♪ヨロレイヒ~
たしか、テレビの情報番組で今がサツマイモの旬だと知って、1本150円のベニアズマという品種を買って芋ごはんにしてみた。
17世紀初頭に野国總管が中国から琉球に苗を持ち帰り救荒作物となり、儀間真常が琉球全体に栽培法を広めたが、直後に侵入した薩摩によって持ち帰られ九州南部が生産の中心地となって、今や名称がサツマイモなので沖縄県民としては口にしずらい野菜の代表だよね。
ワタクシ個人は「甘藷」や「ンム(芋)」と呼んでいるが、そもそもその鹿児島一帯の九州南部では今では「カライモ(唐芋)」と呼ばれいているし、九州北部では何故か「リュウキュウイモ」の名称が定着している。
原産地は中南米でピンポイントはハッキリしないけど、当時メキシコとフィリピンを植民地としていたスペインの太平洋横断交易船によって、中国→琉球→薩摩と広まったのは明白であり、そろそろ歴史の呪縛から解放して相応しい名前を付けてくれる人が現れないかなぁと願っているよ。
♪ヨロレイヒ~