【WRC2006】スウェディッシュ・ ラリーまもなく開催

先月、開幕したばかりのWRC2006年シーズンですが、2週間のインターバルを置いてスノーラリーであるスウェディッシュが今週末スタートです。

WRCの中でも唯一のスノーラリーであるスウェデッシュはここ最近雪不足に悩まされていましたが、今年は大丈夫そうですね。個人的には一面の雪景色の中、雪煙をあげながら豪快にドリフトしていくマシンが大好きなのです。

昨年は、雪不足で雪とグラベルのミックス路面となっていて、路肩の雪壁も低いというちょっと特殊なコンディションでした。雪とグラベルのミックスとなったことで、スタッドが抜け落ちる可能性が高くなり、雪壁が低いことで、コースオフ時のダメージが大きくなるためシビアなドライビングを要求されるのです。

そんなか、タイヤもドライビングもぴったりはまったのが、ペターのインプレッサWRC2004。2004年まではピレリタイヤはスタッドが大量に抜け落ちるという問題があったのですが、接着剤の改良で2005年はほとんど抜け落ちなかったようです。
ライバルである、ローブ、グロンホルムも脱落したため、ペターが優勝！ノルウェー出身の彼としては、隣の国が地元ということで、相当嬉しかったようです。

そして、今年の優勝候補筆頭は、もちろんマーカスでしょう。ローブも侮れないとは思いますが、北欧出身のマーカスの方が有利だと思います。ペターもタイヤとインプレッサのセッティングがばっちり決まれば、優勝争いにかかわれると思います。できることならば、誰かが独走！というような展開ではなく、最後まで30秒差以内でのバトルになってくれることを期待しますね。

また、彼らのほかにも、いろいろと楽しみなドライバーがいっぱい出場しています
ので、今年のスウェディッシュも目が離せません。