シンガーソングライター/キーボーディストのBilly Prestonが、6月6日アリゾナの病院で、腎不全の為、息を引き取ったそうです。享年59歳。早すぎる死です。残念で悔やまれます。
昨年の11月から昏睡状態で闘病していたそうです。
心からご冥福をお祈りいたします。
1946年9月9日テキサス州ヒューストン生まれ。
リトル・リチャードのツアーサポートから始まり、60年代初期~中期は、'Genius' Ray Charlesのツアーサポートキーボディストとして、ツアー同行していたところ、ビートルズの面々がそのコンサートに来た時知り合ったのがキッカケで、後のビートルズの『GET BACKセッション』でのメンバー不和の中ジョージ・ハリソンによって招待されたのが彼の運命を大きく変えたキッカケでしょう。
名曲『LET IT BE』でのオルガン、『GET BACK』でのピアノ・ソロ、『Don't Let Me Down』でのピアノなど名演は永遠に音楽の歴史に刻まれました。その後ビートルズの面々とは長い付き合いになるのです。
Fifth Beatles=5人目のビートルズ(with Billy Preston)
それが彼のもう一つの呼び名となってるんです。ビートルズの曲やアルバムにメンバー外で唯一クレジットされているミュージシャンが、ビリーなんですよね。エリック・クラプトン、ストーンズのブライアン・ジョーンズ、ニッキー・ホプキンス・・・は匿名参加でした。
(ただし、5人目のビートルズには他にもそう呼ばれている人がいて、まずはプロデューサーのジョージ・マーティン、オリジナルメンバーの一人スチュアート・サトクリフ、英国サッカーの英雄ジョージ・ベスト←この方は昔容姿が似ていたかららしい、他にもいますが大体こんなところ)
そのほかのミュージシャンとも交友が広く、70年代にはThe ROLLING STONESのアルバム参加や、ツアーにも参加してました。
最近ではもうお馴染みですが、エリック・クラプトンのアルバムやツアーにも参加してたり、アレサ・フランクリン、ドリス・トロイ、スライ&ファミリーストーン、クインシー・ジョーンズ・・・数えたらきりがないくらい、交友関係は広いです。彼の人柄がなすところでもありますね。いつも、陽気で穏やかな人でしたね。
ソロでもヒット曲があります。『Nothing from Nothing』『Will it Go Round in Circles』や、ジョー・コッカーなどのカバーで有名な『You Are So Beautiful』も忘れられないです。
ゴスペルから影響を受けたスタイルが基本だと思うんですが、彼のオルガン、キーボードは良いですよね。とても、ソウルフルで温かい声を持っていて、彼自身のオリジナル曲も美しいものから、ファンキーなものまで幅広いです。
天国でジョージやジョン、たくさんの友達との再会を果たし楽しい音楽を奏でてほしいですね。
謹んでご冥福をお祈りします。
こうしてビリー関連のジャケが並ぶと感慨もひとしおですね。あっ、『Reptile』にも参加してたんでしたっけ。今夜はこいつを聴きながら眠ります。
ただしきょう、テキサスで人がサポート♪
ただしきのう、ヒューストンにビートルズはテキサスでボディとかお祈りするはずだったの。
ビートルズ5人目っていうのが、尚悲しいです・・・。
ことらこそTBありがとうございます。ほんと残念ですね。
>さくらさん
ビリー・プレストンご存知ですか?早すぎる死で残念です。
>k.m.joeさん
初めまして。コメント&TBありがとうございます。ビリーの笑顔は最高でしたね。彼はビートルズと共にあると思います、彼らに特別扱いされていたし、尊敬されていました。彼がいなかったらGET BACKはなかったです。幸せなことだったと思いますよ。また、よろしければ訪問してください。よろしくお願いします。