのですが、思っていた以上に細かったです。

児手柏の記録。


本体の写真は見事にブレてました(爆)
しかし、焼ける前の刃文はいったいどんな感じだったのでしょうか。
想像すらできませんが、見たかったですね。

燭台切光忠の記録と刃紋。


そして今の本体



ちゃんと写っていなかったのは、私の腕が悪いんです(爆)

じっくりと眺めてきたはずなのに、後で写真で見返した方が色々分かる気がするのは、どういう事でしょうかね(笑)
それだけ緊張してたんでしょうか(爆)

光忠に関して言えば、磨り上げ前の方が見栄えはしただろうなと思ったり。
どう見ても反り方が妙(笑)
元はもっときれいな反りで仕上がってたのが良く分かります。※個人的印象です
ただそうなると、今より長くなるので持ち難かったのは事実。
見栄えと携帯はつり合いが取りにくいと思った次第(笑)

光忠は武庫刀纂にこれだけ精緻に刃文が残されているのなら、写しは可能でしょう。
児手柏はそれすら残っていないので、本当に幻の刀となってしまっていますが。
光忠の写し、できたら見たいと思います。
きっと勇壮で煌びやかな刀が出来上がると思っています。
ですが、私の燭台切光忠は間違いなくこの子だろうな。それは変わりません。
この子は刀としての役割を終え、今は文化遺産の保護の為に生きているんだと思います。
火事になっても慌てちゃいけないよ、ってねw
「刀」ではなくなったけれど、逆にその分身軽になった彼らは、次はどこにその姿をみせてくれるでしょうか。
あ、文化財法とかに縛られるのかな、もしかして(爆)

もちろん、次回があれば追跡します。
今度はもう少し落ち着いて見るんだ(爆)
ついでに展示も四方ガラス張りにして頂きたく・・・
だって児手柏は刃側が見れず、燭台切は峰が見れずで悔しい思いをしたので。
持てないんだから、
全方向から舐めるようにして見させてくれぇ!(魂の叫び)
ついでに武庫刀纂を資料として一般配布というか手元に複写を置かせてほしい(爆)
見てるだけで幸せな気分になれると思うのデス!(個人的妄想爆走中)


次の刀剣訪問予定は12月の京博か1月のへっしーかな。
それ以前にゆかりの地探訪予定あり(笑)

11/16 魂の叫び他追加しちゃいましたw

その足で、池袋に行ってジャンプワールドに突撃。
友人の土産に何かないかと物色した結果、これになりましたとさw

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