合言葉はヨロレイヒ～をキーワードに、今月から毎週火曜日のMusic Combo」は、自称ワールドミュージック・シンガーの怪しいソギーマンがナヴィゲイトしている「Blue Yodel Hour」ですよ。今日、第３回目の放送も無事に終えました。
それでは、今日かけた曲のおさらいと、放送では説明し切れなかった補足など…。
ブルーヨーデル・コーナー
1. Muleskinner Blues(Blue Yodel #8)/DOLLY PARTON
おなじみのカントリーの大歌手・ドリー・パートンももちろん、ヨロレイヒ～、やってます。
2. Blue Yodel #3/JIMMIE RODGERS
ブルーヨーデルの元祖・ジミー・ロジャースのオリジナル。
3. Orange Blossom Special/SEA TRAIN
ブルーヨーデル応用編は、カントリー・フィドル曲の定番を１コーラスだけブルーヨーデルの歌入りで、汽車の汽笛とか表現しているこの曲。プロデューサーはなんとビートルズ解散直後のジョージ・マーチン。
ワールドミュージック珍品音源コーナー
1. Toska/DAVID GRISMAN & ANDY STATMAN
イスラエル音楽といいながら、この曲のルーツは古いロシアの軍隊の行進曲だとか。昭和20年代、30年代の日本の歌謡曲－－とジョークを前置きして年配の方に聞かせたら信じ込むかも？ というほど雰囲気がソックリ。実際は1994年にサンフランシスコで録音されたもの。
2. Blue Moon Of Kentucky/PAUL McCARTNEY
1991年、ＭＴＶのアンプラグド・ライブから。オリジナルのビル・モンロー、この曲を1954にカバーしてロカビリーからロックへのターニングポイントとなったエルビス・プレスリー両者に深くリスペクトが込められている演奏。ポールの長～い人気の秘訣がわかります。
3. Yellow Submarine/CHARLES RIVER VALLEY BOYS
ビートルズ・オリジナル発表と同じ1966年に、チープなＳＥでレコーディングされたブルーグラス・バージョンです。
4. Short Tales Of The Black Forest/AL DEMEOLA, JOHN McLAUGHLIN, PACO DELUCIA
ユニット結成の1980年頃は、スーパー・ギター・トリオと呼ばれた３人。曲の転調の‘つなぎ’に映画ピンクパンサーのテーマ曲を入れているところが非凡なアレンジですねぇ。
ノンジャンル・コーナー（桜満開特集）
1. 白瀬走川/知名定男
名曲「バイバイ沖縄」を含む1978年のヒットアルバムから。とまりんから出航する久米商船の「フェリーくめしま」が到着する久米島の港＝兼城（かねぐすく）港の脇に河口がある白瀬川。古典の「白瀬走川節」も同じく、川面に流れる桜花を掬って貫花（レイ）にするとあります。久米島の有識者によると桜の花を貫花にするのは容易ではない、サクラツツジの花のことだはず…とか。
2. 桜の雨、いつか／松たか子
てんぶす館サテライトスタジオからの生放送、雨模様だったので急遽選曲しました。他意はありません。これしきの雨では沖縄の桜は散りませんよ。あと２週間は満開の花が楽しめます。
それでは、♪ヨロレイヒ～、とまた来週！
