JAPAN BLUES & SOUL CARNIVAL 2006 ザ・感想

今年もやってきた、あのイベントBLUES CARNIVAL だけど、昨年でちょうど２０周年を迎え今年は２１周年目に突入ということで、カテゴリーをSOULの枠まで広げる形になった。

その名も、JAPAN BLUES & SOUL CARNIVAL 2006 @日比谷野外音楽堂　7.23sun

出演アーティスト

• OTIS CLAY
• EDDY CLEARWATER
• VAN HUNT
• 近藤房之助　and His B&O

今年は例年よりも１・２ヶ月遅れの開催となり、雨も降ってないぞ。何で遅れていたのか、出演者が決まらなかったのが最大の要因か？とにかく、音楽的枠組みが広がってもこうして開催してもらってよかった。

日比谷の野音は、僕にはなくてはならない存在、古さとキャパがよく馴染む。僕はこの空に突き抜ける感じが開放感あって大好きだ。

さて、ライブのほうは、司会進行はお馴染みのごとうゆぞうさんとカメリアマキさんで関西弁で。

近藤房之助　and His B&O

１番手は我らが日本代表　近藤房之助　and His B&Oの登場だ。実は初めてお目にかかりましたが、意外と小柄な方なんだね、でもパワフル、ソウルフルなボーカルとサスティンの利いたエモーショナルなギターは良かったな～。ちょっと追いかけてみたくなった。アルバムも１枚購入したし、少しずつ集めてみようと思う。バックの演奏も上手かったし、日本にもやっぱりいいBLUES MANはいるんだよね。

VAN HUNT

お次は彼です。VANさんです。話題の!?R&Bシンガーで、演奏は一人で何でもこなしてしまう天才肌の人らしい。お洒落だしBLUESではないな。一応ギター弾きながら歌ってる。バンドはリードギター、ベース、ドラム、ハモンドオルガン、キーボード、パーカッション、ホーンからなってまして、豪華。何故かベースは小柄な白人金髪のかわいいお姉ちゃん、キーボードは長身白人美人お姉ちゃん、パーカッションはコンガス一個で白人兄ちゃん、このパーカッションはいらないかも・・・

ファルセット昌法でメロウな曲が多くてこのイベントには微妙かな。そっちの世界では最高なんだろうけどね、見てて可哀想だった(客のノリが悪いから)。でもとっても上手いんで、僕はしっかりと聴いてましたよ。

EDDY  CLEARWATER

ウェスト・サイド派シカゴ・ブルースマンで彼は１９３５年生まれだから71歳だな。

左利きギタリスト/シンガーで、有名どころではOTIS・RUSHと同じで右利き用ギターをひっくり返してそのまま左で弾くスタイル。だからチョーキングはダウンチョーキングが多かったり、ダウンストロークも細い弦の高音から鳴るから独特の音色を出してくれる。

事前知識で知っていたのが、インディアンの格好して登場するということだけ。ほんとにそんなことするのかと思っていたのだけど、登場の時に・・・・・

ドン　トットットッ　ドン　トットットッ　ドン　トットットッ

いやいやぁ、しっかり被り物して登場！派手だね～。そして、挨拶して帽子にかえて始まるわけ。

彼はチャック・ベリースタイルで有名らしい。知らずに行ったら、まさにそんなチャックスタイルでロックンロールしてたよ。ダック・ウォークも見せてくれたけど流石にチャックのようには膝が曲がってなかったぞ！でも、なんか盛り上げてくれた。楽しい♪

嬉しかったのが、マディのI JUST WANT TO MAKE LOVE TO YOUをやってくれたこと。

泥水を清水に。なんのこっちゃないです、最高の演奏!!!これぞ、BLUES!!!今日はこのために来たんだよぉ！

OTIS CLAY

サザン・ソウルの大御所登場!実はこの偉人も知らなかった。自分の中では、オーティス

ときたら、ラッシュ、レディング。クレイとくれば、ロバートなんで、お恥ずかしい失礼極まりないです。特に日本での彼の人気と伝説のライブとライブアルバム２枚は凄いらしいです。ちなみに、今回CD１枚購入しまして、ただ今聞いてるとこです。

しかし、パワフルな歌だな。好きなフィーリングもチラホラありだったけど・・・・・・

でもでもですよ、やっぱりBLUESではない。やっぱりこの場には微妙・・・・・

そいでも、失礼あっちゃいけない、しっかり聴いて最後はノリノリにさせてもらいました。

最後の全員でのセッションも楽しかったな。マキちゃんのギターもけっこうイケルヨね！なぜあの美貌をもってしてBLUESなのか・・・なぞ多き女性ですが、来年は司会補助ではなく、ステージ持たせてあげたらどうかな？しっかりBLUESしてたよ！ごとうさんも然り!!!

呼ぶアーティスト高齢や亡くなられて減ってる中、運営も大変なんだろうけどね、もし来年もあるなら昔ながらのBLUES CARNIVALに戻して欲しいなぁ。。。。

とにかく、それでも音楽はどんな音楽でも楽しい。しっかり２日間楽しんじゃいましたよ♪

たくさんのアーティスト、ミュージシャンに感謝！ありがとう!!!