3月からブログを書いていませんでした。
文豪、たとえば永井荷風。
荷風先生の 「断腸亭日乗」には、戦時中のこと、空襲の翌日、終戦などの今日を記されています。 歴史の記録。 まるで映画を観るように、その情景がみえてきます。 当時の人々の心象、表情、風景、時代… 目の前のことのように心に映る。
どんな時でも、筆をもつ人たちは書く、それが生きることなのですね。
私もなにか自分のために、小さなことでも、1行でもなにか書けていたら良かったかなとも思いました。
書いておれば、あとで心の移り変わりを、眺めることくらいは出来たでありましょう。
でも、そのつもり(書くきもち)になれかったので、それが事実として残ります。
Facebookには、パンが美味しく焼けたとか、花が綺麗とか… そんなことをだいたい毎日載せていました。 ポチッとなんてことのない日々の糧を話すことが、小さな楽しみでした。
PCのお仕事、お稽古。 楽器練習、部屋の片づけ、心の整理。 猫と昼寝。
そしてよく_______ 毎日毎日、空をみていました。
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