心頭に発するもの。

ものには言い方というものがあります。

その場の雰囲気、相手の立場、相手との関係、

相手の理解力や性格、相手の逃げ道・・・。

そういうことを考えもなしに

気持ちの赴くまま、あるいは

スタンドプレー的に言い放つと

取り返しのつかないことになったりします。

かく言う私だって何度言い方で失敗してきたか。

そしてこれからも何度失敗することだろうか。

時として言葉も暴力になり得る。

そのことだけは忘れないようにしなくては。

そんな時の対処法としてよく言われるのが

カチンときたら心の中で

ゆっくり10を数えるという方法。

たいていの場合この間に頭に上った血は

落ち着きを取り戻すのだそうです。

本当かなぁ。

そう思って実験したことがあります。

たしかに一呼吸おくことで

私ばかりではなく相手（この時は仕事の後輩）まで

冷静さを取り戻したようでした。効果ありですね。

ただ私が沈黙している間が不気味だったと

後で和解した後輩から指摘されました（笑）。

ここで疑問に思うことが出てきます。

10数えても頭から血が下りてくれない時は

どうすれば良いのだろう。

そういう場合はもう一度10数えるのだそうです。

これだと不気味さも倍増しませんかね。

冗談はともかく電光石火のような

売り言葉に買い言葉はどちらもマズい。

まずは時間を使って冷静な自分を取り戻せ！

ということなのでしょう。

一度口から出た言葉は消せませんからね。

反論、忠告、批判、説教、注意、意見・・・

これらの言葉には導火線が付いていそう。

ジブンよ、気をつけて進むんだ！

※今朝の一枚。

フタを取ったら"江ノ島"ができていました（笑）。