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今年はPCWRCが熱いぞ!

2005-01-21 17:12:18 | WRC関連
WRCの下のカテゴリーであるPCWRC、日本人の新井敏弘さんが参戦している。

PCWRCとはプロダクションカー世界ラリー選手権というWRCの下に設定されるカテゴリーです。

トップのカテゴリーであるWRCは、市販車をベースにはしていますが、かなりの改造範囲が許されているWRカーというので戦っています。なので、見た目は市販車に似てますが中身は全然違うものになってます。

で、PCWRCはというと、改造範囲がかなり制限されていて、中身も殆ど市販車と近いものになっています。
ということで、市販車の性能を丸裸にするカテゴリーなんです。

このカテゴリーは実質、スバルのインプレッサWRXと三菱のランサーエボリューションのラリーと言ってもいいぐらいです。

そう、この両車が世界の頂点にいる市販車ということですね。

で、タイトルにあるようになぜPCWRCが今年熱いかというと…。

SUBARUインプレッサWRX STi spec C
「2005年FIAグループNホモロゲーション」発効


というニュースが発表されたからなんですね。

グループNホモロゲーション発行というのはグループNという規格に適合した車ですよという証明のようなもの。PCWRCに参戦するにはグループNの規格に適合している必要があるんです。

SUBARUインプレッサWRX STi spec Cという車はノーマルのベースのSTiバージョンに対して大幅な軽量化と高剛性化、そして、ホイールPCDの大型化を図ったもの。そう、これらは当然ラリーにおいて重要なポイントなのである。

ところがですね、ホモロゲーションを受ける為には1000台以上の生産が必要なんです。
Stiバージョンは趣味で買う人は大勢いますが、殆ど競技用に匹敵するこのspec Cを買う人は少ない…。
1000台というのはこの手の車にしては、かなりの台数なんです。企業としては売れる見込みが無ければ作れない。

そう、いくら勝てる車を作っても、売れなければラリーに使えないのです。

が、しかし、スバルはPCWRCに勝つ為に、1000台を作ってしまった!(作るだけでよい)

スバルの営業さんかなりがんばりました。各方面にかなりの売込みをしたようです。

で、このspec Cはかなり強そうだ。
去年、specCのベース車であるStiバージョンでもPCWRCを1-2で制しているスバル。
しかし、ラリーの内容的には三菱のランサーエボリューションに負けているレースが多かったのも事実。

このspec Cの投入によってラリーの内容的にも勝てるレースが増えると期待したい。

そして、新井敏弘さんに是非PCWRCを優勝してもらって、再びWRCで走って欲しいと願うのである。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ぬぅ~ (さくら)
2005-01-21 17:50:34
何だか アツイってことはかなり伝わって来ましたよ。



最近 お車関係のチェックが疎かなので ちょっと本腰入れて

又 お勉強しなきゃならないですね~。



また色々教えて下さいませね。
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取得したんですね!! (tawa)
2005-01-21 19:09:41
ホロモゲ関連ネタは「先に書いてしまった」

というよりblue rexさんに書いてほしいという

密かなネタ振りも含ませてみました。

なので記事になって喜んでおります。

ありがとうございます。



TAWAなりにも頑張って記事かいて

TBさせてもらいたいと思ってます。
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ぬぇ~ (blue_rex)
2005-01-24 10:35:07
はい、手取り足取り教えさせていただきます(爆)
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取得したんですよ!! (blue_rex)
2005-01-24 10:37:44
あらぁ、ネタ降りにまんまと乗せられてしまいました(笑)



去年も新井さんがんばれ!!って応援してたんですけどね。なかなか勝たせてもらえなくて結構辛かった。



でも、波乱の最終戦オーストラリアラリーで優勝で2位になりましたから、ほっと肩をなでおろしたんですよ。



今年は、ニューマシンでバンバン優勝してもらいたい物です。
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