BLUESKY

アラフォーCAのひとりごと。
現在マタニティライフを楽しんでおります♡
旦那さん、ポコちゃんと私の日常。

OJT。

2008年01月09日 | お仕事
OJTって簡単にいうと、まだ一人前ではないいわばCAのたまごへの教育の一環です。

入社後、座学や緊急時の訓練を経て、試験に合格して初めて飛行機に乗ることができます。

今日一緒に飛んだ彼女は、航空業界未経験で入社して、OJTも今日が初めて。
産まれて初めての乗務で、はじめからかなり緊張の面持ちでした。

フライトでは、もちろん訓練生は一人前ではないので、いつもの編成以外に教育係の教官がぴったりくっついて見ています。


そんな中、彼女のお客様への接し方を見ていると、ホントにうれしそうに話すんです。
通路を歩くときもすっごく楽しそう。
もちろん、内心はテンパってるところもあると思うけど、初めて飛行機に乗って夢が叶った喜びの顔でした。


あ~、私この気持ち忘れてる…って思いました。
CAに憧れて、CAになりたくて、スクールに行ったり、航空会社受けまくっていたころの情熱、忘れてるって。
もっと、一つ一つのフライトを大事にして、機内で出会うお客様一人一人を大事にしなきゃな~って反省しました。
たまにあたるOJTは、いつも初心に立ち返るいいきっかけになります。
とっても刺激になるんです。



フライトを終えてのデブリーフィング(反省会のようなもの)では、次回のフライトに生かせることや、改善提案などを毎回話し合うのですが、彼女はそこで感極まって泣き出してしまいました。
そこにはいろんな感情があると思います。
私も初めてのときは泣いてしまったんだけど、私は自分の情けなさだとか悔しさだけでした。
でも今となっては、教官だって誰だってそういう時期を乗り越えて今があるって思えるからみんな乗り越える壁。
がんばってほしいです。



私も、新人さんには学ばせられることがたくさんあります。
新人さんは、CAの考えにどっぷりつかってないので、一番考えがお客様的。
お客様の意見としての考えをたくさんもっています。
だからとても参考になるんです。
今日もいっぱい学ばせていただきました!

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