
介護認定を受けている義母が
腎臓の機能低下で入院しました。
それぞれ症状は異なりなすが
今年3度目になります。
義母は義父に先立たれ一人暮らし。
家が車で30分ほどの距離なので
毎日顔を出し取り留めのない会話を
しながら様子をみます。
だけど同居しているわけではないので
急激な体調変化や思わぬケガで
倒れられたらと思うといささか心配です。
そういう意味では不謹慎かもしれないけど
入院は安心なのかも知れません。
でもそれは介護する側の勝手な思いで
入院する側の思いとは同じじゃない。
歳を重ねた人にとって日常生活が
がらりと変わることはそれだけで
大きな負担となりストレスになる。
コロナの影響で面会もままならない。
足腰は一気に弱まって体力や認知機能の
低下もじゅうぶんに考えられる。
私、思うんですけど"リハビリ"って言葉、
アスリートがケガから復帰するような
イメージがあって大好きなんですよ。
元通りの生活を取り戻すための準備運動。
生きていくための強化トレーニング。
この言葉は入院する患者にとっては
希望なんじゃないかって気がするんです。
魔法の言葉"リハビリテーション"。
辛いけどその先には何不自由なく
暮らしていたあの時の自分が
待っていてくれる、そんな希望が心細い気持ちを
奮い立たせてくれるのではないかと。
義母を病院に送り届けた後、
クルマの中でそんなことを考えていました。
※今夜は1/3くらいまで細くなった月が
寒くなった空に美しく輝いています。
写真は義母の家の庭に咲いている千日紅。
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