♪ヨロレイヒ~ これで口を潤しなさい--と差し出された気がした。 村はずれのシークワーサーの実にはそんな魅力がある。 魅力に逆らうことなく、一つもいで食べれば口いっぱいに酸味が広がり爽快になる。 道行く人にはそうやってふるまってきた威厳のようなものが、この古木にはあったよ。 ♪ヨロレイヒ~