feel the blues

日々感じるBlues・・・
人生の喜怒哀楽をさらりさらりと。。。

JAPAN BLUES & SOUL CARNIVAL '07

2007-07-22 23:57:16 | 音楽

Jbsc_1

JAPAN BLUES & SOUL CARNIVAL '07 @日比谷野外音楽堂 7月22日(日)

今年も蒸し暑い日比谷に行ってきました!去年から幅を持たせる為?はたまた BLUESだけでは持たない為?か、SOULも加わったわけですが今年はBLUESだけや!

これでいいんだよ!(笑)

出演者は、ココ・テイラー、ローリー・ベル、吾妻光良&スウィンギン・バッパーズ、長見順でした。

司会進行はお馴染みの、後藤ゆうぞう氏とカメリア・真紀さんのお二人で、主催者からのお知らせブルースを聞かせてくれたり、いつものクイズとか、楽しいMCで笑わせてくれました。

今年はなんと晴れましたよ!いや~暑いのなんの、ビールが旨い!、俺たちはジャックダニエルを片手に名物の大盛り焼きそばでスタンバイしとった。

1番手は、マダムギター長見順。まだまだ明るい時間でね、オヤジ達のノリもスロースタートだからなかなか一気に盛り上がらない感じなんだけど、I LOVE ROCK'N ROLLと舟唄をミックスした曲でオープニング、長見さん自分で「パンチの効いたブルース!」を連発してました(笑) いいですねー、マダムギター!パキパキしたギター!とコミカルな歌詞が笑えます。パンチの効いたブルースって、どっからとったんだろうか?ねっとり、うっとり、おっとり、激しく!ドロッと、これが長見ブルースですね!あとバンドのドラムのねーちゃんもなんか凄かった、爆発アフロヘアとデカイ体でパワフルなドラム(笑)。 俺的には長見順さん良かったです♪

2番手は、吾妻光良&スウィンギン・バッパーズ。ビッグバンドスタイルは迫力があるし豪華ですね~!ジャズぃ~な感じで、最初からもうノリノリですね。まずはバンドで自己紹介みたいなかんじで各ソロを回しながら1曲終了して、いよいよ吾妻さん登場!B.B.KINGみたいなノリだな。うん。こりゃいいです!

あの風体でシャガレタたデカイ声ならビッグバンドに負けない!ギターは、バキバキのアタックの強い激しいスタイルですね!79年結成というから、さすが息のぴったりあった最高の演奏でした。オリジナルは聴いてて笑っちゃいますということで、俺自身かなりオヤジになってしまったということですね(笑) とにかく、楽しいしすごい盛り上がってまして、吾妻さん目当ての方も多かったと思います。

4番手は、LURRIE BELL。マディとも活動をしていたシカゴ・ブルース・ハーピストのキャリー・ベルの息子で、現在のシカゴで勢いのあるギタリスト。

ローリーは、歌もなかなか渋いし、ギターはかなり上手い!まさにシカゴ・ブルースでしたよ。でも、なんかちょっと物足りないような気がしたのは、たぶんエンターテイナー的な部分が不足してるとこかな。とにかく演奏は凄い上手くて、真面目に黙々と長~くギター弾いてくれたけど、ちょっと盛り上がりに欠けたかもね。サイドギターには、エディ・テイラーの息子のエディ・テイラーJr.が控えめに端正なギターを弾いてくれました!人の良さそうなエディは僕は好きですね。エディ・テイラーはかつてジミー・リードを支えたギタリストですね。

さてトリは、クイーン・オブ・シカゴ・ブルース KOKO TAYLORの登場!そして、ギターには凱旋の菊田俊介がいます。このブルースマシーンバンドは、やはり格が違うのかのっけから盛り上げ方がうまい!まだかまだかのひっぱるひっぱるで、我慢の限界まで女王ココの登場をひっぱる!

ブルースの女王は78歳ですよ。でも、流石の貫禄で、堂々とした歌いっぷり、重厚で迫力のシャウト!時々喉がかすれる事もあったけど、手抜きはしない!喉がつぶれんばかりの叫びですよ。サテン・オレンジの衣装も似合ってて、78歳なのにチャーミングな感じ!日本人にはこんな凄い78歳のお婆ちゃんいないかもな。ステージ後方には椅子が用意してあって、途中座ることもあったけど、歌の時は絶対に立ち上がりステージを左右動いてました。SHOWの盛り上げも慣れてるから、こっちはもう狂わんバカリの盛り上がりで、酔っ払って狂ったように踊ってる兄ちゃんやおばちゃんもそばにいて、これぞブルースカーニバルって感じでした!

 KOKOが『オ~! イェーー!!!』と言うたびに、オーディエンスは『イェーーー!!!』とコール&レスポンス!!!  もうこれが、暗くなった日比谷の空に響き渡るわけで、ブルースな夜はますます盛り上がってました。 やっぱり一番盛り上がったのは、マディの『Manish Boy』もといボ・ディドリーの『I'm A Man』の替え歌版『I'm A Woman』かな?いや、『Wang Dang Doodle』かな?どれも凄かった!菊田俊介さんは、すごい信頼を得ているんですね、バンドの中心となって良い演奏を聞かせてもらいました。日本人でありながら本場シカゴ・ブルースの現役バンドで活躍されてるのは、とっても嬉しいです。

最後は出演者全員でのセッション。後藤ゆうぞうさんはハープ、カメリア・真紀さんも勿論ギターで加わり、ココが中心になって、ソロの廻しあい。豪華だ!そこでも、ローリーはかなりの長尺でギターソロを披露してました(笑) お、そこはマキちゃんの番だよってところもありましたね~

楽しかった♪それで十分の感想です!

来年も開催して欲しいですね。しかも、ブルース一色がいい!楽しみにしてまっせ♪

ちなみに、今年は帰りにDVD『GOTO YUZO BLUES SHOW 3』を買ってしまった。なぜって、そこにゆうぞうさんと真紀さんがいて、サインをしてくれたからです(^^;

思ってたよりもいい作品ですよ。はい、暑い夏の夜にマッタリ観るのがいいですね。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
野音のライヴ、晴れて良かったですね。ビールを一... (Okada)
2007-07-31 22:50:34
野音のライヴ、晴れて良かったですね。ビールを一杯やりながら、野外でブルース・ライヴ、羨しいかぎりです。ブルースマンがいなくなる前にぼくも野音デビューしようかと、密かに思ったりもしています。
Kokoは元気な姿を見せてくれて本当に良かったですね。
返信する
>okadaさん (おかぴー)
2007-08-02 00:19:36
>okadaさん
野外でのブルースもなかなかいいですよ。
このイベントもいつまで続くか分からないのですが、ぜひぜひ来年は野音デビューしてください!
返信する

コメントを投稿