奇腐人の書斎

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京都国立博物館「刀剣を楽しむ」に行ってきた1(前編)

2016-02-05 | 刀剣訪問
2015年12月20日(日)に京都国立博物館の特別陳列「刀剣を楽しむ」に行ってきました。

特別陳列が15日(火)からだったので、かなり早い時期に行ってきたのですが、刀剣女子のパワーは物凄かった(爆)
最初の週末という事もあってか、前日の土曜日には180分待ちとの情報が。
おいおい、お嬢さん達(^_^;)
これはかなりの覚悟が必要だねと思いつつ、この時点で少々舐めていたのは事実。
まぁ絵画の有名展示でもそこそこ並ぶし、こんなものかなと。
良く考えてみれば、有名絵画の見学でも並ぶ時間が提示されているのは専ら入場券購入の列だったりするので、実際、絵画を見に並んでいる列の時間なんて表示しないよね、と気が付くのは後だったりするのである。

いつもなら京都訪問時は宿泊前提なのだが、昨今のアジア観光軍団と週末限定で超馬鹿高くなる観光ホテルのタッグにより、今回は日帰り訪問。
同行者はいつもの都在住の歌仙の宮様。
地元民故に都を観光したことがないこの方と共に京都市内を駆け巡る私。
曰く、「普段なら絶対に行かない所まで行けるので、結構楽しい♪」と満喫してくださっている様子。
現在も刀剣乱舞のゲームは一切していないのだが(PC未所持)キャラグッズが可愛いのと、私の言霊を十二分に浴びた結果、今では「一番とうらぶグッズを持っている宮様」に格が上がりました。
推しキャラは特にいなかったものの、ガチャやらラバストを引いている内に、何故か高確率で集まってきた爺(三日月)を侍らす様に。
「好きなのは太郎さん♪」と言いつつも、太郎さんグッズの引きはすこぶる悪い(爆)
頑張って引くのだが、出てくるのは太郎さん以外の方ばかりなので、ダブったりしたキャラは私の手元にやってくる。
おかげでラバストの倶利伽羅と燭台切は労せずに手に入っている。実にありがたい宮様である。
爺繋がりで、最近では白い爺を求めることにしたらしいが、これもイマイチ引きが悪いらしく、今回は私が白い爺を貢ぐことにした(後日記す)
そして昨今では、「他人には思えない」または「なんとなく理解できてしまう」という事で、歌仙を気にし始めているので、新しい名を「歌仙の宮」とした。
以上、説明終り(何)

閑話休題。
歌仙の宮に前日の待機時間をメールし、当日の状況如何によっては、行動スケジュールを変更する旨を伝達。
今回の予定では京都博物館、豊国神社、建勲神社の三つを訪問目的予定にしており、京都博物館と豊国神社は立地上セット、一つ離れている建勲神社と、どうやって回るのか悩んでいました。
むしろ一日で回るルートじゃないだろ、とも思っていたので、実質京博豊国ルートだなと思っていたのですが、実はそんなことはありませんでした。
実際はこの三つに加えて、大徳寺グループこと、大徳寺さん一帯の観光までしてきたんです(爆)
ほぼ半日の観光で、京都の北から南を縦断。
さて、何故そんなことができたかというと、歌仙の宮が遅刻してくれたからです(爆)
予想より遥かに遅れて待ち合わせの場所に到着した宮様。そしてこの時点で京博の待機列も200分待ちとかの状態。
だったら京博は後回しにして、他を巡ろう!!
そして歌仙の宮が「遅刻したお詫びだ。俺が足代を出そう!」ってことで、タクシーで建勲神社までひとっ走りw
河原町からスタートしたのですが、結構距離がありました。
そして今回のタクシーの運転手さんが、これまた観光案内のできる雅な方(ぇ)な上に、この後は時間があるとかで、私たちの観光タクシーに早変わりしてくださいました。
まぁその運転手さんの観光案内で、健勲さんの近くには大徳寺グループ(ぇ)があって、雅な細川さんの菩提寺とかあるんですわとの情報をゲット。
そして何故か雅な歌仙の宮が「建勲神社から近いのであれば、参拝した後、そちらにも伺おうか」
とのお言葉。
この一言で、たまたま建勲神社に行くために乗ったタクシーが、京都観光タクシーに様変わりしたのでありました(笑)
この後、最期の豊国神社までお付き合いしてくださることになります。

で。まずは建勲神社参拝。
これが、かなり度胆を抜かれる場所にありましてですね、入口もご立派な石の鳥居が有りましたが、何より肝を冷やしたのが階段の高さ
本殿に向かう参拝道の急階段は、依然遭遇した知恩院さんで心構えはできたと思っていたのですが、ここの階段はそれを上回っていました(爆)
オマケに二段構え・・・
私たちの耳には、BASARAの信長公の幻聴が聞こえました。
曰く「うぬら、これしきの道を上れずに天下を欲するか」とかなんとか。
そして私たちは基本精神が「売られた喧嘩はしっかり買う!」なので、参拝を諦めるどころか「待っておれ、信長。その首貰うわ!」と最早何をしに来たのか分からない気持ちを滾らせて、健勲神社参拝に挑戦したのでありました。

最早登山の域じゃないかと思える急な階段、ついでに一段一段が高い。
とりあえず正面階段を上がり切った先に見えたのは急こう配なスロープ。
次の挑戦はこれか!と思っていた私たちの目の前には、これまた急こう配というかほとんど真上に上るような階段とその上にある朱色の鳥居。
間違いなくこの上にもどなたかが祭られていることに違いないのですが、その階段には滑り止め防止というか落下防止(?)の鎖が手摺についていました(汗)
こっちの道じゃなくて良かったと本気で思いました。参拝に来て、なんで登山紛いのことをしなきゃいけないんだよ、と。
まぁ通常の参拝道も近いものはありましたけどね。
見て見ぬふりをしつつ、急こう配の道を進みながら、第二の休憩ポイントに到着(違)

ここでには境内の絵地図がありました。(写真は全て参拝後に撮りました。参拝前にそんな余裕なかったし…)




そして最後の階段を登り切った右手には社務所。
左側にこの石碑



正面には獅子と狛犬、鳥居。
え?
この鳥居前に獅子と狛犬せっと?
ってことは、

本殿はまだこの上か!(爆)

社務所がすぐそこにあるので、先にご朱印を頂戴しても良かったのですが、やはり参拝の手順をすっ飛ばしては神様に失礼。
とのことで、本殿アタック継続です。


最終アタックは短い階段だったので、それほど気合いは必要ありませんでしたが(^^;)

本殿はこちら。




色々と神社を巡ってきましたが、大幣(大麻・祓串)を振ってお参りする神社は初めてでした(@_@)

なんやかんやで無事に参拝を終え、社務所にてご朱印を頂きました。
勿論と言うかなんというか、ここまで来たらやるでしょう。
(第二弾)刀剣乱舞ご朱印巡りw

通常のご朱印ととうらぶ仕様のご朱印を頂き、無事に目的は達成。
実はここのご朱印張が凄く欲しかったのですが(いかにも信長!ってなイメージ)自分が持っているご朱印はまだ余裕があるので、これが埋まれば改めて頂きに来ようと思います。
個人的には黒のご朱印張にピンクの刀身模様を付けて頂ければ、もっと好みになります♪
デザイン的にはピンクが好きですが、自分はピンクは持てません(爆)

審神者様も何名かいらっしゃっていました。
皆様、ご朱印巡り頑張ってくださいと心中でお祈りし、下山です。

境内の絵図があるところの脇にお稲荷さんが有ったので参拝。
ご祭神は伏見稲荷の元神様。
今回は伏見は回らないので、船岡のお狐様を拝んできました。
そして好奇心旺盛な私達。
元来た道を下れば良いのに、ここから直線コースで戻る道を選んでしまいました。
そう、この参道が、最初に私たちが見た登山鎖のある階段だったのですよ(爆)
後悔三分の一、好奇心三分の一、後は意地と面白みを求めて下りましたとさ。

ここで建勲神社参拝は終了。
ここからはタクシーで細川家ゆかりの大徳寺グループ(マテ)巡りの開始です。

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